犬の「ココ」と飼い主さんは、どこにでもいるような仲のいい家族でした。

そして時が経つにつれ、自然とココも歳をとっていきました。

飼い主さんにとってココは初めてのペットでした。

そんなココの食べる量が少なくなったり、少しいつもよりぐったりしていたりと、老いていく姿を見ていくのは慣れていなく、辛いことでした。

またそんな歳をとる過程で体が思うように動かず、辛そうな姿を見ることも多々ありました。

それでもとにかくポジティブにと前向きに飼い主さんは考えました。

ココが快適に、楽しい日々を過ごさせるように飼い主さんは努力するだけでした。

「なんとかこのまま少しでも長く一緒にいたいな」、そう思いながら平凡に過ごしていました。

そんなある日飼い主さんはいつものように散歩をしていたら、普段と比べてココの様子がおかしいなと感じました。

ココの顔を見ると、少し辛そうで、悲しそうな顔を。

そこからココが本当に歳をとってきたのだと実感していきました。

そして残酷なことに、心が追いつく暇もなくココはどんどん老いによって食欲も減っていきました。

飼い主さんは、毎日弱っていくココを見ていく日々でした。

なんとしてでも食べてほしい、と色んな工夫をして手作りや市販のご飯を与えましたが、それでもココは食べてくれませんでした。

そして何も食べない日が2日ほど続きました。

これは流石にまずいと飼い主さんは不安を感じ、ウェットフードから流動食へと切り替えました。

流動食にする時は本当に飼い主さんは心を痛みました。

自分の愛犬が1番好きだった「食べることの楽しさ」を奪われた瞬間でした。

しかしそれでも飼い主さんは少しでも長く一緒にいたいと思いました。

飼い主さんは「これは私のエゴなのではないか…」

そんな想いとの葛藤でした。

そして流動食について必死に調べ始めました。

どの栄養素が入っているといいのか、どんな食材が含まれていたら少しでも今のココの体調がよくなるのか。

ただ、調べていきどんどん知識をつけていくうちに、あることがわかりました。

それは、本当に犬の健康に最大限配慮された流動食がない、ということでした。

そこで飼い主さんは必死に毎日手作りで流動食を作り、ココに与えました。

残念ながら流動食を始めてから1週間後にココは天使になってしまいました。

しかし、こんな大変な想いを他の飼い主さんにもしてほしくない、と飼い主さんは思いました。

そしてそんな想いから「Deer流動食」が誕生しました。

Deer流動食とは、今までなかった健康に最大限配慮された流動食です！

老化などで今まで通り食べれなくなったワンちゃんが、わんちゃんの嗜好性を上げる工夫をしているのはもちろん、今まで砂糖や増粘多糖類、添加物などが多かった流動食を改善し、老犬の健康に最大限配慮し設計された2種類のフードです。

フードの種類

・鹿肉フレーバー：福井県産の鹿肉と国産食材をを使用した流動食
・魚フレーバー：福井県産のサバと国産食材を使用した流動食

フード開発者

望月 紗貴（もちづき・さき）

プロフィール：犬の専門家。愛犬バーニーズマウンテンドッグの魂とともに、ゴールデンレトリバー、ボーダーコリー、ドーベルマン、ボルゾイ、愛猫4匹、天使になったフェレットと共に山奥で暮らす。

保有資格：犬の管理栄養士（全日本動物専門教育協会）・犬の管理栄養士/アドバンス（全日本動物専門教育協会）・愛玩動物救命士（全日本動物専門教育協会）・ペット看護士資格（一般財団法人日本能力開発推進協会）・ペット看護士資格（日本キャリア教育技能検定協会）マスターライセンス・ペット介護士（日本キャリア教育技能検定協会）マスターライセンス、など

1. 主原料が国産動物性タンパク質を使用

主原料に動物性タンパク質を使用し、『元気な体づくりに役立つファイトケミカル食材』を中心に食材本来の栄養素を詰め込んでいます。

2. 総合栄養食基準に配慮した設計

※計算したデータの一部です

歳をとって体力が弱まっている老犬だからこそ、『栄養バランスが崩れないように総合栄養食基準に配慮』して、犬の管理栄養士が設計されています。

3. 元気な体づくりに役立つ食材を選定

元気な体づくりが期待できる『βカロテンやβグルカン、リコピン、スルフォラファン』などが含まれる食材を使用しています。

4. 健康維持に配慮

消化しやすい肉や魚を使用したり、適度な食物繊維にしたりすることで腸を健康に保つよう配慮された設計にしております。

5. 必要脂肪酸の1つである「オメガ３」配合

歳をとって体力が落ちているわんちゃんのことを第一に考え、『EPA・DHA』が含まれている亜麻仁油を使用してます。

総合栄養食基準に配慮した栄養設計

Deer for 介護の商品では、総合栄養食基準に配慮して栄養設計しているため、犬が健康を維持するために必要とされている栄養素がバランスよく含まれております。

※食材で補うことができないビタミン類、ミネラル類は別途添加されております

従来の商品と違い、健康を一番に考えられている

他の商品（老犬向け流動食）の多くでは、砂糖を中心とした過剰な糖類を多く使用しています。しかし、糖類が多すぎてしまうと健康状態の維持に影響が出てしまう可能性があります。そのため、本製品では砂糖は一切使用せず、嗜好性を高めるための甘み成分は『全て自然食材』で補っております。

