はじめに
-Introduction-

長崎県長崎市。
オランダ坂の途中にたたずむ、閑静な洋館群。
ここでは約130年前から、外国人が暮らす街「居留地」として外国人同士の交流、また外国人と日本人との交流が盛んに行われてきました。

この長崎居留地に伝わったのは西洋の音楽教育、ボウリング、汽車、英字新聞が代表的。
当時は各国の領事館に高級ホテル、教会、ダンスホールがあったそうです。
日本からもお茶の輸出や、炭鉱、オペラ「蝶々夫人」の舞台になるなど、
そこでは様々な文化が交わり、居留地から全国、そして再び世界へと広がっていきました。

そんな風景が今も残る「長崎居留地」に、国際交流の歩みを続ける拠点があります。

はじめまして、私は東山手「地球館」で館長をしている青栁智子と申します。

この東山手「地球館」は長崎「国際交流塾」が25年間運営を続けてきた国際交流拠点です。これまで多くの留学生や長崎に住む外国人の拠り所、また長崎の方と交流する場所としてたくさんの方に親しまれてきました。

「地球館」が位置するのは、長崎居留地の東山手エリア。

ここは明治30年頃に建てられた洋館（国選定重要伝統的建造物群保存地区・長崎市指定文化財）で、明治の外国人居留地時代にはアパートとして外国人が住んでいたそうです。すぐ近くには宣教師が開校した「活水女子学院」や「海星学園」があり、特に外国人と日本人の交流が盛んに行われていました。

そんな場所で東山手「地球館」を運営しているのは、市民団体 長崎「国際交流塾」。
1992年に発足した後、1997年に地球館がオープンしました。
以来、さまざまな文化交流を通して100ヵ国以上の世界の方々と交流を育んできました。

しかしここ数年、長期の運営によりメンバーの高齢化とコロナによる外国人の減少で継続が非常に困難に。

そんな中、前館長がこの歩みを新しい世代にと望みを託し、
当時同じ居留地で暮らしていた私にご縁が繋がって、2022年10月に新館長として就任する運びとなりました。

この東山手「地球館」の持つ、最大の魅力は

「さまざまな国の方と交流する中で世界にはいろんな文化や、異なる考え方があると分かってくる。時にそれに共感し、時にぶつかりながら、国や性別・年齢ではなく「この人は」という視点で、1人1人と関係を築いてきたストーリーと文化があるということ。」

お気づきかもしれませんが、実は私は25歳で地球館と同い年。
つまりこの活動のすべてを共にしているわけでもなく、加えて国際交流に関しても個人的にはあまり興味がなかったのが、正直なところでした。
しかし、そんな私にも熱心にこれまでの歩みと想いを語る前館長の姿、誰とでも分け隔てなく接するの塾生の皆様の姿をみて、

この25年で大切に築かれた文化を、ここで途絶えさせたくない。
私にと託してくださるなら、精一杯できることを一緒にやってみたい。

その想いで、地球館の継承と、Makuakeに挑戦することを決意しました。

今回のMakuakeを通して、まずは東山手「地球館」の国際交流への想いと取り組みを知っていただくこと。そして、皆様と一緒に歴史と文化の継承を実現していけたら嬉しいです。

（左から、前マネージャーの高梨さん、新館長 青栁智子、前館長の牛嶋さん）

自己紹介

改めまして、ご挨拶させていただきます。
私は青栁智子（あおやぎ ともこ）と申します。

長崎市出身で高校まで長崎で暮らした後、大学進学で上京し、卒業を機に長崎にUターンしてきました。専門は音楽で大学では主に文化政策について学んでいましたが、個人的な趣味でもあったパイプオルガンをもう少し専門的に学びたくて、活水女子大学音楽学部に研究生として在籍。これがきっかけで「長崎居留地」と関わることになります。

パイプオルガンの研究は楽しくさせていただいていましたが、せっかくなら、

長崎での「音楽・芸術」を身近にしたい！と、いろいろな音楽イベントを企画する、「地域音楽コーディネーター」としてのお仕事も始めました。

当初長崎に帰ってきたばかりで地域の繋がりや経験もほとんどない中、多くのチャンスを与えてくださったのが「長崎居留地」の皆様です。
教会を舞台にしたコンサートや洋館での音楽会などを開催する中で、地域のあたたかさや魅力的な建造物・空間に惹きこまれ、暮らしの拠点も居留地に移しました。

