沖縄在住の作家・仲村清司と、写真家でデザイナーの仲程長治、沖縄の文化誌『モモト』のプロデューサーが中心となって立ち上げたプロジェクト。那覇の野良猫をテーマにした仲村のエッセイ集『島猫とあるく那覇スージぐゎー』（2013年／双葉社刊）の続編について話し合うなかで、消えゆく沖縄の原風景と、実はせつない島猫たちの現実、飼い主のいない島猫のために奮闘する人々の姿を顧みて、書籍よりも多くの人に伝えられる手段として映画の制作を決意。資金ゼロ、有志による手弁当で2017年7月8日（勝手に「ニャハ！」の日と認定）より撮影をスタート。「いつも人間を癒してくれる島猫たちへの恩返し」をモットーに、制作を続けている。