アシストハンディは、手が不自由な方や半身麻痺の方が、他の人のサポートなしでズボン類の上げ下げをスムーズに行えるように設計された補助具です。 コンパクトな形状とフックの角度にこだわり、少ない動作で衣服を上げ下げできるように工夫されています。 さらに、木製グリップは握りやすい形状に設計されており、手先に力が入りにくい方でも扱いやすい仕様です。

フックの角度と形状を工夫し、手が不自由な方や半身麻痺の方でも、少ない動作でズボン類の上げ下げが可能になるように設計しました。

アシストハンディの木製グリップは、元ケアマネージャーが現場での経験を生かし、設計しました。 手が不自由な方でも握りやすいよう、太さや形状を工夫し、手全体で包み込めるようなデザインを採用。 これにより、握力が弱い方でも安定して使用ができます。 また、木製ならではの温かみのある質感と滑りにくい表面加工を施し、力が入りにくい場合でもしっかり保持できる仕様になりました。 実際の介護現場での課題を踏まえ、使いやすさを追求しており、落としても大丈夫なようにストラップを取り付けられるヒートンもついております。

コンパクトなので使用する場所を選びません。浴室、ベッドサイド、トイレなど、様々なシーンで使いやすいサイズ感で、日常生活にスムーズに取り入れられます。

また、靴下の脱ぎ履きや近くのものを引き寄せるなどにもご利用いただけます。

発明ストーリー

私は５年前まで居宅ケアマネージャーをしておりました。その際に多くの利用者様が麻痺などで手が思うように使えず、家族の援助を受けながら生活している現状を目の当たりにしました。特に狭いトイレでのズボンの上げ下ろしは介護側にとっては重労働。

家族に極力迷惑をかけたくないと悩まれる利用者様も多くいらっしゃいました。

そんな現状を「少しでも解決することはできないか？」と思ったことがアシストハンディを開発するきっかけとなりました。

「握力が弱くても、半身が麻痺していても自分でズボンが楽に上げ下げできるようにするためには？」と考え、最初に思いついたフックの形状を、ハンガーと紙粘土で試作してみましました。
ところが、フックの角度や素材の強度の問題があり、実用化には向きませんでした。その後も勤務中に感じた点を改良案に盛り込み、いくつもの試作を作っては、自身で試し改良する作業を繰り返しました。

そうしていくうちにだんだんと商品らしい形状になり、
現在のアシストハンディが誕生いたしました。

発明者様の思い

ケアマネージャーを退職したタイミングである程度形になっていた、「アシストハンディ」をわからないなりにも意匠登録することに。
「困っている人の手に届けたい」というその思いのみで、手当たり次第企業に電話やメールで連絡をしました。

しかし、
製造をお願いすると「自助具を作る職人が高齢で引退してしまった」
資金を集めようとすると「事業計画がない」
商談にゆくと「原価が高く、販売量を考えるのが難しい」
周囲には「主婦が趣味の程度でやるべきではない」など、

ことごとく否定され続ける、厳しい現実が待っていました。
あまりにも断られ続けたため、挫折感で打ちのめされ、一時は何もできずにアシストハンディの商品化は宙に浮いたままの状態になってしまいました。

そんなおり、アイデアを商品化してくれるという「発明ラボックス」の存在を知り、再び商品化を目指すことに。

一時は困難な現状に挫折しかけましたが、
「病気や怪我などで不自由な生活となり、家族の援助を受けながら遠慮して生活している人たちが、この製品を使うことで家族の負担を減らし、自分でできることを増やしながら、自信を持って生活できるようになってほしい」という願いは消えることはありませんでした。

今回、Makuakeにて皆様に応援いただき、なんとか商品化したいと思っております。

この「アシストハンディ」が、少しでも多くの方の生活のお役に立ち、自分でできる喜びを取り戻すきっかけになれば嬉しいです。

何卒、応援のほどよろしくお願い申し上げます。

カラー

リターン

商品詳細

使用上の注意

・汚れた場合は固く絞った濡れ布巾でさっと拭いてください。

・使用しない時は屋内の風通しの良い場所で保管ください。

・高温多湿になる場所での保管はお避けください。

・火気の近くでの使用はおやめください。

・必要以上に力を加えることは怪我や破損の原因となりますのでご注意ください。

スケジュール

2025年4月28日（月）販売スタート

2025年７月25日（金）販売終了

◆商品発送について

2025年11月下旬から順次発送します。

※予想以上に注文が入った場合は、発送が遅れる場合が

ありますが発送状況は活動レポートなどで都度、ご報告いたします。

よくある質問

Q.どのようなズボンに対応していますか？

A.アシストハンディは、ゴムウエストのパンツやスウェットパンツ、ジャージ、軽めのチノパンなどに対応しています。ベルトが必要なズボンや、かなり厚い手のデニムなどは使用が難しい場合があります。

Q.片手でも簡単に使えますか？

A.はい、片手でも使えるように設計されています。握る力が弱い方でも持ちやすい木製グリップを採用し、手首を少し返す動作でズボンの上げ下げができるように工夫されています。※落下の心配がある場合はヒートン部にストラップなどをつけて使用してください。（本商品にストラップは含まれません）

Q. どこで使うのが便利ですか？

A.トイレ、ベッドサイド、浴室など、座った状態でズボンなどを脱ぐ場面で特に便利です。 コンパクトサイズですので、狭いところでもご使用いただけます。

実行者紹介

「アシストハンディ」は発明者より依頼を受け、株式会社発明ラボックスが開発・製造委託・プロジェクトの実行を行っております商品でございます。つきましては、お問い合わせ、発送などの対応は弊社にて対応させていただきます。