使い勝手と洗い勝手にこだわったのに、ふわふわ肌触りが長持ちで、お値段も高すぎないガーゼケットを、デザイン会社と織物工場の共同開発でつくります。
タオルマニアのデザインディレクターが織物産地で出会った、これは！と思えた「裸で寝たい寝心地」の3重織りのガーゼです。

少しずつ涼しくなってきたけど、まだ寝苦しい夜もやってくるこの季節、タオルケットやガーゼケットで寝ているという方、中にはケットは年中寝具に使っているという方もいらっしゃることでしょう。

でも毎日は洗えない、晴れる日を選んで洗う、なかなか乾かない、乾きが遅いと嫌な雑菌臭がしてくる、天日干しだと表面がゴワゴワになっていく、かと言ってかさばるから洗替はたくさん持てない.....

ケットで寝るのは気持ちいいけど、使い勝手、そして”洗い勝手”がよくない、使っていくうち洗っていくうち肌触りは損なわれていく。

でもケットってそういうもの、なんとなくそれは仕方のないことと諦めてきませんでしたか？私自身もそうでした。

これは、そんな悩みを解決してくれた３重織りガーゼケットです。ガーゼ生地は速乾性に優れ、洗ううちに馴染んで、より柔らかくなっていくので、”少々雑に扱っても”大丈夫！乾きやすく毎日洗えて常に清潔に使える、主婦の方や私のようなひとり暮らしには大助かりなアイテムです。（部屋干しでも十分乾きます！）

こだわるところはこだわり、カットできるところはカット、職人さんにとって満足のいく工賃の中で、なるべく買う人を選ばないような価格帯を目指しました。

そのため、使用する糸はオーガニックコットンではありません。ガーゼの持つ特性を生かし、便利に長く使っていく上で過不足ないであろう「３重織り」という仕上がりであることも、その理由の一つです。

それでも量販店の市販品などと比べると少し高いかもしれません。そのかわりにたくさん持つ必要がないアイテムだと思います。

毎日洗える ≒ 洗い替えがたくさんいらないので、ミニマリストの方にもオススメです。

一番の特徴は、表面のふわふわ肌触り。職人と一緒に糸の番手（太さ）と、接結（3重になっている組織と組織をつなぐための留め）の数にこだわりました。

接結箇所を多くすることで、このような表面のぽこぽこが多くなり、その凹凸の分だけ空気を含んでふわふわの肌触りになっている、という作りです。そしてその構造に相性のいい太さの糸を選んでいます。

厚すぎず薄すぎず、速乾性などの洗い勝手を考えると、3重織りがちょうどよいだろうという結論に至りました。

通気性、放湿性、ベタつかなさがありながら、適度に温度を保ってくれるので、それが「裸で寝たい寝心地」とお伝えする所以です。

ちょっと変な表現かもしれませんが、涼しくてあったかいんです。

タオルケットやガーゼケットは、夏に活躍するイメージが強いですが、私たちは冬にも寝汗をかき、布団の中で温度調節をしています。1枚重ねて敷いたり掛けたりしておくだけで、よりあったかく、そして汗を吸ってくれて、冬は冬でまた役立ってくれるアイテムです。”上にも下にも”使えるんです！

だから本来はオールシーズン使えて、自分の体と各季節のアイテムとの間にいて、快適さをサポートしてくれる溶媒のようなものなのかもしれません。

だから、この商品のことを「ケット」と呼ぶべきかどうかも、少し迷いました。

ベッドの上にシーツとして、ソファでお昼寝するときに１枚敷いて、お布団と自分の間にもう1枚と、汚しても洗いづらいものと肌との間に入って、代わりに汗を吸ってくれたり、通気性、保温性をもたらしてくれたりして、そして洗ってすぐ乾いて戻ってきては今日もまた”間”で活躍してくれるこの存在感は、名脇役という感じです。

どちらかと言うと、今お使いの何かとこれを買い替えて欲しいというよりも、その間にもう1枚おじゃまさせてもらうことで、今の暮らしをもう少し楽に、そして快適にしてくれる。

