プロジェクト概要

島根県大田市にお店を構えるBonBonVoyage。手作りのお菓子やケーキなど、地元で愛される洋菓子屋さんです。

実はBonBonVoyageは近年高騰する天然バニラを使用した日本でも数少ないプリンを作ろうとしています。

2017年に天然バニラの主要生産国であるマダガスカルにハリケーンが襲い、天然バニラ農家や農地に甚大な被害が出て天然バニラの値段というものは格段に高騰しました。

日本でも値段の高騰により天然バニラを使用する洋菓子屋さんは少なくなり、今では一部の高級洋菓子店でしか見かけないなんてことも。

マダガスカル産の天然バニラが高騰したことによりインドネシア産の天然バニラの需要が高まりましたが、農家とのコミュニケーションが密に取れないなどの問題により品質が安定しないという問題が生じました。

現地農家やバイヤーからの輸入を敬遠される方がほとんどの中、BoｎBonVoyageではパティシエが独自に商品の選定を行い仕入れているため、品質の安定したバニラの供給が可能となりました。

今回は天然バニラで作ったプリンをより多くの方へお届けしたいという想いと共に、インドネシアの天然バニラ農家さんへの支援になればと思いプロジェクトを発足致しました。

天然バニラが高騰した理由とは？

現在、天然バニラは銀より高い世界で2番目に高級なスパイスと呼ばれています。

2017年3月、天然バニラの主要生産国であるマダガスカルにサイクロンが襲いました。天然バニラを栽培する多くの農園が甚大な被害を受け、生産量が低下し値段が高騰しました。かねてからの自然災害や異常気象による気候変動で生産量が低下してたところに、天然バニラの栽培の難しさが相まってマダガスカルから日本に届けられる天然バニラはほとんどありませんでした。

天然バニラはマダガスカルで全体の約8割を賄っていたため、世界全体で天然バニラの供給量が激減しました。

インドネシアも農家とのコミュニケーションが確立されていない、現地バイヤーの選んでくるものにばらつきがある等、安定した品質の天然バニラを輸入することが困難でした。

そのため日本の洋菓子店でも香りのよく似た合成バニラの使用が増え、天然バニラを使用していても値段が高くなってしまうという問題が起きていました。

生産者の想い

生産者であるBonBonVoyageの後藤さんは島根県大田市で洋菓子店を経営しています。

おいしいお菓子を子供から大人まで楽しめるように日々努力を惜しみません。

天然バニラ高騰時に他の事業者は天然バニラの取り扱いを軒並み停止し人口のバニラエセンスを使用し始めました。ただ、後藤さんは子供にもっと純粋にお菓子を楽しんでほしいという想いから天然バニラの取り扱いを諦めきれずにいました。

天然バニラの取り扱いが難しくなった状況を後藤さんはピンチでありチャンスだと考え、海外でのビジネスに目を向けて天然バニラの販路を独自で切り開く選択を行いました。

天然バニラの仕入れには長い年月がかかり資金繰りや時間との勝負もあり不安も伴いました。ただ、1生産事業者としてのこだわりを貫き通すために頑張りました。

天然バニラの輸入販路を確保することで将来的な事業の礎になればと考えたことと、子供たちの将来のために自分ができることだと感じ、洋菓子屋として事業として子供たちの将来につなげていきたいと考えています。

天然バニラの取り扱いを行いたい事業者様は是非、下記電話番号にお問い合わせください。

BonBonVoyage；後藤宛

tel;0854-84-5556

スケジュール

2021年8月8日（日）；プロジェクト開始

2021年9月27日（月）；プロジェクト終了

2021年11月中旬より；リターン配送開始

2021年11月下旬より；リターン配送完了

資金の使用目的

ご支援いただいた資金は商品のPRおよびECサイトの作成費用のために使用させていただきます。

実行者紹介

実行者

田舎オンライン代表;髙木 駿（たかき しゅん）

この度はMakuakeプロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます。

現在、田舎オンラインという島根県の特産品を取り扱うオンラインショップの運営を行っております。島根県の生産者の想いのある製品をより多くの方へ伝えていくために日々、活動を行っております。

このプロジェクトを通して島根県やそこで作られるものに興味を持っていただければ幸いです。