株式会社タケヤリは１８８８年創業。繊維のまち倉敷で１３０年帆布を織り続けている。昔ながらのベルギー製シャトル織機「ピカノール」を使用し、高密度で高品質な帆布を製造している。このシャトル織機は現在製造されておらず希少性があり、古い機械のため、職人がメンテナンスや調整を行いながら使い続けている。タケヤリの帆布は古くは帆船の帆に使用され、その後エスカレーターの手すりの基布などの工業用資材や、跳び箱の座面など、様々な場所で使用されている。そんな丈夫で高品質な帆布をより多くの方にしっていただきたいと、最近ではバッグやインテリアなど、生活に寄り添う場面にも拡げている。