人間基準の国産食材・国内製造

本製品で使用している鹿肉は福井県で駆除、加工まで全て済ませ、魚や野菜も県内で調達しています。Deerはいつでも美味しく、安心して食べて欲しいという想いから、全ての製造工程を県内で完結させ、素材の美味しさそのままに仕上げています。

フェイトケミカル食材使用

リコピンやβ−カロテンなどの、元気な体づくりが期待できるファイトケミカル食材を使用しているため、健康でいられるようにサポートします。

流動食であるからこそ、どこまでも食材にこだわっていても、本当に信頼できるフードなのかが気になると思います。

運営元の会社は、設立より20年を超えている老舗の会社です。長い間多くのお客様に信頼されてきて、ここまで継続して続いております。

また、今まで開催したMakuakeでは多くの方にご支援いただき、成功しております。

フレッシュドッグフード
・開始5時間以内に目標金額100%達成
・最終目標金額342%達成

鹿肉ハンバーグ
・開始3時間以内に目標金額100%達成
・最終目標金額1109%達成

そして、代表自身も愛犬家であり、自身でも飼うのが大変といわれている「シェパード」を飼っております。そのため、自分のわんちゃんだったら何がいいのかと、常に自分視点でフードについて考え、試行錯誤をしてきました。

鹿肉フレーバー

内容量：100g

代謝エネルギー：102kcal/100g

原材料：調製豆乳、鹿肉、鶏卵、かぼちゃ、トマト、椎茸、亜麻仁油、ブロッコリースプラウト、増粘剤、ビタミン類、ミネラル類

魚フレーバー

内容量：100g

代謝エネルギー：88kcal/100g

原材料：調製豆乳、さば、鶏卵、さつまいも、舞茸、にんじん、キャベツ、亜麻仁油、増粘剤、ビタミン類、ミネラル類

基本的にシリンジで与える場合は、後臼歯の隣の前臼歯辺りを目安に入れます。
※犬の口の形によって微妙に異なります

総合栄養食基準に配慮した栄養設計準のため、普段の食事にトッピングで与えてもいい！

2023年9月中旬 プロジェクト終了

2023年9月下旬 流動食の製造開始
2023年10月中旬 製造終了

2023年10月下旬 サポーター様へリターン発送開始
2023年10月下旬~11月初旬 サポーター様へリターン発送完了

Q：老犬ではない元気なわんちゃんでもあげる事はできますか？

A：はい、トッピングなどとしてワンちゃんに与えることもできます。

Q：どのサイズのシリンジまで対応可能でしょうか？

A：基本的な強制給餌で使用するシリンジには対応しております。

Q：強制給餌の場合、どのように与えたらいいのでしょうか？

A：まず、当商品を袋からシリンジで吸い上げます。それを犬の口の横側や、歯と歯の間から少しずつ流し入れます。少量ずつ入れて、犬が自身の力で咀嚼し飲み込むことを確認しましょう。一回の量が多いと、犬が誤嚥（ごえん）してしまう可能性がありますので量には注意が必要です。

ここでは、ドッグブランド「Deer」が誕生するまでのストーリーをご紹介させていただきます。

Deer誕生のきっかけは、弊社代表の田中が地域活性化プロジェクトのために、本社のある大阪府から福井県敦賀市を2021年9月に訪れ、害獣駆除活動を見学し、駆除のために捕獲された鹿・猪などの野生動物の大半が利活用されることなく廃棄処分されている現実を知り、この大きな課題の解決に何か出来ることはないか考えたことです。

深刻な害獣問題の解決策の一つである‟人間の為の食用化”は、厳格な法的衛生基準の壁があり事業化は困難で、全国各地で捕獲された鹿や猪の90％近くは、利活用されることなく、焼却処分という末路をたどります。

そこで、「貴重な自然の恵み」を「利活用すること」「地域で命をつなぐこと」に取り組み、福井県内で多くの賛同者を得てDeer事業を立ち上げました。

代表自身も愛犬家ではあるものの、ペットフード製造開発は全くの未経験であり、異業種です。ペットフード事業に新規参入し、害獣駆除問題の解決、貴重な自然資源の利活用の実現、持続可能な地域産業として構築するためには、様々な専門家と力を合わせ、指導を受け、試行錯誤を繰り返し、現在に至ります。