【商品化】完全紹介制フレンチ発。シェフがたどり着いた「大人プリン」

※外箱デザインは仕様が変更される場合がございます。

東京、浅草にひっそりと佇む、会員制フレンチレストランblé。
1日1組様営業、8席しかない店舗です。

※紹介制のため、口コミサイト等への掲載は禁止させて頂いております。

ある日、常連様のお言葉がきっかけでこのプロジェクトが始まることに。

「このデセール（コースの最後のデザート）商品化したら？」

国内フレンチのブームを静かに感じる中、今までの敷居の高いイメージを払拭しつつ、本格的なシェフの味をお届けしたいー

我々のそんな思いを、このバレーヌプリンに託します。

プリンは、もっと美味しくなれる——

その確信から、「バレーヌ」は生まれました。

Baleine＝フランス語で「鯨」　
その巨大で神秘的な姿から、自然の象徴として捉えられてきた鯨をモチーフに

たっぷりサイズに、自然の恵み・素材を感じられる、今までにないプリンが出来上がりました。

なめらかな口どけ、ふくよかな黒糖の甘み、そしてキレのあるカラメルのほろ苦さ。どれかひとつが主張しすぎることなく、すべてが静かに調和している。食べ進めるほどに、そのバランスの妙に気づきます。

素材はもちろん、火入れ、配合、香りの立ち上がりまで。一つひとつに手をかけ、時間をかけ、丁寧に仕上げました。

“ただ甘いだけじゃない”。

“ただ柔らかいだけでもない”。

シンプルな構成なのに、どこか複雑で、余韻がある。それが「バレーヌ」の味わいです。

このプリンが、あなたの中の“プリンの定義”を少しでも書き換えることができたなら。

それ以上に嬉しいことはありません。

プリンを仕上げる上で、どうしても譲れなかったのが“甘さの質”でした。

ただ甘ければいいというものではありません。

深さ、香り、余韻。そのすべてを備えた甘さが必要だと感じました。
砂糖を試し尽くした後に、さらなる大人な、深い味わいを求めて。

選んだのは黒糖でした。

けれど、そこからが長い旅の始まりでした。取り寄せた黒糖は、10種類以上にのぼります。

奄美、波照間、小浜、与那国……産地が違えば、香りも風味もまるで違います。

味にクセが強すぎるものもあれば、余韻が短いものもありました。

最終的に選んだのは、少し意外な産地の黒糖。香ばしさと、ふくよかなコク。ミルクのようななめらかさ。香りと口に運んだ時のいい意味でのギャップ。

甘さの中に“土の気配”のような深みを感じさせてくれる、特別な味です。
プリンの味を甘やかすのではなく、しっかりと支えてくれる。そんな役割を果たせる黒糖に、ようやく出会うことができました。

この黒糖が見つかったとき、「バレーヌ」がようやく動き出した気がしたのです。

本当に理想的な“口当たり”を生み出すのは簡単なことではありません。

なめらかでありながら重くなく、とろけるのに、きちんと輪郭がある。

そのちょうど良いバランスを見つけるために、長い時間をかけました。

素材の配合をわずかに変えるだけで、舌の上での“ほどけ方”が大きく変わってしまいます。温度や火入れのタイミングによっても、質感は微妙に変化します。

主張しすぎず、けれど確かに記憶に残る。

それが「バレーヌ」の口当たりです。

プリンにおいて欠かせないもの。

それが、カラメルの“ほろ苦さ”です。

カラメルが弱ければ、どこかぼんやりとした味になってしまいますし、

焦がしすぎれば一気に雑味が出てしまいます。

鍋の中で砂糖が色づいていく、その一瞬を見極める。

火から下ろすタイミングは、数秒の差が仕上がりを大きく左右します。

普通のカラメルよりも、さらに絶妙な焦がし加減を追求した、もっと大人な味わいです。

この苦さがあるからこそ、黒糖の甘みがより引き立ち、全体の輪郭が浮かび上がります。

どれだけ良い素材を使っても、

それをどう組み合わせるかで、味わいはまるで変わってしまいます。

卵はコクと厚みを、

牛乳は軽やかさと余韻を、

砂糖は全体の輪郭とニュアンスをつくります。

それぞれが持つ個性をどうバランスさせるか。

それが、プリンの味を決める最大の鍵だと考えました。

卵の濃度を少し変えてみたり、牛乳の種類をブレンドしてみたり。

砂糖も、白糖、きび糖、黒糖をどう組み合わせるかで印象がまったく変わります。

仕込みのたびに、香りや舌ざわり、喉を通るときの感覚までチェックしました。

派手さはありませんが、静かにしみ込んでくるような、

“また食べたくなる味”を目指しました。

プリンづくりでもっとも難しく、もっとも奥深いのが“火入れ”です。

火を止めるタイミングは、感覚と経験の積み重ねがものをいいます。

「バレーヌ」で目指したのは、スプーンがすっと入り、

口に入れた瞬間にとろけながらも、しっかりと形を感じる絶妙な質感です。

最高の状態でお召し上がりいただくために、お届けしたプリンはすぐに冷凍庫で保存してください。

お召し上がりの際は、冷凍庫から冷蔵庫に移し、約12時間かけてゆっくりと解凍していただくのがおすすめです。この方法で解凍することで、プリン本来のなめらかな舌触りと濃厚な味わいをお楽しみいただけます。

電子レンジや常温での解凍は、プリンの風味や食感を損なう可能性があるため、お勧めできません。 ぜひ、じっくりと時間をかけて解凍し、こだわりのプリンの味わいを存分にお楽しみください。

サイズが大きいため、ナイフでカットしてお皿に移し、バニラアイスや生クリームを添えてお召しがりいただくことのもお勧めしております。

1日一組限定、貸切営業のみのフレンチレストラン。

現在はご紹介者様からのご予約のみ承っております。

秘密にしておきたい。そんな風に思って言っていただくのが、何より嬉しい瞬間です。
シェフの料理と、没入感のある店内。

一人でも多くの方に、特別な体験をお届けしたいと心より思っています。

ご来店のお客様以外にも、ぜひバレーヌを味わって頂けますと幸いです。

<店舗情報>
店名：blé
住所：住所非公開
営業時間：17時〜23時
定休日：不定