「普通じゃ物足りない」その声から始まったパンツ

店頭でもSNSでも、お客様からよく聞くのが「シンプルで合わせやすいのはうれしいけど、ちょっと物足りない。」という声でした。

とくにベイカーパンツのような定番アイテムは、便利な一方で、“没個性”になりがち。そこに、私たちなりの工夫を詰め込んで、“着る人の個性を引き立てる一本”を作れないか。そんな想いでこの企画はスタートしました。

・ベイカーパンツが好きだけど、もう少し変化が欲しい方

・無骨すぎない、ちょうどいいカジュアルさを求める方

・洋服のコーディネートを考えて“着こなし”を楽しむより、このパンツを穿くだけでオシャレに決まる“着映え”を楽しみたい方

そんな方に、ぜひ試していただきたい一本です。

井原デニムを使用したインディゴカラーと、バックサテン生地のカーキの２色展開です。

立体的なポケットが象徴

■通常、ベイカーパンツのフロントポケットは平面で、すっきりとした印象。

■でも、このパンツは中央にマチを設けて、ぽわんと立体的に広がる設計に。

目を惹く大きくて立体的なポケットですが、ポケットを構成するラインは、全て直線で仕上げました。これにより、ワークやミリタリーの恰好良さを程よく残しつつ、柔らかくてどこか愛嬌のあるシルエットに仕上げました。

後姿にもこだわりました

ベイカーパンツは後ろがシンプルになりがちですが、バックシンチに視線が自然に集まるように設計。

ぽってりとしたシルエットも工夫し、穿いたときに「なんか後姿がおしゃれに見える」と思ってもらえるよう意識しました。

便利なキーリング

大きなポケットが特徴のこのパンツは、“手ぶらでお出かけできる”がサブテーマ。

車や、自転車、家の鍵などが付けられる便利なキーリングつき。

ウエストフライス

なめらかな肌触りが魅力のフライスリブで、お腹に優しくフィット。

ベルトをギュッと締めなくてもいいので、脱ぎ穿き楽々な上に、おなか周りの窮屈さを感じません。

股の可動域を広げるガゼットクロッチ

アクティブパンツによく用いられる、ガゼットクロッチを取り入れました。

股下にマチを入れることで、可動域が拡大し、開脚やしゃがみ込みなど、様々な動作が楽に行えるので、より快適な着心地を実現します。

ヒザの曲げ伸ばしを快適にするヒザタック

ヒザタックを入れることで、ヒザの曲げ伸ばしがしやすくなるだけではなく、ひざが破れたりすることも防ぎます。

誰でも穿ける。でも、ちゃんと違う。

試作を繰り返し完成した“ちょうどいい違和感”

このパンツの魅力は、「派手すぎないけど、ちゃんと個性がある」こと。

Tシャツに合わせただけでも、いつもと違う雰囲気を出せます。

シーズンレスで、大人カジュアルから街スタイルまで使えるパンツです。

デザインが決まるまで

まず、デザインを考える上で、大切にしたのが、“大人らしい格好よさを引き出す”ことと、“やりすぎない”こと。

では、大人らしい格好良さってなんだろう？

大人らしい格好良さとは、流行を追いかけるだけでなく、自分に似合うものを知っていることではないでしょうか？

派手すぎず、かといって地味すぎない、バランスの取れた色使いやデザイン選びも余裕のある大人らしさを引き立たせてくれる大切なこと。

そこで、シンプルになりすぎない、けれど、奇をてらいすぎない事を大切しました。

“いい変化”個性的だけど、“大人らしい格好よさがある”

横から見たときのラインが綺麗になるように、何度も意見を出し合い完成した、自信作です。

曲線を含まない、直線だけで作り上げることにより、ワークやミリタリーの要素の中にも洗練された雰囲気を盛り込みました。

岡山県井原市で生産されたデニム生地

日本を代表するデニム生地の一大産地として知られる岡山県井原市は、綿花や藍の栽培が盛んで、染物に適したきれいな水が豊富にあったことから、藍染織物の産地として発展してきました。そして、古くから生産されてきた厚地織物の生産・縫製技術を生かして、日本で初めてデニム地の生産を開始しました。

このことから、井原市は『日本のデニムの聖地』と呼ばれています。

一口に国産と言っても、生地は海外製のものを使用している商品もたくさんあります。でも、このデニム生地はデニムで有名な岡山県の中でもデニム生地の町とされている岡山県井原市で丁寧に作り上げられています。岡山県井原市のデニムは、井原江戸時代から続く藍染めの技術と、現代の高度な織機や加工技術を融合させたことで、他にはない独自の風合いを生み出しています。

