ひっくり返すだけ？！常識を覆すソロテーブル「ちゃぶスタmini」誕生！

ソロキャンプ、登山、近所の公園で、シーンを選ばない手軽さ。いつでも、どこでも、いくつになっても気軽に使える新発想のソロテーブル「ちゃぶスタmini」が誕生！

テントの設営、薪割り、焚き火の火起こし、時間がかかるし他は楽したいな...そんな時には「ちゃぶスタmini」

家族や友人と休日の楽しい時間を過ごすひと時。休憩タイムに飲み物やおやつをちょっと置けるテーブルがあれば...そんな時には「ちゃぶスタmini」

登山の休憩場所って限られてるし、休憩時間も同じだから備え付けのテーブルは既にいっぱい。でも、食べ物だから地面に直接置きたくない...そんな時には「ちゃぶスタmini」

サイドテーブルで使うだけだし、わざわざ組み立てるのは面倒。もう片手にはビールも持ってるし...そんな時には「ちゃぶスタmini」

天板をひっくり返す簡単操作。パッと設営、サクッと撤収。これで設営、撤収の時間を解決！

（補足）
コツは素早く、軽く投げるような感じでひっくり返してください。使用開始直後は引っかかることもあるかと思いますので、上下動しているプレートを手で押し下げてください。プレートの上下動は使用とともにスムーズになってきます。

本体重量は194g。コンビニのおにぎり2個より軽く、ラクラク持ち運び。これで重たい荷物の持ち運びから解放！

収納時の厚みは約8mm。超薄型なので、バックパック、バイクのパニアケースなどにサッと隙間収納。これでパッキングの手間を解消！

シングルバーナー（OD缶）、飲料、食べ物の３つの物が置ける天板サイズ。これで、ちょい飲み、ちょい食べ思いのまま！

直径11cmのOD缶（250缶）が置けて、他に2つの物を置けるようにした天板。「シカクマル」で実用性とデザイン性を追求したサイズと形状。

たった５パーツだけ。ヒンジでもなく、ネジ1本も使わない独自の折りたたみ構造。これでパーツの紛失も解決！

※特許もしくは実用新案での申請準備中

【開発経緯】

bished第1弾商品の焚き火台「火炉裏」の燃焼テストに行ってた際に、年配の女性2人が公園のベンチに横並びで座り、シングルバーナー(OD缶）とメンティンで天ぷらを揚げていました。「かっこいい！」（あくまでも私の個人の感想です）、「これだよ、これ！」車の運転ができなくなって、重い荷物を運べなくなっても、軽量・コンパクトなギアなら「いつでも」「どこでも」「いくつになっても」アウトドアは楽しめる！bishedはそんな商品開発にこだわりたい！と思って見ていると、シングルバーナーは地面に直置きされていたので腰を曲げるのが少ししんどそう。「もう少し高かったら楽だろうにな...」「ソロテーブルはいっぱいあるけど持ってないのかな？」「いやいや、シングルバーナーとメスティンを持っている方ならソロテーブルは持ってそうな気はする」「でも、ソロテーブルって組み立て型の方が多いから面倒なのかな？」など思って見ていました。焚き火台の次の商品開発はテーブルと決めていたので、「じゃあ、おばあちゃんたちに使ってもらえるような軽量・コンパクトで簡単なテーブルを開発しよう！」と焚き火台の燃焼テストと平行してテーブルの開発をスタートしました。

【基本設計】

でも、軽量・コンパクト、簡単なテーブルと言葉では言えるけど、具体的にどんな？と考えてもなかなかいいアイデアが出てこないので、改めて組み立て型、折りたたみ型テーブルのメリット、デメリットを整理。それで考えたのが、「両方のいいとこどり」。つまり、「限りなく組み立て型の加工だけで、折りたたみテーブルにする」、「加工工程、パーツも減らすことができたら、軽量化、コストダウンにもつながる」という単純な発想でした。でも、何から手をつけたらいいのかわからなかったので、色々な組み方、工法を調べるためにまずは日本建築の継ぎ手、仕口を研究。これならできるかもしれないと出会ったのが「3本組木」

まだ半信半疑の中、厚紙で3本組木を作り日々組み立て、分解を繰り返し、たどり着いたのが「L字切欠き」これでようやく紙試作をスタート。

悪くはない。悪くはないけど、これだと3箇所も差し込む手間がいる。この手間すら省くことができないか？なかなか妙案が浮かばない中で思い出したのが焚き火台「火炉裏」の発想の原点となった「ねじり折り」。

「斜めにプレートが移動すれば回転する。使えるかもしれない！」と思った矢先に直面した問題が、「何度の角度で何センチ移動したら、何度回転するの？計算方法がわからない！」物理とかちゃんと勉強していたらすぐに計算できたのかな？と後悔しながら、ネットで色々と調べてようやく計算でき、やっと基本設計が完了！

