コンフォート大国、スペインの靴職人が究極の柔らかさを持つパンプスを作り上げました

「走れるパンプス」「痛くないパンプス」というと、どんなデザインを思い浮かべますか？
幅が広くて、先が丸っこくて、ヒールは、太いか、ペタンコで。。

どうしても、コンフォートな快適性を優先すると、パンプスも同じような形になりがちです。

女性らしいエレガントなパンプスを履きたい時や、履かなければいけないコーデの時には、コンフォートなパンプスは合わせづらいと感じた人も多いと思います。

きれいめなパンプスを快適に履けないか？
長年、日本にスペインの靴を紹介してきた靴コーディネーターのサントスさんは、「コンフォートかつ女性らしいエレガントなパンプス」が作れる方法はないものかと常日頃から思っていました。

そんな発想から、スペインの靴職人たちが試行錯誤を始めます。

とてつもなく柔らかい。
コンフォートなのにエレガンス

そしてたどり着いたのが、柔らかい革を１枚仕立てにして、足と革が当たる部分を究極にソフトにする方法でした。

他のパンプスでは体感できないような柔らかさを出すために使用したのは、キッドレザー。

キッドレザーとは、生後1年未満の山羊の革。よく使われる牛の革と比べ、小柄な分薄く柔らかいですが、繊細で靴に使用できるような丈夫な革にするためには高い技術を要するため、なかなか日本では流通していません。

柔らかく、繊細なため加工にも神経を使いますが、それでも、キッドレザーを使う価値があります。

履き始めの革靴はは革が馴染んでいないので痛くて当たり前。
なんて聞いたことありませんか？

パンプスで足が痛くなる原因は、かたい革に足が当たってこすれてしまから。
牛革は足の指よりも固く丈夫なため、合わないパンプスを履くことで足先に過剰な力が加わって、指を傷めてしまう恐れもあります。

ということは、革が柔らかくなれば、足に合わせて革が伸びてくれるので、真っ先に痛くなりがちな小指や親指の横も痛くなりません。当然最初からなじんだようにフィットします。

それが、このパンプスにキッドレザーを使った最大の理由なんです

そして、このコンフォートパンプスはレザーの柔らかさだけでは終わりません。とことんコンフォートを追求しました。

中はモチモチ。
気持ちいいのが足に嬉しい。それがコンフォート

靴の中にもこだわりがあります。インソールには低反発パッドを仕込み、足裏も気持ちよく快適に。太めのチャンキーヒールは安定感も抜群です。ヒールのあるパンプスが履きたいけど、足が疲れるし、歩きにくい、という女性は必見。我慢しなくてもヒールパンプスが苦にならないコンフォート・パンプスがここにあります。

最後にシルエット。
履きやすい靴はたくさんある。
でも、エレガンスで履きやすい靴はなかなか見つからない

コンフォートシューズもエレガントに履きたい！
しっかりおしゃれしたい時には、コンフォートシューズが履けないのであれば意味がありません。
冠婚葬祭や、式典、または日々の仕事でもカジュアルな靴が履けなくても快適さを追求したいので、このパンプスは、足を美しく見せるような華奢なしあがりになっています。それもキッドレザーを使えたから。

また、コンフォートだと、どうしても丸みを帯びたつま先になりますが、そこをスクエアなトゥにしあげることでスタイリッシュな印象に。

そういった少しの積み重ねがコンフォートなのにエレガンスなパンプスをつくり上げるのです。

実はスペインが「コンフォート靴の最先端国」という事実はご存じですか？

余り知られていませんが、スペインには、「歯医者」「皮膚科」等と同じように、Podologo(ポドロゴ）とよばれる足の治療専門の「足科」なるものが存在し、なんと薬局にお薬とともに「整形外科靴」が足のお薬として一緒に並んでいる光景が珍しくありません。ですからそんなスペインには、足のことを気遣ったシューズとそれを作る職人が数多く存在します。

世界中のおしゃれに妥協しない女性たちを満足させるようなアイテムは、いつの時代も小さな工房の職人によって生み出されています。

日本だけでなく、ヨーロッパにも息づく職人のたぐいまれな伝統技術。

ぜひ、応援の程、よろしくお願いします。

仕様

スケジュール

5月下旬 プロジェクト終了

6月下旬～ 順次お届け開始

リターンについて

実行者紹介

私たち、株式会社アズロッソは、消費されるファッションではなく、持つことで自分に自信をもてるようなファッションアイテムを開発し、世界中に届けることを目指しています。
手頃でコスパがよいということは一見いいことに見えるかもしれません。
しかし、ファッションのみならず、製品を消耗品のように使用する考え方は、人の心も消耗させます。
持つこと、身に着けることが誇りとなるような製品をつくることは職人の誇りです。
作り手も買い手も誇りに思ってもらえるようなブランドを作り続けていきたいと思っています。