（かうひいと音楽の昼下がり報告書：https://denshusho.jp/wp-content/uploads/2022/07/718a892383b1a747e3aad1c50884e186-1.pdf）

現在は、東山手「地球館」の運営が軸になっていますが、変わらず地域のイベントのお手伝いをさせていただいたり、「東山手地区町並み保存会」や「長崎居留地歴史まちづくり協議会」にも関わらせていただきながら、音楽・芸術に留まらず活動を続けています。

What is “地球館”？

25年間続く、国際交流の拠点

「長崎には世界中から来られた人々が、私たちと共に住んでいらっしゃいます。
この方々との継続的な交流活動の中で、お互いの文化を知り、多様な価値観を学び合うと同時に、お互いが自分の国の文化や自分自身の再発見をすることも大切だと考えています。

そして一人一人が自己理解や相互理解を深め、広い視野を持つことにより、
お互いの考えを尊重できたり、様々な問題を地球規模で考え、それぞれの地域で行動することができれば、町の活性化やひいては小さい力ではあっても
「世界平和」につながると信じています。

東山手「地球館」はこのような考えに基づき、国際交流の拠点とすべく、
長崎市および長崎伝習所「国際交流塾」の協力を得て作られました。」

これが、東山手「地球館」の設立のきっかけと、運営理念です。
その運営は今年で26周年を迎えました。

運営主体は長崎「国際交流塾」という市民団体。
長崎市からの市民活動へのお支えもあり、一時は日本人・外国人あわせて200人程の塾生が在籍していたこともある活動的な団体です。
塾生はそれぞれ自分が好きなことを軸に様々な企画（班）を立て、外国人も日本人も関係なく興味がある人同士で集まり、楽しく同じ時間を共有しました。
2005年には国際交流基金「地域交流賞」と長崎県民表彰も受賞しています。

＜略歴＞
1992年4月 長崎伝習所「国際交流塾」として発足
1997年4月 長崎「国際交流塾」として独立
1997年5月 東山手「地球館」オープン
2003年 来館者が16,000人を超える
2005年 国際交流基金「地域交流賞」受賞
　　　 長崎県より県民表彰を受ける
2022年 世代継承、12月にリニューアルオープン
2023年 現在

少し、その内容を共有できたらと思います＾＾

東山手「地球館」で生まれた企画

～ワールドフーズレストラン・世界の料理を味わう～

東山手「地球館」設立の主軸となったのが、この「ワールドフーズレストラン」！

長崎に暮らす外国人が母国の家庭料理を手作りして、みんなでその国を味わう企画です。日本ではなかなか食べられない、珍しい世界の料理を食べられることや、料理を通してその国の人と直接話すことができる＆外国人も日本人に自分の国の料理を伝えられることが良い交流を生み出し、今でも大好評です。

またさまざまな国の料理を、塾生同士が協力して作ることで、使う食材の違い、野菜の切り方の違い、時には踊りながら調理をする方もいたり(!?) と毎回新鮮で新たな発見があるものです。

～スポーツを通じた国際交流～

言葉が同じでなくても、スポーツのルールは万国共通。はじめましてでも、身体を動かすうちに次第にコミュニケーションが生まれます。同じチームになってゲームをしたり、休憩中におしゃべりがきっかけで仲良くなったり…！

～チェス＆コンタクトブリッジ～

チェスやコンタクトブリッジも、世界では競技人口の多いボードゲーム。これをみんなで練習して、時には海外へ足を運び姉妹都市交流をしていました。地球館では、ブリッジの大会に飛び入り参加する外国人もいたそうです。

～音楽で国際交流～

音楽も世界共通の言語！世界にはさまざまな民族楽器があり、楽器によっては複数人で演奏してはじめて音楽が成立するものもあります。言葉ではなく、音を奏でることで演奏者も聴く側も一体になれる文化です。

運営メンバーの高齢化とコロナによる外国人の減少…

しかし、25年という長期間の活動で徐々にメンバーも高齢化。
体力も落ちてきて、「自分たちの世代で思いつく限りの交流は思う存分できた」と感じる中、加えて2020年からのコロナの流行によって留学生の減少やこれまで一緒に活動してきた外国人も帰国したりとターニングポイントを迎えていました。