【最後の難題】

これで金属での試作に取り掛かれると思っていたら、次は曲げ加工できない問題に直面。L字切欠きの部分はZ曲げで設計しているのですが、曲げと曲げの距離が短くて曲げ加工ができない。（業界の人はあたり前で知ってることでした）曲げの角度、距離を見直してシュミレーションを繰り返しましたが不可。たくさんの人に相談しても、「この設計なら金型だな...」と。個人事業の私には大量生産できないし金型は無理！3Dプリンタなど他の製造方法も模索しましたがコスト高になるしそれも厳しい。無謀な挑戦だったかと半ばあきらめながら、それでもあきらめきれずに色々と相談させていただいていた時に、1950年創業、家庭用ミシンの販売からはじまり、現在では精密切削加工、治具開発、プリント事業など、幅広いものづくりを手掛ける「ナんでも スぐ コしらえる」ナスコ株式会社様に出会うことができました。このテーブルの設計を実現する為に様々な方法をご提案いただいて、ようやく曲げ加工の問題をクリア。最後はスムーズに動作するように0.01mm単位で微調整を繰り返し、ようやくたどり着くことができました！

Q. 耐荷重 はどのように計算していますか？
A. まず、2kg、3kg、4kg毎に24時間テストを実施しました。

4kgで脚は問題ありませんでしたが、天板にたわみが確認されましたので、暫定で3kgをMAX値として仮定。「JIS S 1205」の基準に準拠し、3kgで7日間放置。天板、脚ともにたわみは確認されませんでしたので、安全係数1.5の設定で、耐荷重は2kgとしております。

※耐荷重のテストは私ども内部試験によるものです。

Q. ヒンジでもなく、ネジも使ってないとのことですが、簡単に外れたりしませんか？
A. 各パーツが特定の位置でない限り外れません。その特定の位置はそれぞれのパーツが干渉することで、組み立て後はその位置にくることがありませんので、簡単に外れるような構造にはなっておりません。

Q. 自身で組み立てるのですか？
A. 私どもで組み立し、動作確認後に出荷いたしますので、サポーター様での組み立ては不要です。

Q. メンテナンスはどのようにすればいいですか？
A. 軽度な汚れの場合は柔らかい布で汚れをふき取ってください。本製品はアルマイト加工を施していませんので、厳密に言うと水には弱いですが、汚れが目立つ場合は、中性洗剤で汚れを落とし、水洗い後すぐに水分をふき取って、よく乾燥させて保管するようにしてください。

【テーブル／ちゃぶスタminiの収納袋】

シンプルな巾着の収納袋です。バックパックに入れた時に他の物が傷ついたりしないように、経糸600D×緯糸600Dの厚手生地を採用。摩擦堅牢度は4級以上の生地なので色移りの心配もありません。軽量194g、極薄8mmの「ちゃぶスタmini」をこの収納袋で楽々持ち運び！

【焚き火台セットA・Bの補足説明】

＜焚き火台（火炉裏）＞

bished商品第1弾として、2023年12月にMakuakeにてリリース。円形の焚き火台はディッシュ型で収納時は厚みのある商品が多いですが、直径30cmでもB5サイズにフラットに収納。アルコールストーブの防風スタンドとしても使えます。薪組みを愉しみ、炎のゆらぎをゆったりと愉しむ焚き火台です。

【仕様】

＜五徳（火炉裏用）＞

焚き火台「火炉裏」のプロジェクト実施後に、サポーター様から「五徳が欲しい」という要望を受け、デザインとしての一体感を損なわないように考えたシンプルな五徳。簡単に取り外しできるので調理の時だけ取り付け、調理後は取り外してのんびりと炎のゆらぎを愉しめます。

【仕様】

（五徳の設置）

本プロジェクトはテーブル「ちゃぶスタmini」の為、焚き火台・五徳につきましては簡単な説明とさせていただきました。ご興味をもっていただけましたら、下記のURLも合わせてご参照ください。

【私どものWEBサイト】

https://bished.com/

https://bished.com/p-hirori/

https://bished.com/p-gotoku/

【焚き火台「火炉裏」のプロジェクト実施サイト】

https://www.makuake.com/project/hirori/

・折りたたみ時に脚はロックされていません。収納袋から取り出す際には、天板の上下面を確認いただき、脚のある面を上にして取り出すようにしてください。脚のある面が下の状態で収納袋から取り出すと、いきなり脚が開き、指を挟むなどケガの恐れがあります。

（備考）
ほとんどのキャンプテーブルは天板にロゴマークが入ってますが、ちゃぶスタminiは、プレートにマークを入れました。製品のマーク面と収納袋のマーク面を合わせて収納するようにしてもらえれば、収納袋から取り出す際には収納袋のマークがある面を上にして取り出すことでいきなり脚が開くということは軽減できるかと考えました。

・脚のある方向（下記図の赤矢印の方向）に力を加えると脚が倒れる恐れがありますのでご注意ください。（キャンプ道具、飲み物などを置くレベルでは問題ございません）

・折りたたんだ状態では完全フラットではなく、脚は少し斜めになっています。保管時、持ち運びの際に強い圧力がかかると脚が曲がる恐れがありますのでご注意ねがいます。

50代で脱サラ。アウトドア用品の商品企画をやりたいという長年の夢に向かって、おやじキャンパーがbished（ビシェッド）を立ち上げました。個人事業だからできる自由な発想で、「いつでも」、「どこでも」、「いくつになっても」アウトドアライフを楽しめる商品開発に邁進しています。今はこのテーブルの折りたたみ構造を活かして他の商品に応用できないか研究中！