そう言ったほうがずいぶんこのアイテムにふさわしい気がします。

私は、東京と兵庫県に拠点を置くデザイン会社のディレクターです。汗っかきなので年中ベッドに敷いて布団の内側に被ってと、ケットに挟まれて寝るタオルマニアです。

2019年より、綿織物の産地である兵庫県西脇市にご縁があり、支社を設立して地域活性の活動を行っています。かつての栄華の面影からレトロな名残ある街で、平成生まれの昭和好きが高じて始めたにすぎなかったのですが、たまたまそこで出会って、3代目の織物職人に見せて頂いた「お！これは！！」というガーゼ生地。これまでのそんな悩みたちが解消されそう！そして何よりこの肌触り！人に押し付けたい！シェアしたい！

それが今回のプロジェクトの発端です。

「播州織」という織物の産地で、さまざまな製造業の例にもれず、昭和の全盛期と比較して随分と国内の産業規模が縮小し、特に「機屋さん」（はたやさんと読む）と呼ばれる家内制が多い織物工場とその職人さんたちが、なかなかに苦しい思いをしながら事業を続けていることも同時に知りました。そしてコロナウイルス感染症による経済不況によって、産地の課題がより一層顕在化しました。

小円織物有限会社の織物職人 小林夫妻

「月の営業利益は、工場をまわしていくのにやっと。それがコロナでさらに落ち込んでしまった」

まだ30代の若い職人がそう言います。おじいさんの代から続く、100年近い歴史の工場を継いで、夫婦で頑張っているけど、この人たちはこれからも、真っ直ぐにこうしていいものを作りながらも、不器用にそれに甘んじていかないといけないのだろうか。

彼らや彼らのこの一流の技術がもっと認められて欲しい、適切な対価を得て続けていって欲しい、自分自身このガーゼ生地を使い続けたいし多くの人に知ってもらいたい、機屋さんが、アパレルメーカーや繊維商社の下請けだけではなく、もっと消費者に近いところで商売ができれば.....

思いを巡らし、デザイン会社としてできることを考えた結果、商品ブランド化をすることにしました。幾ばくかの資金でまず発売したのがガーゼタオルです。

発売から4ヶ月余り、幸いなことにたくさんご購入頂けたのですが、中でもバスタオルを赤ちゃんやお子さんの寝具として使っているというお声が多く、とても寝付きがいいとのこと。じゃあママも、じいじもばあばも、家族みんなこれで寝たい！ってことで生まれたのが、今回のガーゼケットです。

タオルをお買い上げの方からは、こんなリアクションをいただきました！

肌触りの良いものを贈ることって、なんとなくその他のギフトよりも思いやりが伝わる気がします。毎日触れているもの、特に寝具ともなれば１日の中でも長い時間をともにするもの。

