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アメリカでプレーするスポーツ選手の実情を知って、応援してもらいたい!

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ストーリー

【このプロジェクトについて】

 このプロジェクトはアメリカプロ野球独立リーグでプレーするために必要なアメリカの就労ビザ「P-1ビザ」を“シーズンが始まる前”に取得するための費用や、その他現地での活動資金を捻出するために企画・掲載をさせて頂いたものです。

 

 “シーズンが始まる前”というのも、2017年1月20日よりドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任したことにより、本来ビザ申請書をアメリカ移民局に提出してから、遅くとも4週間程度で申請に対する審査が終了するところ、政権交代前後に申請書の提出が普段の3倍以上に昇ってしまい、これまでの通常申請方法だと審査におそらく約120日(4か月)ほど費やさなければいけない可能性が高くなってきました。そのため、“シーズンが始まる前”にビザを取得するための方法を選択する必要がでてきています。

 

 その方法が、アメリカ移民局が用意している「エクスプレスビザ」(速達ビザ)というサービスを利用することです。現在、おそらく約120日かかってしまうビザ審査が、このサービスを利用すれば約2週間で完了されることになっています。審査が終了し許可が下りれば、日本のアメリカ大使館に許可書を提出し、そこで面接などを行い、全てが完了しビザが手元に届くまでの期間が約1か月間で済みます。そうすれば私が所属しているリーグの開幕戦である6月2日のシーズンが始まる前に間に合わせることができるのです。

 

 しかし、この速達ビザサービスを利用するためには、普段の申請費用の約3倍、日本円で約13万円($1200、1ドル108円計算)を追加で支払う必要があります。まず、その費用の一部をこのページを使って、皆様にご協力いただきたいと思っています。

 

 またそれに加えて、この機会に海外でマイナースポーツ選手として活動するために、表に見えない部分でどのような課題があるのかを、多くの方に知っていただきたいという想いもありました。私は「野球」という日本で最もメジャーなスポーツの1つである競技をさせて頂いていますが、プレーをする場はアメリカの「独立リーグ」という、まだまだ知名度の低いマイナーリーグの競技者です。

 「マイナー」リーグの競技者たちは、まず様々な方にその存在知ってもらうことが最も大切なことだと考えています。このような活動を通してお金を生み出そうとする以上、ただ競技力を向上させるだけではなく、ご覧いただいている皆様に私の現状を知ってもらい、見てもらい、そして応援していただき、サポートしていただいて初めて成立するのが今の私の現状です。サポートしていただける方、応援していただける方が、多ければ多いほどその選手の存在価値は上がると思うのです。

 

 このような考え方から、今回のこのプロジェクトに協力して頂きたく企画、掲載させていただきました。このプロジェクトが私自身の活動、そして海外で戦うマイナースポーツ選手の見えにくい部分の現状における課題を多くの方に知っていただきたいと思っています。そして、マイナースポーツを続ける上で、今後も多くの方のサポートや応援をしていただくきっかけになれば大変うれしく思います。

 

【アメリカでプロスポーツ選手として活動する】

 

 まずアメリカで「プロスポーツ選手」として活動するためには、前述した「P-1ビザ」を取得する必要があります。P-1ビザとは、主にスポーツ選手や芸能人に対して付与されるビザであり、現在アメリカで活躍している日本人の田中将大選手やダルビッシュ有選手などのメジャーリーガーも全てこのP-1ビザを取得してメジャーリーグでプレーしています。

 

 このP-1ビザを取得するためには、個人がプロ選手としての実力があることを証明する必要があり、また私の所属する独立リーグの場合は、そのリーグそのものがプロ野球リーグであるということも証明する必要があります。そのため、必然的に審査そのものも厳しくなりがちではありますが、私の場合は、所属する球団のスタッフの方や、私の周りにいる多くの方の協力を得て、過去2年間はアメリカプロ野球独立リーグの「ソノマ・ストンパーズ」というチームから、無事このP-1ビザを取得することができ、アメリカの「プロ野球選手」としてプレーをすることができました。

 

【現在のアメリカの就労ビザ事情】

 

 プロジェクト冒頭で少し説明をさせて頂いた通り、2017年1月よりアメリカの大統領がドナルド・トランプ氏に交代となりました。選挙中の演説から「アメリカファースト」を全面的に押し出し、また大統領就任直後にはテロの懸念のある7か国からのアメリカ入国を停止する大統領令を出したことが大々的に報じられたことは記憶に新しいところです。

 このような政策をとるということを、選挙中から常々口に出していたトランプ氏が大統領に当選したのは2016年11月のこと。先日私の所属する球団のスタッフが、私とは別の外国人選手のビザの件でアメリカ移民局に問い合わせをしたところ、移民局側からは「トランプ氏が大統領選に当選した直後から、例年の3倍以上のビザ申請があり、審査が追い付いていない状況」という返答があったそうです。

 スポーツ選手のP-1ビザに限らず、今後アメリカで就労ビザを取得する予定のあった労働者や、その雇用主たちは皆、大統領選挙が終了した2016年11月から、実際に大統領に就任する2017年1月までの間にビザの取得を目指しました。そうしないと、今までのように就労ビザを取得することができるか定かではなかったからです。