でもだからと言って、それだけを理由に地球館を閉じてしまって良いのか、前館長の牛嶋さんとマネージャーの高梨さんはとても悩んでいたそうです。

「もし次の世代で託せる人がいれば、引き継ぎたい。」
そうしてご縁が繋がり、2022年10月に運営体制が大きく変わることとなりました。

2022年12月リニューアルオープン！

東山手「地球館」cafe slow
～国際交流と、地域・観光の新拠点～

ここからは、現在の地球館についてお話しできたら幸いです。

2022年10月に館長が変わった後、休館の期間をいただいて、改めて地球館が「どんな役割を果たしてきたのか」「これからも残したいこと、逆に変わるべきところは何か」「今後、新しくどんな役割を担っていくべきか」ということを、新しい仲間も一緒に考えていきました。

・国際交流の拠点としてたくさんの外国人との深いつながりを育んできた場所。

・長崎で暮らす外国人にとって、気軽に集まれる場所。楽しく働ける場所。

・この街の歴史や文化を若い世代にも継承しつつ、新しい挑戦をしていける場所。

・これからも長崎の外国人と日本人が交流し、関係を築くことで「長崎と世界を結ぶ」場所。

・観光地でもある長崎居留地、まち歩きの途中で「ほっと一息」つける場所。

・明治時代に建てられた洋館が魅せる異国情緒。非日常を味わえる場所。

・地域の食材を使った美味しいお料理を洋館で味わえる場所。

・国際目線の文化だけでなく、地域の「文化」が集う場所としての機能。

・コワーキングやイベントスペース、さまざまな使い方ができる場所。

こういったアイデアや意見をみんなで出し合う中で、
これまでは「国際交流」を目的に塾生が活動拠点として使う役割が大きかった東山手「地球館」を、
これからは「国際交流」を軸に、「地域」「観光」にも開かれた拠点として役割を担っていくことで方向性が決まりました。

「国際交流と、地域・観光の新拠点 ～坂の途中で、ゆっくりのんびり～」

これが、リニューアルした私たちの合言葉です。

「やさしい」がコンセプトのカフェ
からだにも、地域にも、世界にもやさしい

新しくオープンした、東山手「地球館」cafe slow。
オランダ坂の「slope」と、ゆっくりのんびりの「slow」を掛け合わせたネーミングです。

そこでご提供しているのは、
「やさしい」をコンセプトにした、からだにも、地域にも、世界にも優しいお料理。

・塩麴、醬油麴を使った味付け
・50度洗いのお野菜、低温スチーミングなどの丁寧な調理法
・手作りを心がけ、添加物はほとんど使わず、自然由来のものを使うこと
・長崎県産の食材を選び、地域や地元のお店様から仕入れること
・コーヒーや紅茶などのドリンクにはフェアトレードや農薬等をなるべく使わない原材料のものを使用すること
・季節によって使う食材や提供メニューを変えることで、フードロスを少なくすること

↑地元で人気のパン屋「Gaillard（ガヤール）」さんのパンを使った「ココナッツあんバターサンド」

＜ご一緒させていただいている居留地・長崎のお店様＞

・長崎堂 様（ http://www.kasutera.co.jp/info/index.html ）

・gaillard 様（https://www.instagram.com/boulangerie_gaillard/?hl=ja ）

・カウベル深堀 様（https://kauberu.com/ ）

・日本茶専門店 朱夏 様（https://www.instagram.com/shuka_tea_/ ）

・CORAL COFFEE 様（https://www.instagram.com/353sangosan/ ）

・てがみ屋 様（https://nagasaki-tegamiya.com/）2023年7月～提携開始予定

これらを意識した、美味しい・優しい料理は地球館に訪れるみなさまからもご好評をいただいています！(*^^*)

地域に開かれた文化スペース

国際交流だけでなく、さまざまな文化が集う場所として色んな方々にご利用いただきたい。そんな気持ちで、コンサート、交流会、お茶会などを開催しています。

【これまで開催したコンサート】
・2022年12月22日「Winter tainer tour 2022」ヴァイオリニスト 竜馬さん
・2023年3月5日「かうひいと音楽の昼下がり」歌：中村仁さん、佐伯瑞葵さん　ピアノ：山口紗弥さん
・2023年3月23日「春爛漫 in 長崎」ギタリスト 山下俊輔さん
・2023年3月31日「春晴れソロツアー2023」ヴァイオリニスト 竜馬さん
・2023年4月23日「Cafe Concert～フルートとピアノで奏でる春の音～」Leone：本多史佳さん（フルート）、山口紗弥さん（ピアノ）
https://www.instagram.com/chikyukan0517/