今度生まれてくる孫へ、一人暮らしをはじめる息子へ、汗っかきなパパへ、

介護でベッドにいることが長くなってしまった家族や、いつもお洗濯がたいへんな大家族のママへも、

この便利さと肌触りが、日々の居心地をもたらしてくれるはずです。

▼タオルを買ってくださった方に、ガーゼケットを試していただきました！

▶こうして使ってみてほしい！

かけるだけではなく、シーツとしても使いやすいのが強調したいポイント！

エステサロンの施術ベッドなどにもよいかもしれません。

▶もちろん、かけて使うシーンもさまざま

エアコンのきいた部屋で寝てしまった家族に

車で子供が寝てしまったときに

敏感肌や赤ちゃんにも

寝汗対策に（毛布との間に重ねたりします）

たたむとけっこうコンパクトになってくれます。

こんなふうに。

製品の詳細・クオリティ

織り（製造）・縫製ともに播州（兵庫県）で行っている国産の商品です。

サイズ：1200mm×2000mm（シングルサイズのみ）

⇒シングルのベッドや布団にぴったりで使えます。

※性質上、縮みなど多少の誤差がございます。

カラー：生成り（無染色の生成り1種のみ）

ステッチ：ベージュの糸で縫製しています。

素材：コットン100%

【ご使用上の注意事項について】

◯まれに、表面に茶色い斑点が見られることがありますが、「綿カス」と呼ばれる自然の風合いですので、ご使用上問題はございません。

◯引っ掛けにご注意ください。

◯整理加工の工程上、表面にピリングが見られることがございますが、ご使用上問題はございません。

【洗濯について】

◯洗濯機、乾燥機OK ネットに入れたり単体洗いも必要ありません。

◯使用後、選択後の縮みは軽微です（整理加工の工程で、すでに縮んでいるため）

◯柔軟剤をお使いになると、吸水性が下がる場合がございますので、おすすめいたしません。

スケジュール

2020年9月19日：プロジェクト開始

2020年10月中旬：支援者様へ早期割分（9月末までにお買い上げ）のリターン発送

2020年11月上旬：クラウドファンディング終了

2020年11月下旬：支援者様へのリターン発送開始

2020年12月中旬：支援者様へのリターン発送完了次第、一般販売を開始予定

リターンについて

▶ガーゼケット 通常販売価格6000円＋税

今回新たに製造するこちらに加えて、既存の商品である、

▶ミニバスタオル 通常販売価格2600円＋税

▶フェイスタオル 通常販売価格1450円＋税

これらを組み合わせたプランもご用意いたしました。

早割や、ご家族で使いたい方へのセット割りも、数量限定ですがございます。

その他、ギフトとして贈りたいという方へ、

◯ロゴ入りのオリジナルギフトボックスつき

◯播州織の産地でしか手に入らない「タテ糸」リボンを使ったエシカルなラッピング

のプランもご用意いたしました。

実行者・ブランド紹介

株式会社テッタオデザインオフィスの仲埜（なかの）と申します。弊社は2017年設立のデザイン会社で、東京の二子玉川に本社を、兵庫県西脇市に支社を置いて活動をしています。

普段は、WEBやグラフィックを中心としたデザイン屋さんで、ものづくりは今回初めてのトライです。もともと生活雑貨好きではありました。そして、その中でもタオルにはちょっとやかましい自信がありました。

BtoC事業の立ち上げブランディングや、リブランディングに際したクリエイティブ領域を、クライアントワークとしてこれまでいくつか担当してきたのですが、事業立ち上げを横で見てきたその経験と、産地で出会った今回のガーゼ素材への想いが相まって、自社ブランドとしての立ち上げに至りました。

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タオルって、
ちょっとお金出して買ったものでも、使ううちに意外と早く臭くなる、洗いたてでももう臭いことだってある、
かと言って安価なものは肌触りが悪いし、もっとすぐにだめになる。肌が弱い私は毎回拭くのがつらい。
一方で、けっこういい値段がするものは、
新品のときが立派すぎて、一回使うだけでずいぶん表面がくたびれそうだな、使うのも洗うのも気が引ける、
でも新品のままでは吸水性が不十分、いずれ洗うことにはなるけど、やっぱ気が引ける。
洗うにしても、個別で洗濯する必要があったり、乾燥機は使えなかったり。。面倒が勝つ。。。

完全な消耗品とは割り切りきれないけど、じゃあ高価なタオルが全ていいかと言えばそうでもない。

遠慮なく洗えて乾燥機使ってよくて、もっと楽に付き合えるけど、
普段使いするものとして買えなくない値段で、長持ちして、表面もくたびれにくくて、
思ったより早く臭くならない、まあまあ肌触りがいいタオル、
ってないのかなあ。

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そんなことを日々思いながら過ごしてきた私にとって、この3重ガーゼとの出会いはただただ感動でした。あぁこれは絶対みんなに知ってもらいたい！

私自身も、このガーゼのタオルを使いながら、あぁこの肌触りを毎日お風呂上がりだけ味わえるのでは足りないな、足りない！となっていたので、寝具にするのは時間の問題だったのかもしれません。ぜひみなさんに毎日全身で味わっていただきたい肌触りです。

363°（読み：サンビャクロクジュウサンド）というブランドは、今回のガーゼアイテムに限らず、職人さんや町工場と一緒に生活雑貨や暮らしの道具を開発し、より多くの人に、日々の生活の中で、手間が減って楽になって、快適に、そして長く使える、そのわりにそんなに高くないね！をお届けすることを目的としています。

その活動が、同時に職人さんや町工場さんのことも、ずっと楽にできますようにと、これからも努めていきます。