1967年生まれと1973年生まれの姉妹。大病を乗り越えた母が、リハビリとして始めた和裁で、いつの間にか会社を立ち上げ、家族を巻き込み、「和裁の技術継承と女性が生きがいを見つける場所を提供したい」という己の信じる道を突き進む姿を畏怖と尊敬が入り交じる思いで支えてきました。 設立当時から海外縫製が主流の中、「民族衣装である着物を仕立てる国内縫製を守りたい」一心で和裁専用機械の開発を行い、小さいながらもオンリーワンの縫製会社として株式会社ラポージェは創業30年を迎えました。 7年前、事業継承を姉妹で行い、呉服業界の衰退、激減する縫製業の中で、生き残りをかけ自ら発信する商品開発を手掛けます。