【2023年2月23日 居留地でたのしむ 長崎のお茶　淹れ手：日本茶専門店 朱夏 店主 西田春菜さん】
https://www.instagram.com/shuka_tea_/

【2023年2月25日　やさしいmarche ＆ ワールドフーズ（nfs catsさん、道楽市場さん）】

【その他・・・】
・ながさき若者会議の交流の場として（館長は「ながさき若者会議」のメンバーでもあります！）
ながさき若者会議▷▷ https://nagasaki-wakamonomeeting.com/

Makuakeを通して挑戦したいこと
＆ 資金の使い道

より多くの方が集える場所として、居心地の良い設備を整える

リニューアルオープンを機に、これまで劣化が激しかった最低限の内装の改修やカフェとしての機能は、随分整えることができました。しかし、市民活動団体として「文化が集う場所」「交流し関係を育むための場所」であるには、まだまだ皆様のお力添えを必要としています。

長崎で、世界を感じる、世界と繋がる

現在、長崎市では人口減少や若者の流出が課題視されています。
「若者に選ばれない…」そんな言葉をよく耳にします。でも長崎に住む外国人や留学生たちは、どんな理由であれ、長崎を選んでここに住んでいらっしゃるのです。

長崎にいながら、国の垣根を越えて人と人との関係を築くことができる地球館。
交流の中で世界のことを知ったり、長崎や日本のことを知ろうとする方たちに自分の暮らす街を世界に発信できる。見方を変えれば、もしかすると、ここに集う外国人から日本のことや長崎のことを教わることもあるかもしれません。

そんな場所を、もっと発展させたい！！

歴史と文化をみなさまと一緒に次世代へ

また、この東山手「地球館」は「国選定重要伝統的建造物群保存地区」の中にあり、長崎市から文化財として指定されている洋館で運営されています。（https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/hozonchiku/judenken_ichiran.html）

明治30年頃に建てられた、古い建造物（建物をよく観察してみると、塗装や窓・暖炉の洋風をベースに、瓦葺きは和風、欄干は中国風という特徴があり、海外交流の様子を想像することができます）ですが、今も歴史と文化が営まれ続けている場所。

この「長崎居留地」では現在「長崎居留地歴史まちづくり協議会」が発足し、エリア全体で歴史を活かしたまちづくりが推進しています。特に、東山手「地球館」がある「東山手エリア」は「文教・未来創造ゾーン」として位置づけられており、歴史的建造物を若者を中心に活用することで、交流を育みながら新しい取り組みがなされていくことに期待値が高まっています。

https://www.city.nagasaki.lg.jp/sumai/660000/667011/p037838_d/fil/granddesign00.pdf

東山手「地球館」が、皆様と一緒に発展することでこの街の歴史や文化を大切にしつつ、皆様に愛される形で次世代にバトンを繋げていけたらと、私自身も願っています。

これらを踏まえ、主に東山手「地球館」２Fのイベントスペースの充実を図れたらと考えています！

・コミュニケーションツールの導入（ホワイトボード、ネームカード、ボードゲーム・楽器などの気軽に交流を促せる物品など）

・国際交流や多文化理解のためのイベント資金（語学講座…英会話・やさしい日本語、交流会、ワールドフーズ、ワークショップ、多文化理解講座、文化イベントなど）

・市民活動のための設備、備品の購入（PC、プリンター、音響機材、接続備品など）

・東山手「地球館」の機能を多くの方に伝えるための制作費（パンフレット、HP製作など）

～私たちが大切にしていること～

ここまで色々なお話をお伝えしてきましたが、
これまでも、これからも私たちは「国際交流」を主軸として、多岐にわたるイベント・交流に励む所存です。
その中で共通することはどれも「みんなで同じ時間を過ごす」ということ。

「外国人か、日本人か」、「日本語が上手い・下手」、「英語ができる・できない」は関係なく、ただ単純に「ある1つのことを、みんなで共有する場面に、たまたま色んな国籍の方が集っていた」ということ。

