私は日本へ来て22年、”彩墨画”という主に墨と色彩を使った作品を制作する画家で、宓冬瑩（ミー・トンイン）と申します。冬冬芸術文化交流協会 代表、「凛墨画会」主宰、芦屋と大阪で水墨画教室を開いています。冬冬（トントン）は私の愛称です。 これまで中国や日本の絵の具も使ってきましたが（その他の国も）、一長一短があり、もっと使いやすくて、深みのある落ち着いた色調で、大きめの作品制作にも使えて、表装もできる絵の具はできないものか？と常々思っていました。無いなら自分で作ろうと決意するに至り、色々な方のご協力を得て試作を重ね、このたびようやく満足するレベルの絵の具ができました。