屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー

在宅の時間を心地よく過ごすのに音楽は大切です。

音を奏でるアイテム、スピーカーが持っている能力やストーリーがリスナーに

癒しとインスピレーションを与え、素敵な住空間を作ることができます。

ぜひ、屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー「Amano Iwabue」を、

あなたのおうち時間にご一緒させてください。

屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー

「Amano Iwabue」とは

この製品は、千葉県旭市飯岡出土の海成粘土「カベト」と地元に伝わる伝説「天の石笛」（あまのいわぶえ）をストーリーとした海音窯オリジナルの陶器スピーカーです。

今まで陶芸材料には向かないといわれていた海成粘土「カベト」を独自の製法と技術で製作しました。

地元の伝説「天の石笛（あまのいわぶえ）」をイメージした屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー「Amano Iwabue」の魅力を知ってください。

・ＮＨＫおはよう日本（2021.1.23）・東京新聞（2021.1.3付）でご紹介いただきました！https://www.tokyo-np.co.jp/article/77797

・にっぽんの宝物 千葉大会 2020-2021 ものづくり部門グランプリ

授賞しました！

旭市の景勝地 屏風ヶ浦（びょうぶがうら）と屏風ヶ浦焼

旭市飯岡の刑部岬から銚子市名洗までの海岸線「屏風ヶ浦」は、切り立った絶壁が続く景勝地で「東洋のドーバー」とも呼ばれています。

「屏風ヶ浦」の飯岡寄りの地層の大部分は、青岩という緑灰色の海成粘土が含まれており、地元では「カベト」と呼んで親しまれていました。「カベト」は、海匝地区全体に広がっており、地層は庭前などで簡単に採取できるため、以前は家の壁材などにも広く使われてきました。

「屏風ヶ浦焼」は、胎土、釉ともに「カベト」を主原料に「海音窯」（かいおんがま）で焼き上げたもので海音窯オリジナル製品です。「陶器スピーカー」のほか、「花入れ」や「ぐいのみ」「皿」などの食器も展開しています。

天然原料ならではの味わい深い製品です。

伝説の陶土「カベト土」と地元飯岡の伝説「天の石笛（あまのいわぶえ）」のストーリー

千葉県旭市飯岡地区に古くからある「天の石笛（あまのいわぶえ）」の伝説、実在する石笛は屏風ヶ浦の地層から流出し、海岸に流れついたものですが、「カベト」と呼ばれる海成粘土の地層の中にあったといわれています。

当窯では、「カベト」を使用した焼き物「屏風ヶ浦焼」の食器や花器等を製作しており、陶器スピーカー「Amano Iwabue」も「カベト」で作った釉薬、陶土を使用しています。

地元の伝説「天の石笛（あまのいわぶえ）」興味のある方はこちらから

→ 石笛の里プロジェクトhttps://iwabuenosato.wixsite.com/iwabue

陶器素材が可能にした、音響的に最適な形状、強度による高音質

オーディオスピーカーの音質を追及すると、理想の形状として音波の乱れの少ない球形や卵形といった曲面が望ましいといわれてます。市販のオーディオスピーカーの多くは木材を使った箱形の構造をしてますが、これは板材としての制約からできた形です。

