日本酒は、日本が世界に誇る伝統文化であり、伝統産業です。そうした誰もが知る日本酒も、全体で見れば消費は落ち込み、生産者は減り、他のお酒に市場を取られているのが現状です。歴史も古く、良くも悪くも保守的な業界ではありますが、全国200蔵を周り、70蔵以上を撮影してきた中で構築してきた蔵元たちとの関係は、日本酒という伝統文化を世界に向けて誇れる産業として再興していくための原動力となっています。
そうした想いは、若手醸造家の祭典『若手の夜明け』や美しい酒造りの映像が観られる日本酒アプリ『camo』、そして売り場から市場を盛り上げる『酒屋大賞』などの活動へと繋がっています。