前回のプロジェクトから2年・・・・、より使いやすく、より長く愛される傘を目指して“Carbrella”が進化しました！

手に取った瞬間、「えっ、軽っ?!!」と思わず声に出すほどの軽さ。その秘密は、飛行機にも使用される先端素材”カーボン”でほぼすべての構造ができているから。
雨が降っていなくても軽さを感じたくて、ついつい持ち出してしたくなる傘です。

Carbrellaは軽くてカッコいい、ついつい持ち歩きたくなる傘を目指しました。憂鬱な雨の日の外出がワクワクする冒険になります！

使い勝手のいいカーブとスタイリッシュなストレートの2種類から選べます。

直径120cm。一般的な傘よりもひとまわり大きく、大人2人でもしっかりカバーできる頼もしいサイズ感。急な雨で大切な人が傘を持っていなくても大丈夫。あなたの傘に入れてあげましょう。
※平均的な傘の直径は、男性向けは約100〜110㎝、女性向けは約90〜100㎝。

大きさと軽さを両立したフルカーボンのCarbrellaは歩行が困難になるといわれる風速15m/sでもカーボンのしなやかさが風を受け止め、あなたをしっかりと守ります（試験結果は下記）。

※モデルの身長：女性165cm、男性175cm

この傘は背中のリュックまでしっかりとカバーできます。家についたらリュックがびしょ濡れ、、、テンションが一気にダウン、という雨の日のあるあるからはもうさよなら。

Carbrellaには、カーボンファイバーとエポキシ樹脂を組み合わせたカーボン繊維複合材料（以下、カーボン素材）を使用しています。この素材は、航空機やロケットにも使われるほど信頼性が高く、「軽い」「強い」「錆びない」という3つの特長を兼ね備えています
その先端素材の力を、傘という日常の道具に落とし込んだのがCarbrellaです。軽やかでありながら頼れる一本を目指しました。

▲赤色を付けている部分は全てカーボン素材を使用しています。
“カーボン素材”、"CFRP（カーボン繊維複合材料）"と書かれた傘は一部のパーツにのみカーボン素材を使用していることがほとんどです。一方、Carbrellaは、親骨・中骨・持ち手といった傘の主要な構造すべてにカーボン素材を使用しています。
素材の軽さと強さを最大限に活かすことで、風にしなやかに耐え、持つ人への負担も軽減。本物の「フルカーボン傘」の使い心地を体感していただけます。

傘の主要な構造全てにカーボン素材を使用したこだわりが詰まったプロダクトです。

■カーボン素材の特徴

カーボンファイバーは安価な製造技術が開発されておらず、 非常に高価な素材 ですが、他の素材にはまねできない様々な優れた性能を持っています。日常使いのアイテムだからこそ、素材も、仕上げも、妥協しない。それがCarbrellaシリーズです。

曲面の成形ができるというカーボンの強みを活かした、滑らかさが美しく使い勝手のいい"カーブ"とカーボンの織目と独特の光沢を活かしたスタイリッシュなストレートの2種類をご用意しました。

■カーブの持ち手

永く愛される傘を目指して、見た目も美しく使いやすいプロダクトを目指しました。

前回のプロジェクトではストレートの持ち手のみでしたが、多くの方からの希望を受けて持ちやすいカーブの持ち手を採用しました。

やさしいカーブは女性の手や小さめの手にも自然にフィットします。

お馴染みの形状で、握りやすく他に荷物があるときに腕に引っ掛けられるなど利便性がアップしました。

■ストレートの持ち手

Carbrellaの定番である軽さ、高級感、スタイリッシュなイメージを追求したストレートの持ち手です。

腕に掛けられるストラップが付いており、持ちやすさをサポートします。

思わず目を惹きつけるカッコよさ。スマートな雰囲気を引き立てます。

日本洋傘新興協議会が定める快適に使用できる傘の基準（以下、JUPA基準®）で定められた風速15m/sで1分間送風でもダメージが無いことを確認しています。
風速15m/秒は台風の強風域に相当する風速です。時速54kmで走る車の窓から傘を差すことに相当します。あおられて転倒する、建付けの悪い看板がはがされるなどの現象が起こる可能性があるレベルの強風です。

カーボン素材の強度を活かしたしなやかな骨で、強風でも壊れにくい

※強度を示すイメージ写真です。ぜひ大切に永くお使いいただきたいです。

カーボン素材は、素材そのものが錆びないという特性を持っております。さらに、金属製の傘に比べて、異なる金属同士の接触による腐食が起こりにくいことが特長です。通常、金属と金属が組み合わされ、水分が介在すると片方の金属が腐食（電食）することがあります。しかし、カーボン素材は金属ではないため、他の金属と接触しても電池反応が起こらず、腐食しづらいという利点があります。

カーボン素材を樹脂製のパーツで組み合わせており、異種金属が接触する部分がほとんどなく、電食がほとんど起こらない構造です。

（参考）日本工業規格JIS L 1092：2009 繊維製品の防水性試験方法（https://kikakurui.com/l/L1092-2020-01.html）