陶器スピーカー「Amano Iwabue」は主な構造を陶器で製作することにより理想的な曲面を持ったエンクロージャー設計が可能となりました。

1200度近い高温で焼かれた陶器スピーカーの本体は固く、澄んだ響きを奏でてくれます。

小口径ユニットと相まって、ピンポイントの定位と広い音場再生を可能にしました。

高品位な音楽再生に陶器の持つインテリア性

陶器の持つ質感は暖かく、伝統的な瓶をイメージした形はどこか懐かしく、在宅の空間にしっとりとなじんでくれます。

陶器スピーカー「Amano Iwabue」の使い方

陶器スピーカー「Amano Iwabue」は、市販のアンプに接続して使用します。

省スペースなデジタルアンプや、暖かい音色の真空管アンプ等 お気に入りのアンプの性能を引き出してくれる高音質なスピーカーシステムです。

お好みのアンプと接続してご使用ください。

例えば、

パソコンの両脇に、省スペースなデジタルアンプにつなげて陶器スピーカー「Amano Iwabue」miniを置いたり・・・

ご自宅のリビングや自分の部屋で、お気に入りの真空管アンプに接続した陶器スピーカー「Amano Iwabue」で音楽を鳴らして癒しの時間を過ごしたり・・・

会社や店舗などのインテリアとしてもご利用いただけます。

デジタルミニアンプと陶器スピーカー「Amano Iwabue」の接続例（背面）

製品仕様

※各製品の サイズ、重量等の数値は試作品の実測値のため変更することがあります。

Ⅰ．ツーウェイ

〈サイズ〉約 Ｗ165 ×Ⅾ195 ×Ｈ215 ㎜（本体、ユニット、端子、ネット含む）

〈重 量〉約 1.4kg

〈主な材質〉陶器（千葉県旭市飯岡出土「カベト土」）

〈生産地〉千葉県旭市

〈ユニット特性〉インピーダンス ４Ω 最大入力25W

Ⅱ．ボトル

〈サイズ〉約 Ｗ165 ×Ⅾ195 ×Ｈ220 ㎜（本体、ユニット、端子、ネット含む）

〈重 量〉約 1.6kg

〈主な材質〉陶器（千葉県旭市飯岡出土「カベト土」）

〈生産地〉千葉県旭市

〈ユニット特性〉インピーダンス ４Ω 最大入力25W

Ⅲ．ミニ

〈サイズ〉約 Ｗ115 ×Ⅾ170 ×Ｈ115 ㎜（本体、ユニット、端子、ネット含む）

〈重 量〉約 0.53kg

〈主な材質〉陶器（千葉県旭市飯岡出土「カベト土」）

〈生産地〉千葉県旭市

〈ユニット特性〉インピーダンス ４Ω 最大入力６W

Ⅳ．スマートフォン置き型

アンプ不要。スマホを置くだけで音楽をお楽しみいただけます。

〈サイズ〉約 Ｗ190 ×Ⅾ160 ×Ｈ160 ㎜

〈重 量〉約 0.46kg

〈主な材質〉陶器（千葉県旭市飯岡出土「カベト土」）

〈生産地〉千葉県旭市

※写真のスマートフォンは商品に含まれません。

■スケジュール

２０２１年１月２８日 プロジェクト開始

２０２１年３月２９日 プロジェクト終了

２０２１年４月末 リターン発送完了

■リターンについて

※屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー「Amano Iwabue」ツーウェイ、ボトル、ミニにつきましては、ネットの色を２色（エンジ・紺）からお選びいただけます。（２ケ１組同色となります）

※屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー「Amano Iwabue」スマートフォン置き型は、縁取りの色を３色（水色・黄緑・ピンク）からお選びいただけます。

※スマートフォン置き型タイプにスマートフォンは付属しません。

※別途送料はかかりません。

※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。

※１つひとつ手作りのため、個体差がございます。

■実行者＆「陶器スピーカー」誕生秘話

千葉県旭市飯岡 下永井海岸より100mほどのところに「海音窯（かいおんがま）」はあります。近藤 寧（1961年千葉県旭市飯岡生まれ）が1993年「海音窯・近藤やきもの教室」を開設しました。主に、志野、黄瀬戸、織部、信楽、伊賀、粉引き、青磁等伝統の和食器を現代にアレンジした食器、花器を中心に製作、また近年では地元粘土カベト土を研究。カベト土を使った焼き物「屏風ヶ浦焼」シリーズは評価が高い。各種陶芸コンテストでの受賞者を輩出、陶芸教室奨励賞を受賞しています。

東日本大震災の津波によって工房と家屋が半壊し、塩水に使った陶芸機材はほとんどが使えなくなりましたが、陶芸教室の生徒様やご近所・ボランティアの皆様のお力添えで事業を再開することができました。

津波で流されることなく、奇跡的に残っていたロクロで製作した陶器スピーカーの原型。被災をきっかけに地元土産物開発のために取り組んだ地元粘土「カベト」との出会い。それらのことがあって“屏風ヶ浦焼高音質陶器スピーカー「Amano Iwabue」”は誕生しました。皆様に愛していただけるスピーカーになることを願っています。

■資金の使い道

ご支援いただいた資金を利用して、新たな作品の研究開発や作品の量産体制を整えるため使用させていただきます。今後、「陶器スピーカー」シリーズの充実を図るため精一杯邁進してまいりますので、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。