害から美へ　新たに命を吹き込む

ジビエレザーで作った商品をお届けいたします

普段使いもできる巾着バッグ

ジビエレザーのペンケースをご用意しました。

弊社の取り組みのご紹介

私たちは、障がいや病気を抱えた人が働きながらステップアップを目指すA型事業所「CPF上田」です。A型事業所は「精神的につらいけど、無理なく働きたい」「難しいことは分からないけど、いろいろなことに挑戦したい」「退職したけど自信を取り戻したい」といった志があるメンバー（利用者）が一般就労を目標に、事業所と雇用契約（パート）を結び、様々な仕事をする福祉施設です。

メンバーは主に革製品製造に励み、細かい作業を通じて仕事の幅を広げています。

施設外就労を始め様々な仕事を経験していきますが、事業所発足３年が過ぎ、革への知識も深まり、加工処理や縫製技術力がついてきました。そんな時、地元から鹿の革で製品を作ってはどうか、との提案をいただきました。

鹿革（ジビエ）について知っていくと・・・

近年、信州では、野生鳥獣肉（ジビエ）やその皮を活用する動きが盛んになってきています。鹿や猪、熊などの野生の動物の皮を加工した革は「ジビエレザー」と呼ばれ、害獣として駆除されるものや、害獣対策で食肉用として利用される野生動物の皮を活用しているのが特徴です。特に皮は肉に比べると、ごみとして埋めたり燃やされてしまいます。

私たちが扱っているジビエレザーの約7割は長野県内で駆除されたニホンジカです。

長野県小諸市の加工施設で肉と革を出来る限り無駄のないよう分別され、同県飯田市にあります株式会社メルセンにて鹿革本来の良さを活かせるよう長い工程を時間をかけて新たな命を吹き込んでいます。

写真協力：株式会社 メルセン

魅力あるジビエレザー、世の中にもっとアピールしたい！

鹿革はしなやかさが特徴で、布のようにやわらかなバッグや衣類、小物などに使われています。

柔らかく癒しの質感をもつ鹿革を「害獣の革なんていわせない」

再活用できるのは私たちしかいないとの自負もあります。

原動力となったのは「障がい者」と呼ばれ、「害」の字が持つ威圧感を、少なからず感じ続けてきた言葉にならない気持ちです。

今回ご提供させていただくジビエレザーの製品は、巻きタイプのマルチペンケースと巾着バッグです。自然な風合いで色鮮やかな革は、本州で捕獲されるニホンジカのジビエレザーです。鹿革は、触っているだけで心が穏やかになる柔らかさが特徴的です。そして、駆除された際のキズ、ひきずったために生じた痕・穴がある部分も敢えて使っています。プロの革職人が注目しない部分ですが、命の尊さを伝えるメッセージになると考えています。

ジビエレザーの需要を増やし、「害」を「美」に変えようとする私たちの挑戦ともいえる試み。みなさまにご賛同いただければ幸いです。

いずれも障がい者が自らが、使いやすさを追求した商品。お年寄りや身体に不自由がある方でも、使い勝手が良いバリアフリーなデザインになっています。ワンポイントとして鹿のチャームをつけました。印象に残り、一度ご使用いただければ革の良さが分かっていただけるのではないかと思います。機能的かつ柔らかな質感で、みなさんの大切な道具、生活の品をやさしくカバーします。

鹿革は牛革に比べて軽く手触りが滑らかで、表面がきめ細かく吸湿性、通気性に優れています。反面、表面はデリケートで傷つきやすいという特徴を持っていますが、繊維が細やかで強靭・長持ちするのがポイントです。

鹿革の本来の自然なシボ（表面にちりめん状に細かく寄った不規則なシワ模様のこと）を活かし、鹿革の風合いを損なわぬように仕上げております。

利用シーン / 利用方法

○マルチペンケース

マルチペンケースは、文具のほか、メイク道具のブラシやアイライナーといった細長グッズを入れることもできます。

ポケットは5カ所、様々な分野での収納に重宝します。

ユニセックスなデザインでシーンを問いません。

○巾着バッグ

巾着バッグは軽く丈夫で、いろいろな場面まで幅広くコーディネートできる、ファッションアイテムとしての美しさを追求しました。

○鹿革キーホルダー付きコードクリップ

鹿革独自の質感を全面に出した可愛らしいキーホルダー。シルエットも強調しすぎず大人の雰囲気を漂わせます。

コードクリップはシンプルなデザインで機能性を重視しました。

使用方法は様々で、袋の開け口を閉めたりも活用できます。

仕様

原材料：ジビエレザー

・全て本州ニホンジカ皮革使用

・カラーはブラウン・カーキ・ボルドーの3カラーよりお選びいただけます。

メンテナンスについて

・革部分

乾拭きとブラッシングがおすすめです。

毎日使う革製品は、直接手で触れることが多いため、汚れが付きやすく、革のダメ ージ要因にもなります。そのため、手入れをすることが大切です。しっかりと手入 れをしながら長く使うことで、新品の時とはまた一味違う、味わい深い経年変化を楽しめます。長く使えば使うほど革は貴方の毎日に染まっていき、そして大事に使うほど、美しく磨かれていきます。

スケジュール

製造開始

3月末 〜

製品発送開始

4月 〜 順次発送予定

リターンについて

・「先着30名様」牛革トレイ1個付き マルチペンケース（定価10,000円）

30%OFFの7,700円（税込）

・【先着１０名様】マルチペンケース3色セット（定価30,000円）

40%OFFの19,800円（税込）

・「先着30名様」牛革トレイ1個付き 巾着バッグ（定価25,800円）

30 %OFFの19,800円（税込）

・【先着１０名様】巾着バッグとマルチペンケースのセット

（定価35800円）40%OFFの23,600円（税込）

・鹿革キーホルダー付きコードクリップ 1,925円（税込）

・【Makuake限定】マルチペンケース×1（定価10,000円）

10％OFFの9,900円（税込）

・【Makuake限定】巾着バッグ×1（定価25,800円）

10%OFFの25,540円(税込)

資金の使い道として

・今後の野生鳥獣商品化事業の推進（鹿革の購入費用）

・当事業所でのリターン製作活動の資金として活用させていただきます。

実行者紹介

CPF上田は、革製品の製作、パソコン業務、販売、農業、リフォーム、軽作業など多種多様な業務を利用者に提供しています。一人一人の特性に合わせた仕事の提供により、一般就労への道を広げていきたい考えです。

製作では革職人から本物の技術を学び、クロコダイル、トカゲ、ヘビの革を使ったクオリティの高い作品を製作するほか、革職人の製作補助もしています。

また、全国で活躍するアクセサリー作家やアーティストとのコラボ商品を製作し、ともに販売イベントを行っています。

施設内の革製品製作やデーや入力のほかにも、事業所外の仕事として、農作業や清掃作業を請け負っています。信州の豊かな自然を満喫しながら自然の中で汗を流し、体を動かし、利用者さんが気持ちよく働ける環境を提供しています。

協力元

長野県小諸市農林課

小諸 Shika-Kuruwa Project

株式会社 メルセン

株式会社メルセン