その品質の高さから、欧米の高級ブランドや国産の高級ジーンズに使用されることも多く世界から高い評価を受けています。

生地の目を詰め過ぎないよう調節して織る事で、しっかりと丈夫な生地ながらも軽くて柔らかい仕上がり。

井原産の10オンスデニムならではの、しっかりとした生地感で耐久性の高さと柔らかさを兼ね備えているのも特徴。

しっかりとした力強い生地ながらも、国産デニムならではの柔らかく肌に馴染む質感がはき心地の良さを生み出しています。

インディゴの奥行きのある色合いも洗練された大人らしさを惹き立てます。

デニムとはひと味違う、軽やかでラフな雰囲気を楽しめるカーキのバックサテン

デニムと同じシルエットで、風合いの異なるもうひとつの素材もご用意しました。

ベイカーパンツと言えば、やっぱりカーキ。

こちらは、軍服でも用いられるバックサテン生地を使用。

洗いざらしの自然な風合いや、くたっとした馴染み感が特徴。スタイリングに合わせて、お好きな方をお選びください。

作州絣をデザインに取り込む

Makuakeでの第一弾となる『バルーンデニムパンツ』を企画した当初から取り入れていた作州絣を、今回も採用しました。デニムの力強さと作州絣の温かさの融合。この一着を通して、私たちの地元岡山県の伝統と、新しいスタイルを提案できればと思います。

そして持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。ポケット口にあしらわれた作州絣は、その想いの証です。

作州絣は、太めの木綿糸を使用して織り上げられた素朴な織物で、丈夫なことから庶民の生地として広まりました。一度歴史が途絶えますが、作州絣保存会会長をされている日名川さんが復活させました。2012年に作州絣保存会を立ち上げ、作州絣織り人育成をはじめ、先代から受け継いだものを、次の世代へと繋いでいく・伝達・普及活動などを行っています。

また、日名川さんは、2012年に岡山県郷土伝統的工芸品 手織作州絣継続製造者として岡山県から認定されています。一反の作州絣が完成するまで、半年から一年もかかるそうです。その制作工程を少し見せいただきました。

作州絣の製造工程

作州絣は、単なる布地ではなく、職人の手仕事と地域の歴史が織りなす芸術作品です。図案を描き、それを種糸に写し、40～60本の糸を束にして染めないところ（白く残すところ）を縛ってから染める、そして織り上げる。

この手間のかかる工程こそが、作州絣の深みや美しさの源泉です。

織りあげたときに絵柄がキレイに出るよう点ほどの小さな箇所も丁寧に丁寧に染め分け、織りあげる際にも絵柄がずれないよう一本一本丁寧に織り上げていく。

この手間暇かけた工程こそが、作州絣の奥深い魅力を生み出しています。

商品詳細・サイズ

■ユニセックス

素材

綿 100%

製造国

日本

本体色の種類

インディゴ・カーキ

洗濯・お手入れ方法（洗濯表示）

FAQ ※購入の要素

Q.いつの季節穿けますか？
A.オールシーズン対応です。春〜秋は1枚で、冬はタイツやレギンスを合わせれば快適にご着用いただけます。

Q.ウエストゴムに抵抗があります…。
A.ウエストはゴムでも、見た目はスッキリ。「ラクなのにだらしなく見えない」絶妙なバランス、「楽ちん」と「きちんと感」の両立を、ぜひ体感してください！

Q.足が短く見えませんか？
A.程よくテーパードしたシルエットで、足元がもたつかずスッキリ見えます。ウエスト位置もやや高めで、脚長効果も◎です。

Q.初期不良があった場合はどうすればいいですか？
A.商品の検品には細心の注意を払っておりますが、万が一、商品に不良がございました場合は、商品をお受け取いただきましてから一週間以内に、当店へご連絡いただきますようお願いいたします。

スケジュール

プロジェクト開始　　　2025年6月27日 20:00

プロジェクト終了　　　2025年7月30日 22:00

生産開始　　　　　　　2025年8月　上旬

商品発送開始　　　　　2025年11月　上旬

上記スケジュールで本プロジェクトを遂行していく予定です。

出来る限り、納期短縮できるよう心がけて参りますが、本製品の初めての量産体制により、場合によっては生産が遅れが生じる可能性がございますこと、あらかじめご了承くださいませ。

また、活動レポート等により、随時生産状況をフォローしていきますので、ご購入いただきました際には、ぜひ楽しみに閲覧いただけたらと存じます。

リターンについて

わたしたちについて

明治24年創業の有限会社丸美屋、代表の黒瀬光康と申します。岡山県美作地域を中心に衣料品を販売しています。

長年にわたり、地域の皆様に大変ご愛顧いただいております。最近では、EコマースやSNS等を通じて全国のお客様とのつながりを深めています。

これまでたくさんのお客様からいただいた言葉を元に、いつまでもお洒落を楽しめるお手伝いをしていきたいと考えています。

お客様の笑顔が原動力であり、創意工夫と革新を追求しています。

長年ご愛顧いただいたお客様を「感動させる」という想いを経営理念に掲げ、日々努力し、お客様の期待を超えるサービスと品質を提供するため、社員一同が一丸となって取り組んでいます。

会社：有限会社丸美屋

ブランド：Basket

ブランド責任者：黒瀬光康

出身地：岡山県

活動地：岡山県