はっ水度5級の布を使用。一振りで水滴を落とす事ができます。

■接触角テスト（接触角計、協和界面科学株式会社、CA-D 型）

傘布に水滴を乗せてできる球の形を調べます。キレイな球形ができるほど弾きやすい傘布です。これまでも弊社でははっ水度5級の傘布を使用してきましたが、本プロダクトに使用する傘布の接触角は147°であり当社の既存品よりもはっ水性が向上しています。

Carbrellaには、高密度ポンジー生地を使用しております。ポンジーとは、細かな繊維で織り上げられたポリエステル素材で、滑らかな肌触りと上品な光沢感を備えており、人気がある傘生地です。本プロダクトには通常よりも密度の高いポンジーを採用しており、高い撥水性と耐久性を両立しています。さらに、耐水度は1829mmH₂O（一般的なナイロン傘は250mmH₂O）であり、大雨の中でもしっかりと雨を防いでくれます。

■傘布の引張強度試験（万能材料試験機、株式会社島津製作所、AG-I 50kN）

傘布そのものの耐久性も大切です。引張り強度を調べました。

JUPA基準®である300N以上を超えています。幅2.5cmの傘布で約30kgのおもりを吊り上げることができる強度です。

■紫外線透過率テスト（紫外可視分光光度計、日本分光株式会社、V-670DS）

こちらのグラフは様々な波長の光の通過透過率を確認する評価の実際の結果です。紫外線は99.9%以上カットできることが分かりました。UPF指数で最も高いUPF50+の傘布です。

雨の日も晴れの日も、毎日の相棒として活躍します。

JIS L 1005 A法（光源100000lx）による試験では遮光率は99.99%以上。JUPA基準®で1級遮光傘といえるレベルですが、分光光度計の結果では一部透過する光があることが分かっています。日傘向けの遮光塗工は施されておりません。雨傘として使用して下さい。

耐漏水性の試験も行いました。気象庁が強い雨という雨量であり、どしゃ降りの雨、ワイパーを早くしても見えづらくなる雨量である一時間の降水量20mmで20分間試験を行い、一切雨漏れはありません。

国内の箱屋さんに設計いただいた専用ギフトボックスをご用意しました。誕生日、母の日、父の日、敬老の日など、「雨の日が楽しみになる贈り物」としておすすめです。

届ける人に思いが伝えられるように、見た目の美しさと保護性を両立した仕上がりを目指しています。
※ギフトボックスは緩衝材で巻いてお届けいたします。

　※現在は試作段階のため、実際の仕様とは一部異なる場合がございます。
　※ギフトボックスは本体とは別リターンでの応援購入が必要です。
　　ご購入がない場合は、通常のお届け用段ボール箱でお届けします。

"軽さ"だけでなく、"圧倒的な強度" と "防錆性（錆びにくさ）"で「頼りになる傘」が手元にあるという安心感をお届けします。

そんな傘、もう卒業しましょう。

ただ、雨を防ぐだけじゃない。「雨の日の気分」をワクワクしたものに変える傘です。

こんにちは、手がける株式会社モノツク工業です。このたび、Carbrellaシリーズ第3弾をMakuakeにて発表できる運びとなりました。

前回のプロジェクトでは、「想像以上の軽さだった」「雨の日が少し楽しみになった」といった嬉しいお声を多数頂戴しました。一方で、「持ち手がやや使いづらい」「防水性に改善の余地がある」といったご指摘もあり、私たちにとって大きな学びとなりました。

改善に向けた道のりの道中、思い通りに進まずやめてしまいそうになったことがありました。しかし、友人や知人、仕事関係の方々にCarbrellaをお見せする中で製品を手にした方々が見せてくださる「本当に軽いですね」という驚きと笑顔が、私たちの背中を押してくれました。「もっと多くの方へこの傘を届けたい」「より快適に使っていただきたい」との思いでここまでたどり着きました。

Carbrellaが目指しているのは、単なる雨具ではありません。“軽さ”という価値を通して、日常に小さな喜びを添えること。たとえば、「今日はこの傘を持って、少し遠くまで歩いてみよう」と思っていただけるような存在を理想としています。

プロジェクトを公開するたびに、今でも緊張を覚えます。嬉しいご意見と同じくらい、厳しいご意見が届くからです。けれど、その一つ一つを糧として次の改善に活かしていきたいと思っています。

今回のプロダクトですべてのご要望にお応えできたわけではありませんが、大きく進化し、自信を持ってお届けできるプロダクトとなりました。今後もいただいた声を真摯に受け止め、Carbrellaの進化に活かしてまいります。

Carbrellaが、皆さまの雨の日を少しでも快適にする一助となれましたら幸いです。

◆カーブ

傘直径　　：約120cm　
全長　　　：約95cm
親骨 　　 ：68.5cm
重さ　　　：320g±20g
布　　　　：ポリエステル　
主軸　　　：カーボン素材
ストラップ：なし
UVカット ：99.9%以上／UPF50+
手動開閉

