国際協力や国際交流と言えば、

「20万円もかけて現地に1週間のボランティア…！」

なんてイメージの方も多いのではないでしょうか？

今回「国際協力NGO CBB」では、支援するカンボジアの子どもたち（小学生～高校生）と日本国内にいながら繋がることができる。そんな企画を始めました。

将来、先生になってみたい方。

途上国やカンボジアに興味はある！けどまだ行ったことがない方。

定年退職したものの、何か意味のあることしたいという方。

私たち、国際協力NGO CBBは今年2月、カンボジアにCBBスクールを開校しました。現在、スクールには60名程の子どもたちが在籍し、日本語と英語を週5日間学んでいます。

普段は日本人スタッフ1,2名が駐在し授業を行っています。しかし、多くの日本人に触れ合って、より広い視野を持ってほしい！そう思い、月に1度Skype授業を行い、子供たちにとって日本人と繋がれる貴重な体験になっています。

子供たちとのSkype授業を通して、多くの途上国支援では見られない、現地の生の声を日本にいながら見聞きすることが出来ます。

「意外と貧困ではないかも？」

「あれ、ご飯に困ってないの？」

「てか、うるさいね笑」

といったリアルなコミュニケーションを取れるかもしれません。

私、いきなり先生なんて出来ないかもという方もご安心ください。子ども達も「こんにちは。私の名前は～」といった普通の会話を楽しみにしています。文法等を教えるのではなく「会話」の勉強中心の授業になります。

しかしCBBスクールは、増える生徒の数に対して椅子の数が足りていなかったり、先生のお給料の支払いが遅れてしまったりなど、まだまだ駆け出しの状態です。

今回支援していただいた資金は主にスクール運営費に充てさせて頂きます。
主に毎月、
●スクール建物家賃$250
●カンボジア人日本語教師給料$130
●カンボジア人英語教師給料$115
　小計$495≒61,500円
が支出の大半を占めています。

日々生徒数を増やすために試行錯誤はしていますが、まだ軌道に乗れていないのが現状です。

しかしスクールがあるコンポンチャム州バティエイ郡（首都プノンペンから片道2時間）の近くに、カンボジア人が日本人と関わることができる「場所」は他にありません。実際スクールが出来てから、日本人の方が村に足を運んでくださる機会が増えました。

CBBによる大学進学支援により、地域から貴重な大学生を輩出していることも含め、行政・公立教育機関からの信頼を得ることができ、それと同時に責任も厚くなってきていると感じています。そんな地方で、日本に興味のある子ども達、日系企業に興味のある行政がスクールの可能性に期待してくれています。

今回はスクールの継続を目的とした資金調達ですが、今後スピーチコンテストを実施、日本に高校生くらいの生徒たちを招待出来たら、なんてことも構想しています。

まずはSkype授業という小さなアクションから始まりますが、今後ご支援いただいた皆様と定期的にお会いし、できることを必死に考え、一緒に語り合えたらまた何か新しいことが生まれるのではないか、と楽しみにしています♪

最後まで読んで頂きありがとうございます。

国際協力NGO CBBは2011年に立ち上げられ、国内では法政大学、現地ではプノンペン及び農村部を中心に活動しています。2013年に現地オフィスを開設、常に日本人がいる状態で、現地に寄り添った支援ができるよう日々精進しています。また国内では法政大学市ヶ谷キャンパスを中心に20名ほどの学生が毎週ミーティングをしています。

今回のSkype授業にて、大学生メンバーと交流するところ含め、長い目で支援者の皆様ともお付き合いさせて頂けたらと思っています。一度Skype授業を体験していただいて、継続して関わりたいと思われた際には別途ご相談頂ければと思います。
拙い文章ではありますが、皆様どうぞこれからもよろしくお願い致します！