島原和燭台 迪裕（ゆうゆう）

はじめまして。アポロ興産株式会社の馬渡です。このプロジェクトで皆様にお届けしたいのは、

【島原和燭台 迪裕（ゆうゆう）】です。和ろうそくの老舗・本多木蝋協力の元、「炎の揺らぎを楽しむ」和ろうそくの魅力を最大限に引き出せる燭台として開発しました。今回MAKUAKEで先行販売致します。

島原和燭台・迪裕（ゆうゆう）は、和ろうそく専用の燭台になります。

長崎県の代表的な陶磁器「波佐見焼」による伝統的な製法で焼き上げられました。

これは和ろうそくの特徴を最大限に活かした、画期的な燭台と言っても過言ではありません。

島原和ろうそくの誕生

そもそも和ろうそくが誕生したのは、遠い昔、お侍が国を治めていた時代でした。長崎県島原市にある（当時の肥前島原藩）活火山の普賢岳が突然爆発を起こし、土地は荒廃してしまいました。当時のお殿様である松平氏は経済救済のため、この土壌でも育つ「ハゼ」を植えることを推奨しました。収穫したハゼの実から蝋の原料を絞り、和ろうそくを作り販売する事で財政を支えていました。

今回お届けするのは20号サイズになります。（※画像内の一番大きいサイズ）

和ろうそくの終焉

明治以降も和ろうそくの一部が輸出されるなど隆盛は続きましたが、ろうそくの石油化学製品が普及し、和ろうそく生産は次第に下火に。これに追い打ちをかけたのが、１９９０年11月に起こった雲仙普賢岳の噴火です。

これによって、島原で生産されていたハゼの木は壊滅状態になりました。

終焉から復興へ

被災した昭和福ハゼの再生とハゼに彩られた風景を復元するため、地元住民らによる「昭和福はぜ振興会」が発足。その流れをくみ、2017年に「櫨道楽会」がハゼの保全・継承活動を始めました。

昭和福ハゼの実から天然の櫨蝋をつくる、国内に3カ所だけの木蝋（もくろう）製造工場「本多木蝋工業所」の支援を受け、櫨道楽会の会員らが昭和福ハゼの接ぎ木の苗木100本を島原に植え、島原和ろうそくの事業が再び始動しました。

（ハゼ）の実から作られたろうそくは、油煙が少なく、天然素材のため、人体にもやさしいろうそくです。風に強い特性を持ちながら、風がなくても炎がゆらぎ、そのゆらぎが場を和ませてくれます。

「島原和燭台 迪裕」には、そんな和ろうそくの価値を守りつつ、世に和ろうそくの価値を広めていきたいという意味を込めています。

和ろうそくの極上の楽しみ

今回、そんな和ろうそくを世に広げていくため、より多くの方に知っていただくにはどうしたらよいか、話し合いと製造実験を重ね、オリジナルで製品化したのが、「島原和燭台 迪裕（ゆうゆう）」です。

和ろうそくはアロマキャンドルとは構造的に異なり、芯の部分が空洞になっており、炎も大きく、明るくて、揺らぎの変化も魅力的です。

「迪裕（ゆうゆう）」はそんな和ろうそくの良さを最大限引き出すことができる燭台です。和ろうそくの芯の空洞の底部より空気の流れを調整する事で、 炎の大小と揺らぎの振れ具合に変化を与える。

おうち時間を心休まるひとときにしていただきたい。または大切な人への贈り物として開発致しました。

安らぎの”時間”に和ろうそくを

ろうそくの火は、癒しの空間を作ります。ろうそくの炎自体にその効果があるわけではなく、炎の揺らぎが癒しの空間を作るのではないかと言われております。その揺らぎは、人の心臓の鼓動とリズムが同じなため、心身が心地よい空間を作ります。