 そのような考えを世界中の多くの人々がした結果、いつもの3倍以上の申請書が同時期にアメリカ移民局に集まり、審査が全く追いつかない状態になってしまっています。

 

 

【これまでの活動】

 

 ここで少し私のこれまでの活動についてお話をさせて頂きたいと思います。

 今回私が契約をさせて頂いたチームは、アメリカプロ野球独立リーグの1つであるパシフィックアソシエーションリーグに所属するソノマ・ストンパーズというチームです。

 ソノマ・ストンパーズには2015年から所属させて頂き、2017年シーズンが私にとっては3年目のシーズンになる予定です。ソノマ・ストンパーズは大変ユニークなチームで、2015年には、アメリカのプロ野球で初めて、同性愛をカミングアウトしたショーン・コンロイ(Sean Conroy)選手と契約しプレーをさせました。そのことは全米で大々的に報じられ、海を渡った日本でもニュースで取り上げられました。

http://www.sankeibiz.jp/express/news/150629/exe1506291240015-n1.htm

(SANKEI EXPRESS記事、2015.6.29)

 

そしてシーズン終了後にはアメリカの野球界で最も権威のあるニューヨークのクーパーズタウンにある「Fall of Fame(野球の殿堂)」に認められ、現在もその証に野球博物館内にその当時のメンバー表が飾られてあります。 

http://baseballhall.org/discover/scorecards-sean-conroy-first-pro-game-as-gay-player-donated-to-hall-of-fame

(野球博物館当該記事(英語))

(野球博物館内に飾られている当日の試合のメンバー表)

 

(博物館内の様子。左:アイザック・ウェンリック捕手 右:ショーン・コンロイ投手

球団ホームページより)

(試合当日の様子。LGBTのシンボルであるレインボー色のアイテムを全選手が身に着けて試合に臨む)

 

 

 また2016年は2人の女性選手とプロ契約を結び、1950年以降男性のプロ野球リーグに所属した初の女性プロ野球選手となりました。このことは再び全米で話題となり、2年連続で野球の殿堂入りを果たしました。

http://baseballhall.org/discover/sonoma-stompers-donate-to-hof

(野球博物館当該記事(英語))

 

 また個人としては2015年のストンパーズ1年目のシーズン途中から二塁手のレギュラーとして定着し、シーズン終了後にはリーグ7位の打率.307を記録し、二塁手部門のゴールドグラブ賞のタイトルを獲得することができました。

 

2年目の2016年は、ビザ取得の遅れによってチーム合流が約3週間遅れましたが、チーム合流後はほぼ全試合に出場し、リーグ2位の出塁率.440を記録し、ソノマ・ストンパーズのフランチャイズ初のリーグ優勝を、前後期優勝の完全優勝で達成することができました。

 

 契約1年目は控え選手としての契約で、毎日いつ解雇になってもおかしくない日々の中で、目の前の試合にただただ一生懸命に臨んだ結果が、シーズン途中からのレギュラー定着に繋がり、個人的なタイトル獲得にまで繋がりました。

 そしてこのタイトルが、2年目にビザを取得する際に自分自身を「プロ野球選手」として証明するために大きな武器となってくれました。

 

2012年から始まった私のアメリカでの野球選手としての生活。実は以前にもクラウドファンディングへの掲載をさせて頂きました。その時にも多くの方に私の活動へのご理解、

ご協力いただき、今もこのように海外での生活をすることができています。

 その際に乗せていただいたプロジェクトに、2015年以前の私の活動も掲載させていただいていますので、もしお時間ある際にご覧いただければ幸いです。

 

https://www.makuake.com/project/majorleaguechallenge/

 

【最後に】

海外に出て野球をさせて頂いて5年、「新しい野球選手として生きる」というプロジェクトを立ち上げさせて頂いて3年。これまで多くの方にサポート、応援していただいてきました。前述したとおり、私のような立場のマイナー選手は、周りの方々のサポートが必要不可欠です。
このプロジェクトには明確なゴールはありません。しかしこのような生活をこれからも続けることで、海外で野球を続けるという選択肢が今より更に当たり前の時代になってくると思っています。

高校野球、大学野球、社会人野球、プロ野球という既定路線が大方決まってしまっている現在の日本の野球界の中において、海外で野球をプレーするという選択肢を増やすことができれば、既定路線に乗ることができなかった野球選手たちにも、また一つチャンスが加わります。社会全体がグローバル化している今だからこそ、そんな選択肢を増やすことが、野球界からも国際感覚をもった素晴らしい人材を産み出すことに繋がると信じています。大げさな話ではありますが、「野球」というスポーツが、今よりも更に社会に素晴らしい影響を与えることができると考えています。僕が「新しい野球選手」として生きることで、その一端になりたいと思っています。

その過程の中で、サポート、応援していただいている皆様には、今回掲載させて頂いた現実的な課題や、実際の海外での現場レベルの風景などをお届させて頂きます。そして、ご協力をいただける事ができる皆様と一緒になって前へ進むことができれば幸いです。

以上が今回のプロジェクトになります。最後までお読み頂きどうもありがとうございました。

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