リターン品の配送が完了するまで、玄海農財通商合同会社（実行者）は、Micro Display Inc.（メーカー）の日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

リフト型電動運搬車｢楽～田® のび太｣とは

韓国電動運搬車の先駆者Micro Display Inc.が自信を持ってお届けするリフト搭載機種CAMEL-6（韓国では2025年3月新発売）が、Makuakeを通じて｢楽～田® のび太｣の名で日本デビューします！

重い荷物を水平に移動させる台車は世に多くあります。でも、人力では50kgの荷物を移動できるのが限界であるうえ、舗装された道路でしか動かせない機種が多いのが現状です。

また、既存の台車では、トラックや棚に収納する際に人力で持ち上げる必要があり、かなりの肉体的負担になります。

さらに、持ち上げ（リフト）に特化した機種は多いものの、これらの多くは特に悪路での水平移動能力に乏しいのが現状です。

｢楽～田® のび太｣は、荷物運搬につきまとう「最後の100ｍ」問題を解決したいと思い、以下に重点を置いて開発しました。

1.だれもが手軽かつ簡単に操作できる

・ジョイスティックやボタンだけで行う直感的な操作

・軽ボックスバンに丸ごと搭載できるサイズと重量

2. 様々な場面で使用できる

・2個合計700Ｗのモーターで30度の傾斜を登る

・広幅タイヤで悪路走行にも対応

・リチウムイオン電池で動くので排ガスが出ず施設内でも使える

｢楽～田® のび太｣の５大特徴

特徴１：軽い！

軽バン（エブリィ、ハイゼットカーゴ、N-VAN等）の後部座席を倒せば気軽に積載できる重さ（本体重量100kg以下）、車体サイズを目標に機種を設計しました。

特徴２：力強い！

空荷時の登坂角度30度を誇ります（韓国では済州島の傾斜が急なカンキツ園でも用いられています）。

力強さの秘密は、350Ｗモーターを2基備え付けることで合計700Ｗ（１馬力）に設計したことです。

また、車輪数を安定を重視した４輪としたことで、みなさまの大事な荷物を確実に運びます。

その３：簡単操作！

操縦に欠かせない前進・後進・方向調節を、ジョイスティック１本で行います。

また、本体のON/OFF、速度調節、クラクションもジョイスティック前方のボタンで楽々操作。

ジョイステックを手から離すと45cm以内で停車（150kg積載時）し、強い電磁ブレーキが働くので斜面での駐停車も簡単です。

以上から、機械に不慣れな方でも、簡単に使いこなせます。

その４：お手軽リフト！

電源・上昇・下降ボタンだけで高さ120cmまでリフトを上下動できます。

また、11.5度の傾斜面において、積載定量（150kg）の荷物を載せた状態で高さ120cmまでリフトを上昇させても、前後左右に転倒しない安定性を誇ります（韓国農業技術振興院「農業用動力運搬車 M25-00149号 検定成績」）。

その５：充実した製品認証！

本体は、農業現場のような厳しい環境下で使用が可能な仕様であることが認証されています。

また、リチウムイオン電池や充電器は、火災や感電防止対策などの基準を満たす電気用品として届け出ています。

さらに、本体は各国でデザイン登録され、独自性も認められています。

実際の使用シーン

資材や収穫物の運搬・トラックへの積載

簡単な工作物設置を伴う山林での作業

資材や収穫物の運搬・トラックへの積載

飼料・資材の運搬・トラックへの積載

内部での運搬や積み下ろし

操作方法

一般の台車と同様に両手で握り手を持って、右手の指を使ってジョイスティックを動かすことで動きます。直感的な操作が可能ですが、以下に類似品と操作が異なる部分を示します。