＜島原和燭台の使用シーン＞

1.日常での使用
2.大切な人への贈り物
3.お悔やみの贈り物としても利用可能

＜落ち着いた揺らぎを楽しむ＞

蛍光灯の様な青白いあかりは、勉強や仕事をする際に適しております。逆に和ろうそくの様なあたたかみをおびたあかりはゆっくり自宅で読書をしたり音楽を聴いたり、食事をする際に適しているので、オススメです。

＜お悔やみの贈り物としても＞

お世話になった人への感謝の贈り物。

＜仏壇に添える、特別な燭台＞

＜絵ろうそくはインテリアとして＞

絵ろうそくは北国を中心とした寒い地域のろうそくの風習です。豪雪地帯は冬になると花が育たず、長い間仏壇にお花が供えられなかったそうです。

そこで、ろうそくに色彩を加え花の代わりとしてお供えをしたのが始まりだと言われております。

弊社の想い

こちらの島原和燭台開発のきっかけは、島原特産の和ろうそくの魅力を知ってもらい皆様に使用してもらいたいからです。近年、和室や仏壇の減少にともなって、購入量が減っています。また、一般の燭台は先端が尖った部分に差し込むだけの為、和ろうそくの特徴である炎の揺らぎが生じにくい。ここに着目し、ろうそく自体に機能をつけたら面白いのではないかと考え今回の開発に至りました。

癒しの時間が求められる時代に寄り添う商品として、多くの方に和ろうそくを知っていただきたいと考えております。

製造協力：本多木蝋ご紹介

全国に10店ほどある和ろうそく製造販売店の一つ。本多木蝋工業所では櫨（はぜ）の木を現在も大切に育てております。

本所では、日本でも数少ない「玉締め式圧搾機」で一切化学薬品を使わずに櫨（はぜ）の実を絞り、木蝋100％のピュアなろうそくを日々製作しております。手掛け手法と呼ばれる、ろうそくの芯に溶けた木蝋を手で掛け、乾いたらまた掛けるという工程を繰り返して成形する手法で、’伝統的’な木蝋を作り続ける日本で数少ない製蝋所の一つです。

和ろうそくの仕様

一つひとつ人の手でつくっているため、和ろうそくによって差分があり、時間はあくまで目安です。長さ・時間はばらつきがあります。

絵ろうそくに関しても同様で同じ絵ろうそくを作ることが難しく画像とデザインの違いがありますが、ご了承ください。

＜手掛け和ろうそく10号 絵ろうそく10号＞

●長さ：17cm

●燃焼時間：約120分

＜手掛け和ろうそく20号 絵ろうそく20号＞

●長さ：20cm

●燃焼時間：約180分

迪裕 仕様・利用方法・操作方法

＜島原和燭台 迪裕（ゆうゆう）＞

●縦：16cm

●上皿横幅：14.5cm

●下皿横幅：14cm

島原和燭台・迪裕（ゆうゆう）は和ろうそくの10号、20号の兼用燭台です。和ろうそくを和燭台にセットし易いように最初は広めに設定してあります。

＜利用方法・操作方法＞

①和燭台を和燭台の指定の場所にセットします。

②和燭台の台座部を左方向に回転させてください。

③回転により和燭台のホルダ部が上方に競り上がり和ろうそくを固定します。

④更に回転させるとホルダ部が上方に競り上がり、和ろうそくも共に競りあがりま す。和燭台の台座部の円錐状の先端部と和ろうそくの芯の底部に生まれる隙間から空気が流れ込むことにより緩やかな気流が起こり、炎の揺れに影響を及ぼします。 ※回転の範囲は120度が限界ですのでご注意ください

島原和ろうそくと島原和燭台の組み合わせによる揺らぎの世界を堪能ください。

スケジュール

２０２２年１０月６日：プロジェクト開始

２０２２年１１月29日：プロジェクト終了

２０２２年１月 ：順次発送開始

リターンについて

資金の使い道

応援購入いただいた大切な資金は、今回のリターンにかかる費用と、今後の受発注における運営費、マーケティング費用として使用させていただきます。