⾼齢者や要介護者が、⼿も使わず簡単に脱ぎ履き出来る靴です。

活用シーン

本格的靴で、転倒の恐れを減らします。

靴ベラが無くても、狭い所でも、かがむ必要なく瞬時に履けます。

車椅子にも便利

踵が大きく開くので楽に履けます、介助の人も手を汚しません。

踵を開けたままでリラックスできます。

室内履きにも最適です

自宅で、施設で、病院で、介助不要で職員の手を煩わせません。ベットから起きて素足でも気軽に履けます。

通勤、通学、お出かけ、旅行 多目的に履けます。

牛革製でウイングチップメダリオン、本格靴で何処にでもお出かけ下さい。

座った時は踵を開き 足を締め付けから解放できます。

狭い飛行機でも靴に触れずに履けて、すぐ歩けます。

お爺さん、お父さん、お世話になったあの方に、プレゼントに是非どうぞ

楽靴（らっく）にメッセージカードを添えてお送りいたします。

楽靴（らっく）の特徴

履く人の足に合わせ 4か所で調整

その1 足サイズ（足の長さ）に合わせます

踵押えの止まる位置をダイヤルで変えます。きつい時は右に、緩い時は左に回します。

その2 甲の高さに合わせます

マジックファスナーをずらして調節します。

その3 足首の幅に合わせ最適に曲げます。

中のアルミ板が曲がり クルブシ下の窪みに合わせます。

その4 足に合わせ靴が弾性変形します

下半分はゴム状弾性体です、幅、高さ等足の個人差に合わせ弾性変形します。その為柔らかい履き心地です。

(通常の靴は下半分にも革か布が有り、接着かミシン縫いで作られます。当然伸び縮みしません。)

このタイプの靴は手縫いでないと作れません、1日1人で25足しか縫えません、その為作る工場が少なく、日本ではデパートを含めほとんど販売されていません。

楽靴（らっく）手縫い動画です。工場の場所はインド チェンナイ（旧マドラス）で昔漁業が盛んでした、多くの漁師とその妻たちが漁網手入れの技術を生かし靴職人になりました、現在もこの技術が受け継がれています。

プロジェクト実行者

株式会社 アイキ 代表取締役 小林功

7年前に、手を使わず履ける靴の必要性を感じ、「楽靴（らっく）」を開発。東京都主催の高齢者支援製品開発異業種交流会「アシスト16」に所属、このプロジェクトで平成28年度「革新的ものづくり開発支援補助金」を受けました。

開発の経緯

メカニズムの試作は進んでいたのですが、私の靴の知識に乏しく、協力者を探しました。国内には靴のメーカーが少なく、私の靴の特徴である、踵を動かす構造の靴を作るメーカーは全く見つかりませんでした。

展示会などに出かけて探しましたが３年位全く行き詰っていました。

２０１７年春の展示会でフランソワとスルタンに出会ました、そのして彼らの協力で急速に開発が進んだのです。二人の靴に対する知識と経験、技術は素晴らしくしかも手縫いで作る技法は、この楽靴（らっく）には必須な製法で、スルタンのＧ．Ａ．ＧＯＯＬＩは世界でも数少ないその製法のできる工場でした。

フランソワはデザイナーとして数多くのＯＥＭの靴を立ち上げた経験を活かし、楽靴（らっく）のデザイン、構造、細部の監修を行ってくれました。

フランソワー・クヨ氏 フランス人靴デザイナー 楽靴（らっく）のデザイン、監修。2年前に楽靴（らっく）の構想を知り全面協力

インド靴工場 Ｇ．Ａ．ＧＯＯＬＩの 社長 スルタン氏

フランス、イタリア の有名ブランドへの本革靴のＯＥＭ生産専門に経営 創業72年、従業員280人。

仕様

［靴本体］

アッパー：牛⾰

靴敷︓ポリスエード、ポリウレタンスポンジ

ソール︓ポリウレタン

［メカニズム］

樹脂︓ポリアセタール、ポリカーボネート

部品:スプリングＳＷＩＣ－Ｆ、ステンレスワイヤー、純アルミ板

スケジュール

現在︓靴試作及びメカニズム試作完了、テスト使⽤実施中。

メカニズム射出成型︓11⽉15完成

メカニズムにセットアップ︓1⽉15完成

靴本体︓1⽉末完成

メカ組み込み楽靴（らっく）完成︓2⽉末⽇