起動・速度調節・停止

ジョイスティック前方にメインスイッチと速度調節ボタンがあります。

ジョイスティックで前後左右に動かします。力をかけて旋回させる必要はありません。

ジョイスティックから手を離すと自動で停止します（写真は、Micro Display Inc.の他機種で示していますが、動き方は同様です）。

リフト作業

コントローラー横のスイッチでリフトを上下動させます。

充電

充電は、100ボルトコンセントから専用充電器を介して、コントローラー下前方のソケットから行います。

バッテリーを外し、バッテリーにあるソケットから充電することもできます。

商品仕様

※保証期間：リターン品がサポーター様に到着した日から１年間

※製造国：大韓民国（モーター、タイヤ等の部品の一部は中国）

※付属充電器の規格

入力：AC100～240V / 50～60Hz / 0.5～1.2A（100Vコンセント使用）

出力：DC24V / 2A

※本体色：グレー

Q＆A

Ｑ1. 製品保証期間はどれくらいですか？

Ａ1. 製品保証期間は納品日から１年間です。製品保証期間内は、説明書に記載された正常な条件で使用していて故障した場合に、無償の保証サービスが受けられます。使用上の不注意や取扱説明書の注意事項を守らずに故障した場合は、有料保証サービスとなります。いずれの保証サービスも、まずは対象となる部品（＋交換方法を記した資料）をお送りしますので、まずはサポーター様で部品の交換を行っていただきます。それでも故障が治らない場合は、さらにご相談いただければ幸いです。

Ｑ2. タイヤがパンクしそうで怖いです。

Ａ2. 本製品のタイヤは、農業用の強化タイヤ（前輪：4.00-8 4PRチューブレス / 後輪：ソリッドタイヤ）を使用しており、一定の耐久性を持っています（分かりにくい例えですが、農業用の歩行型耕うん機と同程度です）。しかし、タイヤは正常な環境で使用していても経年劣化するため、数年ごとの交換をお勧めしております。また、使用環境によってはパンクもありうるので、その場合は弊社ホームページでお尋ね・ご注文ください（申し訳ありませんが、タイヤのパンクは製品保証の範囲外となります）。なお、タイヤの交換方法は、取扱説明書および下記をご参考にしてください。

【レンチ１本 ５分で交換】農業用電動運搬車 CAMELシリーズ タイヤの交換方法

Ｑ3. バッテリーも予備が欲しいのですが･･･

Ａ3. 本製品のバッテリーは、2000回程度の充電に耐えられるため、通常の使用で８年程度の耐用年数があると考えています。ただし、予備が欲しいとのお問い合わせをよくいただきますので、リターン発送開始後に弊社ホームページを通じてお尋ね・ご注文くださいますようお願い申し上げます。

Ｑ4. 使用中にバッテリーが消耗しきった場合はどのように動かせばよいですか？

Ａ4. 左右の駆動輪（前輪）中心部の赤いゴムカバーを握って軽く回して引くと、クラッチが解除され、手で動かすことができます。

Ｑ5. 運転中、コントローラーのLEDがいきなり点灯しはじめましたが、原因と対処法を教えてください。

Ａ5. 過積載や猛暑での使用によるバッテリーの温度上昇など、不安定な状況をコントローラーが感知すると、LEDが点灯して一時的に停止します。過積載の場合は積載量を減らし、バッテリーの温度上昇の場合は一時運転を停止すると復旧します。復旧しない場合は、いったんバッテリーケーブルを外し、再びつなぐと復旧する場合が多いです。これで復旧しない場合は、弊社までお問い合わせいただければ幸いです。

Ｑ6. 積載部の荷物を、トラック荷台などの目的場所に楽に移す方法は？

Ａ6. 以下のようにすればよいです。

　①本製品を目的場所のすぐ横に付けます。

　②荷台の上で、積載部の荷物を真ん中に移動させます（荷物を滑らすと楽です）。

　③真ん中に移動させた荷物を滑らしてトラックの荷台などに移動させます。

Ｑ7. 使用に適した条件等を教えてください。

Ａ7. 気温：＋5～40℃、湿度：30～90％、標高：概ね1000ｍまでを推奨しています。また、モーターやコントローラーは、防水等級「IP44（あらゆる方向からの水しぶき（雨や水滴）に耐えますが、完全防水ではありません）」を満たしていますが、高圧洗浄器での清掃はしないでください。

スケジュール

●2025年６月９日（月）　スタート

●2025年７月30日（水）　終了

●2025年10月上旬　　　 リターンの日本到着・最終検査

●2025年10月中旬　 　　リターンの発送開始

●2025年11月上旬　　　 リターンの発送終了

プロジェクト終了後、８月１日頃に数量が確定した後にリターン品の製作を開始し、製作開始から２か月後に日本に到着する関係上、リターンがサポーター様のお手元に届くまでしばらくお待たせいたします。日本に入荷後は、応援購入の先着順に順次発送いたします。

