ペット達との暮らしを豊かに演出するための、強化ダンボール材による家具の提案です。

糊やビス、道具を使わずに簡単組立ができます。軽くて環境に優しい丈夫な紙による家具は全部丸ごと資源物。

何処でも移動可能で廃棄処分も簡単。資源物素材の家具、猫マキスツールと猫マキベンチは、人が座り上に立上ることも出来るとても丈夫な家具なのです。

もちろん猫は居なくても普通にインテリア家具として御使用頂けます！

ダンボールが大好きな猫。

作成した試作品を許可を得て、多くの猫たちが待っているネコカフェの中へと置いてみました。すると好奇心旺盛な猫達は我先にと強化ダンボール製のスツールやベンチ集まり、何やらチェックを始めた様子。

穴が少々小さ過ぎたかも知れないと思っていたら、アッ！入ってしまった。

あらアッチでも入っているという状況でした。このゆったり二人掛けベンチ、立てるとネコタワーに早変わりなのです。

猫マキベンチを立てると、柱脚部分の丸い穴が連続し、内部からそして外部から上へ下へと移動できる猫タワーに変身します。側面の大小の穴は好奇心旺盛な猫達の覗き穴へとなります。猫タワーでは期待に反して、小さい穴から外を覗くという行為が猫も好きな様子。目を移すとスツールには既に住人が入居していました。

ご近所のハナは猫マキスツールが大好き。ダンボールの断面に爪を切っ掛け腹筋をの運動をしてる(^-^;

とても楽しいDanbaul×Style猫家具です。猫が好む物だと人にも好まれるはず。という事で猫シリーズでクラウドファンディングに挑戦です。

Danbaul×Styleの強化段ボールによる家具は、地球上に起こり得る災害や不幸な紛争等の事情により犠牲となられた人達へ緊急時の生活支援用仮設家具として考えました。

生活支援に必要な「場」の供給を意図しています。被害に遭遇された人々が集まり励まし合う「コミュニティの場」そこに必要な椅子やベンチ、テーブル類冷たい床に曝されず身体を横にできる「安眠の場」その確保のためのベッド等。

組立の簡易さを極めるため、完成図をみるだけで誰でもが簡単に「場」の構築ができるよう極限迄シンプルな構造を追究したものです。

開発の原点はロゴマークの中に見える「人」の文字。その「人」から形成される「紙」による２つのトライアングルで形成されます。

「人」から生まれた「紙」による「場」を形成するこれらの家具は日本文化の中に昔から有る「紙」に囲まれた、人に優しい生活環境に基づきます。

「紙」による人に優しい生活環境は、人類を支える大きな要因なのかも知れません。

場所を取らず、安価で軽く丈夫で何処でも簡単に「場の形成」が可能なこれらの紙製品。

ここには「サスティナブルな社会と豊かな地球環境」が未来へ繋がるようにとの願いが込められています。

Danbaul×Styleを紹介する紙縁のホームページ⇒http://www.shien-cf.com

災害時などの緊急の際、ペットたちは取残され食事も与えられないで放置される痛ましい光景がメディアから流れてきます。

猫たちは段ボールが大好で、この子たちは大切な私達の家族。いえ家族以上の掛替えのない存在なのかも知れません。

Danbaul×Style家具の猫シリーズは、ペット達と私達が一緒に暮らす豊かな空間を演出し、より生活を楽しくさせるための道具です。

猫達と彼らの大好きな段ボールと、その段ボールの上に座り生活する私達の暮らしのワンシーン。それは緊急避難時の生活空間イメージ（ペットは大切な家族であると言う認識）にも大きな変化をもたらしてくれると信じます。

私達が目指しているのは、物に対する価値の見直しです。

良い家具って何でしょう。子牛の皮を貼った重くて動かせないソファが在ったとします。それらの家具達は私達の暮らしを豊かにしてくれるでしょうか？

今迄財産と思っていた、高級家具。それらが在るために引越しも出来ない、処分するのに大きなコストが掛ってしまう。実は財産だと思っていた家具たちは不要になった瞬間、大型廃棄物としての厄介なお荷物になってしまいます。

私達の周囲に沢山ある段ボール、これらはリサイクル可能な大切な資源物。この資源物を使ってデザインの力（面を湿気の多い床に着けない高床式構造）で、清潔感を有し品格あるダンボールでの暮らし方が可能なのです。

このような新しい価値感が世の中に定着して欲しいと願い、まずはダンボールが大好きな猫と暮らすシリーズから多くの方々にお試し願きたく、このプロジェクトをスタートする事になりました。

Q:強化ダンボールってどれくらい強いのでしょうか。

A:下の写真は強化ダンボール製造メーカーのトライウォール社様よりご提供いただいたものです。内部に支えが入っているものでは無く、強化ダンボールを四角に巻いているだけだそうです。重量物のコンテナーで使われているものですので人が乗るぐらいは問題はありません。

Q:ダンボールの家具は耐用年数ってどれくらいありますか？

A:使用条件によると思います。強度はあっても材料は紙ですので、水につけたり無理に体重をかけて足の平たい部分を折り曲げたりすると破損いたします。ただ普通に使えば、使用頻度にもよりますが2年3年は持つと思います。上面の腰掛部は付属のダンボール座布団などのシートを敷くことをお勧めします。集中荷重が掛ると凹みます。

使用条件として例えばサウナのような湿度が高い場所での使用は避けて下さい。紙ですので湿潤になれば強度は低下致します。

仮に脚が曲がってしまったり、座面が大きく歪んでしまった場合には、そのパーツのみを出荷（有償）する事も可能です。

Q:水をこぼしても大丈夫ですか？

A:強化ダンボール材表面は僅かですが撥水処理がなされていますので、水がこぼれても直ぐに拭き取れば水跡が付くことはありません。

Q:屋外での使用は大丈夫ですか？

A:表面材には若干の撥水効果がありますが、小口のダンボールのフルート面に水が入り込むとダンボールを構成している糊が剥がれる可能性がありますのでお勧めしません。

Q:この段ボール材には接着材などで化学物質等が使われていませんか？

A：この段ボールをに使われている糊には、澱粉のりが使用されています。トウモロコシからの澱粉のりだそうです。

Q:ダンボールの家具って色々見かけますがDanbaul×Style家具の特徴は何ですか？

A:ダンボールは湿気に弱く、その湿気は普通、床面から上がってきます。段ボールの広い面が床に直接触れると、段ボールを構成する紙が湿気で床に貼着く状態となってしまい知らないうちに不潔な環境を発生させる事になります。Danbaul×Styleの家具は全て、高床式構造（高温多湿な日本の気候風土に合った住居や保管庫等の建築工法）としてダンボール材の紙面が床面と接する部分を最小限になるようデザインされています。その事がこの商品の審美性や品格に繋がり、ここまで細部に拘った商品は他には類を見ないものです。

株式会社アルフデザインというデザイン事務所を主宰運営しています三原と申します。同時にNPO法人さが環境推進センターに関わらして頂き、もう一つNPO法人NPOまちづくり研究所も理事として活動しております。その様な活動から様々な社会の隙間や問題点に関心を持ちながら、このようなプロジェクトにたどり着きました。