重要文化財にも使われる京都の伝統技術を施した日本製レザーリュック

本革リュックは、愛知県の熟練の職人が、1本1本の糸と、1枚1枚の革の表情と向き合いながら作り上げたもの。手に取っていただくと、大量生産にはない「丁寧な仕事」が上質さを物語ります。

上質な本革は、時間とともに色艶を変え、世界に一つだけの風合いを刻んでいく。「これを選んでよかった」と思えるように、ビジネスでも、カジュアルでも妥協しない一流のリュックを目指しました。

できれば、A4が入る大容量で、中のものが迷子にならずにカッチリしすぎず、でもカジュアルすぎない本革リュック。

ビジネスにもカジュアルコーデにも相性が良くて、しかも雨の日も雪の日も平気で毎日使える万能な大きめリュックがほしい。

そんなわがままをすべて詰め込んだ大容量かつスタイリッシュなリュックを作ったのは、日本のバッグ職人たち。必ず持ちたくなるこのリュックを詳しくご紹介します。

■日々の普段使いに「ちょうど良い」サイズ感

コンパクトなデザインなのに、A4ファイルも500mlペットボトルもすっきり収納。約11cmのマチで、日常のお出かけや旅行のサブバッグにもちょうどいいサイズ感です。

■軽くて高級感があるので、きれいめコーデにもよく似合う

上質なレザーの質感と、無駄のないシンプルなデザイン。軽やかに持てるから、通勤やお出かけのきれいめスタイルにも自然に溶け込みます。

■部位ごとにレザーを使い分けることで、美しい表面を実現

合成皮革なら均一で整った表面が当たり前ですが、天然レザーは生きていた証として個体差があります。人の肌に一人ずつ違いがあるように、天然革にもムラや小さな傷などが現れます。そのままでは製品にしたときに不揃いな印象になってしまうため、熟練職人が部位ごとに最適に使い分けることで、見た目も美しく仕上げています。

表面には細かなシボの滑らかなレザーを、底やパーツにはシボの大きいワイルドなレザーを配置。素材の個性を活かしながら、上品な仕上がりを叶えています。

■本革リュックの欠点を補う、驚異の加工技術もメイドインジャパン

しかし、皆さんもご存じの通り、本革のバッグにも欠点があります。 それは、雨や雪に弱いこと。特に、革の風合いを生かした高級バッグは、水を吸収しやすいので、水染みがつきやすいんです。

最近では、撥水加工済みの革も多くなってきました。「市販の防水スプレーをかければいい」とおっしゃる方もおられるかもしれません。

ここで質問させてください。

「歴史的な重要文化財」や「数百万もする高級品」に、躊躇なくいつもの防水スプレーをかけれるでしょうか？

高級品や唯一無二なものだからこそ、液体や汚れには細心の注意を払いたいところですよね。

特に高級な本革バッグは水に弱いものが多く、染みにもなりやすい。

万能なデザインだからこそ、あらゆるシーンで毎日使えるように、傷や汚れが目立ちにくく、季節や天候にも左右されないプラスαがあると、なお嬉しいですよね。

そこで私たちは、こちらの本革バッグに、水や液体を転がす驚異の表面加工技術と、抗菌・防臭（AG抗菌加工）まで加えました。

＊水が転がり落ちています。もちろん、汚れている液体も同じようになります

■こちらのコロコロと水が玉のように転がる高度な撥水加工も、純日本製

今回施している撥水加工は普通の撥水加工ではありません。京都にて創業100年。日本帝国の軍服の撥水加工から始まり、京都を中心としたお着物の撥水加工に100年の信頼と実績をもつ、日本の撥水加工のパイオニア的存在のメーカーの技術で加工をしています。

この京都の会社は数々の伝説に彩られています。

今回のリュックに施された撥水は、国内トップといっても良い優れた加工技術と私たちは考えています。

■国宝も守る撥水技術を、贅沢にリュックへ

こうして完成したのが、日本のバッグ職人が丁寧に作り上げた逸品に、日本で培った撥水加工の技術を融合させた、新しい本革リュックです。

特殊な加工により、撥水効果だけでなく、革本来の質を保つ効果も持続。水の浸食によるコンディションの悪化やカビの繁殖を軽減し、革の状態をより良く維持するお手伝いをします。

■オモテ革だけでなく内部ポケット、ショルダーの裏側のコットン部分も贅沢に加工

革部分だけでなく、リュックの内側やショルダー裏のコットン生地にも撥水加工を施しました。

ただ水を弾くだけでなく、速乾性・消臭・抗菌にも優れ、アンモニアに対しても効果を発揮します。

一般的な防水スプレーとは一線を画す、高レベルの仕上がりです。

■なぜ今、このリュックを選ぶ価値があるのか？

世界的に「職人技」は減りつつあり、こうした“目の届くモノづくり”を続けられる工房は限られてきています。この品質、この背景、この価格で手に入るチャンスは、もう多くないかもしれません。

■「このリュックが、もう二度と作れなくなる日が来るかもしれない」

作りこまれたリュックを手掛けたのは愛知の職人たち。

尾張として栄えた愛知県西部に、この本革リュックを作る工場があります。

決して高級品とはいえなくとも、モノづくりに妥協しない熟練の職人たちが精魂込めて作り上げるリュックだからこそ、手間がかかります。そのため、そんなに多くの数をつくることができません。熟練職人の高齢化と後継者不足により、そんな卓越した技術を受け継ぐ若者も年々少なくなり、こうした工房の多くが閉鎖・縮小に追い込まれています。

■「ご愛用いただくことが、職人さん達の明日をつくります」

手間とお金をつぎ込んでつくったレディースリュックは、本当の満足をご体感いただけます。しかしなにより、「ただの買い物」ではなく、日本の職人技術を未来につなぐ応援だと思っています。

遠く離れた場所にいる職人の手仕事が、あなたの暮らしを少し豊かにする。それはきっと、心が通うモノづくりの証。ぜひ、応援をよろしくお願いします。

■Detail

個体により若干の誤差がございますのでご了承ください。

■Color Variation

■スケジュール

10月末にプロジェクト終了

12月下旬より順次お届け開始

■リターン

■実行者紹介

私たち、株式会社アズロッソは、消費されるファッションではなく、持つことで自分に自信をもてるようなファッションアイテムを開発し、世界中に届けることを目指しています。
手頃でコスパがよいということは一見いいことに見えるかもしれません。
しかし、ファッションのみならず、製品を消耗品のように使用する考え方は、人の心も消耗させます。
持つこと、身に着けることが誇りとなるような製品をつくることは職人の誇りです。
作り手も買い手も誇りに思ってもらえるようなブランドを作り続けていきたいと思っています。