配送は弊社契約倉庫（福岡県内）より提携業者より発送いたします。

大変心苦しいのですが、なにぶん大型品のため、福岡県から見た遠隔地（近畿地方より東の都道県および沖縄県）のサポーター様には、リターン品の「遠隔地送料（地域により３種あります）」を必ず一緒にお申し込みいただくようお願いいたします。

また、九州７県および山口県のサポーター様は、弊社で直接配送することがあります。

さらに、リターン品は、大型品であるため「車上渡し」（サポーター様がラダー<歩み板>など荷下ろしに必要な道具を準備してご自身で配達車両から下ろす行為を指します）となりますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

リターン

※価格表示はいずれも消費税込です。

※輸送地域に関係なく、リターン品は「車上渡し」（サポーター様がラダー<歩み板>など荷下ろしに必要な道具を準備してご自身で下ろす行為を指します）となりますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

※リターン品はパレット等には積載せず、要部にエアキャップを巻いた状態（他機種の写真参照）でお届けします。あらかじめご理解のほどよろしくお願いします。

※大変恐れ入りますが、離島にお住いの場合は、「港止め」でのみリターン品をお届けすることができます。以下は、新潟県佐渡市にお住まいの方の例です。

①お届け先住所を最寄りの本土港（新潟港）にしていただければ、新潟港まで弊社で運送します。

②新潟港から離島港（両津港）までの船便と、両津港からご自宅までの運送手配および料金はサポーター様ご自身で行っていただきますようお願い申し上げます。

③リチウムイオン電池を搭載しているリターン品ですので、各船会社様により海上輸送方針が異なります。お手数をおかけしますが、応援購入の前に船会社様にサポーター様が運送可能なことをご確認をお願いします。

④船会社様のご承諾がいただけたことを示す文字または画像をMakuakeメッセージ等で弊社にお送りいただき、それを弊社が確認した後にリターン品を発送させていただきますので、お手数をおかけしますがご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

製造メーカー紹介

Micro Display Inc.の紹介

「楽～田®のび太」を製造するのは、韓国京畿道富川市に本社がある『Micro Display Inc.』。2006年に創業以来、主に特殊ディスプレイ製品や浄水器・関連製品を中心に製造や輸出をしてきましたが、2020年より「便利かつ効率的で作業者の健康を保護できる電動運搬車」の開発・製造・販売も行っています。

狩猟用の運搬車として始まったCAMELシリーズ

2018年のある日、主にディスプレイ製品や浄水器を製造して輸出する韓国企業「Micro Display Inc.」の李炳三（イ・ビョンサム）代表は、アメリカの取引先から相談を受けました。

「俺は狩猟が趣味なんだが、射止めた鹿や猪をトラックまで運ぶ良いカートがなくて困っているんだよ」

大口の取引先だったのでむげに断れず、アメリカでは狩猟する人が1500万人いるのも魅力的だったので、紹介できる機種がないか調べてみました。

しかし、韓国には工場や倉庫で使うカートか、農業用の運搬車しかない状況であったので、思い切って開発してみることにしました。これがCAMEL-1（MDI-2020、現在は廃番）です。

ふるさとの韓国で産業用として再認知されるCAMEL

CAMEL-1を製造しアメリカに輸出したものの、残念ながら爆発的に売れたわけではありません（射止めた動物のそばにトラックを横づけする人が大部分だったそうです）。

そんな中、工場の在庫を見た出入りの宅配業者が言いました。

「エレベーターにそのまま載せても収まるサイズだし、電動で静かだし、私たち宅配業者におあつらえ向きですよ」

こうして、韓国で市販されたCAMEL-1を見て、今度は農家の方から相談を受けたのです。

「収穫用コンテナを置けるように改良してもらいたいし、傾斜地なので補助ブレーキがないと不安です」

また、李代表はもともと農家出身ですが、故郷に帰省するたびに、長年の苦労で腰が曲がっているお年寄りたちを見て心を痛めていました。

こうして農業向けとして生まれたのがCAMEL-2（MDI-2021、現在は廃番）です。

その後、CAMEL-2の改良型として、コンテナ積載数を増やしたCAMEL-3（MDI-2022、現在も改良型が市販）も開発しました。

弊社とMicro Displayとの出会い

2023年6月、渡航制限が解除されたので4年ぶりに訪韓した実行者（玄海農財通商）代表・石坂は、慶尚南道昌原市のスマート農業博覧会で変わった電動運搬車を目にしました。先に紹介したモデルに加え、幅細に改良したCAMEL-4（MDI-2023C、2025年現在も市販）や安定性を追求したCAMEL-5（MDI-2023G、2025年現在も市販）です。