だから100ヵ国近く違う国の方が集まれば、「常識」は誰かにとって「異文化」になりえます。

自分は当たり前だと思っていたことも、他の人にとっては当たり前ではなかった

それは日本人同士でも外国人同士でも、起こりうるシチュエーション。
結局のところ、「国際交流」で行き着く先には「国と国」ではなく「あなたと私」という関係であることに気づかされるのです。そう考えると、国籍はもちろん、年齢、性別、身体の特徴などの、
「〇〇人だから～」
「〇〇さんより自分は年上/年下だから～」
「男性/女性だから～」
「太って/痩せているから～、障がいがあるから/ないから～」
という考え方は自分が勝手に決めつけた固定観念であることを痛感します。

いろんな方と出会い、対等な関係を築くなかで、様々な考え方・ものの見方を知り、自分と相手を理解していく。違和感を覚えるときは、素直に伝えてみる。むしろそうすることで、関係性が深まる場合があること。残念ながら、折り合いがつかない場合もありますが、それも地球市民ならあり得ることで、対立ではなく対話の姿勢で適切に距離を置く場合だってあります。

東山手「地球館」および長崎「国際交流塾」は、こうした理解のもとで、根本的な垣根を越えて様々なバックグラウンドを持つ方々とより深い部分で繋がり、活動を続けてきました。

「どこにいても、どんな人でも、全員が同じ地球で暮らす市民。その隣人を大切に想い共に行動していくこと。」
この文化をこれからも大切に、皆様と一緒に、繋いでいけますように。

祈りを込めて、お願いの言葉といたします。

地球館に集う方の声

東山手「地球館」前館長　牛嶋 洋一郎さん

多文化共生による平和を目指して。一つの価値観による平和ではなく、多様な価値観が共存できる平和を。多文化とは国や言語、宗教の違いにとどまらず、男女、能力、貧富、美醜、障害、年齢等々様々な違いも同じこと。青栁さんたちに期待したいのは、グローカルな活動、つまりグローバルな視点を持ちながら、身近なところで活動するということです。THINK GLOBALLY ACT LOCALLY! 若さでTRY!

東山手「地球館」cafe slow 店長　田中 雅人さん

現在、東山手「地球館」cafe slowで店長を務めています。私自身はカフェでの調理担当ということで主にワールドフーズが印象的ですが、他国の食文化に触れることができ、非常に楽しく良い経験になっています。こうした活動を通し、より多くの人が海外の文化を身近に感じて欲しいなと思います。国際交流のみならず、地域・観光の新拠点等これまでになかった拠点づくりを目指していきますので、皆様も是非、応援よろしくお願いいたします。

地域猫活動コーディネーター / 国際交流塾生　ナガノ ユウコさん

「人と人が交わる時、思い込みは必要ない」
これは人と動物も同じだと日々の活動で実感しています。東山手「地球館」が、優しさを持ってすべてのひと・ことに向き合えるような場所であり続けられることを願います。（https://www.instagram.com/nfs_cats/?hl=ja）

ながさき若者会議メンバー / 国際交流塾生　松崎 文香さん

生まれ変わった地球館は、私が所属している ながさき若者会議の交流の場となったり、イベントの際には年齢や国籍を超えた新たなつながりがあちこちで生まれたりと、賑やかで心癒される場所です。かつての地球館のように、これからますます国際交流が盛んになり、さらに賑やかで温かい場所になることを願っています！（https://nagasaki-wakamonomeeting.com/）

国際交流塾 英会話講師　Aliakseiさん

Chikyukan is a place that I discovered only in my 2nd year in Nagasaki city. However, immediately I understood that I wanted to spend more time there. It is an original place for international communication and cooperation. Stuff and attendees always create a warm and supportive atmosphere. Thus it is always a pleasure to stay there. I’m glad I can share my experience and be helpful to others. Chikyukan’s activities and events consistently reward me with new knowledge about different cultures and people.
（地球館は私が長崎に来て2年目の時に知りました。ですがすぐに、もっとここでの時間を過ごしたかったと思いました。ここは国際的なコミュニケーションと助け合いがある独自の場所です。スタッフや参加者のみなさんはいつも温かく、協力的な雰囲気をつくっています。だから、いつ居ても楽しいです。私の経験を共有したり、みなさんの役に立てることが嬉しいです。そして地球館の活動やイベントは、常に異なる文化や人々についての新しい知見が与えられます。）

スケジュール

2023年6月　プロジェクト開始

2023年9月中旬　プロジェクト終了

2023年10月～11月　リターン発送準備・準備出来次第発送・イベント等企画ご連絡

2023年12月～　リターン発送完了予定・イベント実施（2024年3月末までに完了予定）