◆ストレート

傘直径　　：約120cm　
全長　　　：約83cm
親骨 　　 ：68.5cm
重さ　　　：280g±20g
布　　　　：ポリエステル　
主軸　　　：カーボン素材
ストラップ：あり
UVカット ：99.9%以上／UPF50+
手動開閉

スケジュール

◆2025年7月上旬　プロジェクト開始

◆2025年8月30日　プロジェクト終了

◆2025年10月末　 　国内配送開始

ご注文・配送

ご注文

・本プロジェクトはMakuakeの性質上、ご注文確定後速やかに製造工程に入ります。 そのため、ご注文確定後のキャンセル・変更・数量変更はお受けできません。
・商品ページ等で表示されるお届け予定日は目安であり、納期を保証するものではありません。
・天候不良・交通事情・災害・繁忙期・物流事情・配送会社の都合等により遅延が発生する場合があります。
・配送遅延に伴う損害補償・キャンセル・責任請求には応じかねます。

配送

・通常配送の場合、輸送用外箱の見える位置に送り状（伝票）を直接貼付してお届けいたします。
・専用ギフトボックス付き商品をご購入の場合は、外箱は使用せず、ギフトボックスを緩衝材で丁寧に包み、その緩衝材の外側に送り状を貼付して発送いたします。
・緩衝材は配送中の保護を目的として使用されますが、輸送中に擦れや凹み、開封痕などが生じる場合がございます。商品本体には影響ございませんのでご安心ください。なお、これらの外装ダメージは交換対象外となります。
・梱包方法や送り状の貼付位置についての個別指定はお受けしておりません。あらかじめご了承ください。

検収および初期不良

・商品到着後7日以内に開封・検品（検収）を行ってください。7日を経過した場合は、検収完了とみなし通常使用品として取り扱います。
・不良の疑いがある場合は、発生状況が分かる動画を添えてご連絡ください。動画により不良が確認できた場合は、当店が往復送料を負担のうえ交換いたします。
・動画で判定が困難な場合は、一旦お客様送料負担にて返送いただきます。返送品確認後、不良と認定された場合は返送料も含め当店が負担。不良と認定できない場合は往復送料はお客様負担となります。

保証および注意事項

本プロダクトはカーボン素材を主要構造部に採用し、軽さ・強度・耐久性を追求しておりますが、全く壊れないことを保証するものではありません。以下の内容をご確認の上、正しくご使用ください。

保証

以下の条件に基づき保証を行います。ご注文前に必ずご確認ください。

保証対象となる不良

・商品到着後7日以内にご連絡いただいた初期不良
・通常の使用中に発生した重大な骨折れ、開閉不能、重大な機能不良

保証対象外となるケース

・機能に問題が無い、製造・輸送工程で発生する微細な線傷や擦れ
・無理なひねり、ねじり、曲げ、反転、裏返し、振り回し等の操作
・強風（風速15m/秒以上）での使用
・降雨量20mm/h以上の環境下で20分以上連続使用した際に発生した雨漏れ
・開閉時の過剰な力や急激な操作
・意図的な裏返し動作
・濡れたまま長期間放置したことによる金属部品のサビ
・経年劣化、通常使用に伴う摩耗
・第三者による分解、修理、改造、加工
・誤使用、不注意、事故等による破損
・ご購入者以外からのお申し出、転売品

品質確認の基準

本プロダクトは以下の試験条件（日本洋傘振興協議会JUPA基準®に準拠）を参考に品質確認を行っています。これを超える環境条件での使用は保証対象外となります。

・防水試験：降雨20mm/hの散水を20分下で漏水がないこと
・耐風試験：風速15m/秒に1分間耐えること

安全上のご注意

お子様のご使用について

・お子様が使用される場合は、必ず保護者が安全確認を行い、保護者の監督下で使用させてください。
・周囲の人・物に接触しないよう十分注意し、振り回す、振り上げる、ぶつける等の行為をさせないでください。
・保護者の管理不足による事故・怪我について、当社は責任を負いません。

通常使用中の事故等について

・本プロダクトは一般的な雨天使用を想定して設計されており、極端な気象条件下（例：台風、豪雨、暴風雨など）での使用においては、性能を保証いたしかねます。
・操作方法、使用状況、環境等によっては予期せぬ怪我、事故、衣服汚損、物損、第三者損害が発生する可能性があります。
・通常の使用範囲内における怪我、事故、物損、第三者損害等について、弊社は責任を負いません。使用者ご本人の責任において安全に注意し、周囲への配慮を行ってご使用ください。

免責事項

本プロダクトのご使用により生じたいかなる間接的・付随的損害（例：衣類・荷物の濡損、通勤遅延、ケガなど）については、当社では責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
・ご注文確定時点で、本規定にすべて同意いただいたものとさせて頂きます。