近年、住宅様式の多様化により純和風建築の減少とともに、鬼瓦を屋根に飾る機会が減り、鬼瓦文化の継承が危惧されている。そこで、鬼瓦を現代風にアレンジしたインテリア商品を開発し鬼瓦文化の継承を目指す。三州地域における鬼瓦製造者「鬼師」のＰＲに繋げることも目指す。 　鬼瓦家守は本企画趣旨に共鳴した９人の地元の鬼師たちと共に築き上げている。屋根の上に設置する鬼瓦が激減する中、三州地域の熟練鬼師がひとつひとつ丁寧に仕上げ、インテリアとして鬼瓦文化を継承し、後世に伝えていく。さらには、貴重な地域資源「三州瓦」を全国へ発信し、地域発展に寄与することも目指す。