明治20年（1887年）創業の、広島県呉市郊外、瀬戸内海国立公園・野呂山（標高839m）の東麓、野呂山を源流とする野呂川のほとりにある酒蔵です。広島杜氏伝統の軟水醸造法の技を守りながら酒造りを続けています。現在、酒造りを担当している杜氏は社長の実弟で、家族経営で大量生産ではないプレミアムな地酒を醸しています。酒造りにとって命ともなる仕込み水は、蔵内で汲み上げる良質な地下水を使用しています。軟水地帯の広島県でも一、二を争う極軟水で、水の専門家も『軟水の名水』と太鼓判を押しています。創業から現在に至るまで≪汲むほどに 味も香りも 深き酒≫を目指し、食事とともに楽しめる日本酒造りに専念しています。