いずれも基本構造が簡潔であり、少数の部品を組み合わせてモジュール化している点に感心しました。また、積載量に比べて自重が軽く高出力なのも、日本に向くと考えました。

というのは、石坂は起業する前は野菜や果樹を担当する農業系公務員だった経験から、農業生産の現場で収穫物や資材をいまだに手押し車で運んでいる状況をさんざん見てきたからです。また、農業試験場時代に運搬作業することも多々ありましたが、鈍臭い石坂は乗用の運搬車を運転していて電柱に接触させた苦い記憶もあったからです。

提案によるCAMELシリーズの改良

帰国して冷静に考えると、CAMELシリーズにも改良すべき点がありました。まず、モーターの能力が高いとはいえ、本当に荒れた土地ではラグタイヤがあった方がスムーズに走行できます。また、腰がよくない人にとっては積載部の高さがもう少し必要とも感じました。

そこで、Micro Displayの電動運搬車（CAMEL-4と5）を輸入しつつ、製品改良を提案することにしました。このうち、ラグタイヤはすぐに実現し、2024年10月より基本的にすべてのCAMELでラグタイヤが装着されることになりました。

また、積載部の高さの問題は、韓国各地でCAMELシリーズを使っている果樹農家たちから「リンゴやミカンの収穫用コンテナが重すぎるので、何とかしてリフトを装着できないか」との提案を多数受けていました。

こうして誕生したのがリフト型電動運搬車CAMEL-6（MDI-2024L、2025年3月より韓国で市販開始）なのです。

実行者について

玄海農財通商合同会社 代表・石坂 晃

実行者について

福岡県の農業技術職公務員として普及指導センターや農業試験場での勤務（主に野菜、果樹関連）を経て、韓国農業資材企業のコンサルティングや輸入販売を行う玄海農財通商合同会社を2024年に創設しました。

実行者の夢とビジョン

弊社には「夢」があります。具体的には

現場仕事に付きまとう身体的ギャップを解消できる商品を発見・開発し、

それを適正な価格で販売することで、

できるだけ多くの人々のこころとからだの平安に貢献する

ことです。

また、商品名の「楽～田®」は、弊社代表が、上記の「夢」をかなえるために自信を持ってお勧めできる電動運搬車等に用いる商標です（商標登録第6802594号）。

電動運搬車分野に限っても、リフトを装備した狭幅モデル、ダンプ装備型、追従機能の付与･･･など「夢」実現のアイディアは沢山あります。また、運搬以外のラインナップ増加も「夢」実現の有力な手段です。しかし、「夢」実現には、相当の開発費が必要なのも事実で、現在の弊社ではその準備が難しい状況です。

応援いただいたお金の使い道

今回は、リターン品配送に使用した剰余金を、どうしても挑戦したいことに使用させていただきます。

どうしても挑戦したいこと･･･それは道路交通法施行規則第39条の2の2に定められた国家公安委員会（警察庁）が行う「原動機を用いる軽車両の型式認定」です。

リターン品が、法令の基準に適合していると認められれば、世の様々な人々にもっと気軽に使っていただけるようになります。

それこそが弊社の「夢」を実現することに大きく近づくと考えます。

そして、最初の舞台であるマクアケで本プロジェクトが成功することで、「夢」の実現に大きく踏み出すことができます。

みなさま、どうか応援のほどよろしくお願い申し上げます。

つたない文章をここまでお読みいただき、ありがとうございます。

どうか応援のほどよろしくお願い申し上げます。

プロジェクトに関する情報

・プロジェクトの属性：輸入商品

・代理店によるサポート：正規代理店である玄海農財通商合同会社による日本語カスタマー対応、保証等

・プロジェクト実行者 ：玄海農財通商合同会社（福岡県福津市）

・製品者 ：Micro Display Inc.（本社・大韓民国京畿道富川市）

・製造者 ：Micro Display Inc.（工場・大韓民国慶尚北道亀尾市）