クラシカルな二つ折り財布を、いまの時代へアップデート。

使い慣れた形はそのままに、現代のミニマルなライフスタイルに寄り添うよう進化させました。

それぞれ単体でも使え、シーンや気分に合わせて使い分け可能です。

特許庁意匠権申請中 意願2025-007966

近年はキャッシュレス化によりコンパクトな財布が増える一方で、 「使いやすさ」や「感覚的な慣れ」は犠牲になりがちです。

本作は、クラシカルな形状をベースにしながらも、「コンパクトさ」「現代的なギミック」「慣れ親しんだ使用感 」このすべてを両立しました。

「dritto Bill」は、シンプルかつ上質な札入れ。「dritto Coin」は、小銭・紙幣・カードまで入るマルチなコンパクト財布。

用途や気分で使い分けたり、合体させて一体型の財布として持ち歩いたり。1つのプロダクトで、2通りの使い方が楽しめます。

※今回のプロジェクトは「dritto Bill」と「dritto Coin」という二つの財布が一つに合体出来るという商品です。セットでの購入の他、単体での購入も可能です。

外観は極限までシンプルに仕上げ、革の質感を存分に楽しめるデザイン。

ビジネスでもカジュアルでも馴染む、上質で潔い佇まいです。

dritto Billは内外に同じ革を使用しており、開いたときの高級感も格別。

名前の由来である「dritto（ドリット）」は、イタリア語で“まっすぐ”を意味します。

直線を基調にしたミニマルな美しさが、その精神を体現しています。

札入れと小銭入れをスマートに連結できるのがdritto最大の特徴。

慣れ親しんだ二つ折り財布のような感覚で使い始められ、シーンに応じて分離も可能です。

サイズは縦8×横10×厚み2cm。

一般的な二つ折り財布と比べるととってもコンパクトです。

サイズは縦6.3×横9×厚み1.5cmの極小サイズ！

一般的な二つ折り財布と比較すると「dritto Bill」がとても小さい事が分かって頂けると思います。

合体した時の推奨容量は、紙幣10枚、カード4枚、小銭15枚が余裕のある内容量です。

各カードポケットには2枚入りますのでカードは7、8枚入れる事が出来ますが財布の厚みが厚くなります。

「dritto Bill」と「dritto Coin」を合体させた時のサイズは縦8×横10×厚み2.5cmで内容量に応じて変化します。

札入れ・小銭入れともに外装は一枚革で構成され、無駄のない左右対称設計。

カードスリットも左右両方向から挿入できる仕様で、利き手を問わず快適に使用できます。

ホック部分には、イタリアPRYM社製の本金メッキ挽物バネホックを採用。真鍮板のプレスではなく、旋盤加工による立体的な仕上がり。高価ながらも妥協せず選ばれたパーツです。

今回の札入れには、同じく本金メッキのミニカシメも使用しています。

※挽物とは…旋盤を回転させて削る方法で立体的なパーツに仕上がります。通常の物は真鍮の板をプレスして成型しています。

使用されている革は、イタリア・トスカーナ地方の名門タンナー「バタラッシー・カルロ社」が生んだバケッタレザー・プエブロ。

新品時は毛羽立ちのあるザラっとした表面ですが、使い込むことで艶が生まれ、美しいエイジングが進みます。色の変化も早く、表情豊かな革として多くのブランドから支持を集めています。

模倣品も多く出回っていますが、「プエブロ」は本家カルロ社のオリジナル。入手困難で、採用したくてもできないブランドもあるほどです。

※プエブロベリー等、模した名称の革がありますがバタラッシー・カルロ社のプエブロとは一切関係がありませんのでご注意下さい。

※こちらの写真はイメージです。実際の色見とは異なります。

この革は、植物タンニンで鞣した牛革に牛脚油をじっくりと加脂する伝統的手法で作られています。時間と手間がかかる一方、油分が抜けにくく、艶が増していくのが特徴。

キズやシワも隠さず、そのまま現れる革本来の風合いを活かした一本。だからこそ、お手入れもほとんど不要で、日々の使用が“育てる楽しみ”になります。

今回のプロジェクトでは7色からお選び頂けます。

※ペトローリオはロットにより緑が少し強く出る場合があります。サンプルは少し緑が強めです。

色を別々に選べるのでコンビでの色の選択も可能です。

本製品のデザイナー・菊地は、靴づくりを原点に持つデザイナーです。婦人靴企画やオーダーメイドの整形靴制作を経て、15年以上にわたり革製品と向き合ってきました。

整形靴の仕事では、使用者一人ひとりの身体や要望に合わせた細かな設計が求められます。その経験を通じて、どんな製品であれ「使う人にとって本当に使いやすいか」を徹底的に考える姿勢が自然と培われてきました。

その哲学は、いまのdrittoシリーズにも息づいています。

実際にデザイナーがサンプル制作まで行う事で機能性、構造、素材、サイズ感——すべてにおいて“誰かの手に馴染む”ための工夫が込められています。

すべての製品は日本国内の工房にて製造。日本の職人が一つひとつ丁寧に仕上げる製品に、イタリア製の革素材が融合。

だからこそ、持った瞬間に感じる手触り、細部の美しさに違いがあります。

株式会社プラウズの代表でデザイナーの菊地信吾と申します。

本作「dritto Bill」の原型は、12年前に発表した「ノンステッチマネークリップ」に遡ります。当時は革作家“vert”として活動しており、ステッチを排したコンパクトな札入れにカードスリットを組み合わせた革新的なアイテムでした。

その設計思想を、現代に合わせて再構築。

サイズはよりコンパクトに

内装にも外装と同じ革を貼り合わせ、裏地を見せない仕立てに

一枚革構造で、中央まで革が通るスマートなデザインへ

そして今回、そこに小銭入れを着脱可能なパーツとしてプラスし、多様なライフスタイルに対応できる製品へと進化させました。

オン・オフを問わず、あなたの一日をスマートに演出する。

コンパクトさと上質さを兼ね備えた、新発想の財布です。

“新しい財布の在り方”を、あなたの日常に。 慣れた使い心地のまま、もっと自由に。 クラシカルな雰囲気も、ミニマルな機能性も、妥協しない。

それが、PLOWSの考える「これからの財布」です。

PLOWSは農業を行う企業がデザインするシンプルでありながらギミックに富んだ革製品ブランドです。

農業と並行して革製品ブランドを行う事により農業収入がない時期にも収入を得る事が可能になり、通年での雇用の創出、農業企業としての持続可能性を高めています。

弊社HP

https://www.plows-i.com/

私たちの会社は「農業」を母体としています。自然とともに歩み、地域に根ざした活動を行うなかで、より安定的で未来志向の経営体制を築くため、他産業へのチャレンジも行いより安定した経営活動を行って行きたい考えています。

私には夢があります。

れは、農業という職業が「他の業種と同じように誇れる選択肢」として、若い世代に自然と選ばれる未来をつくること。

その第一歩として法人化を行い、給与・福利厚生を一般企業並に整えることで、農業を“安心して働ける産業”に育てようと取り組んでいます。

そして願いはもう一つ。

「このふるさとが、誰かのふるさとになる」

美しい景観を守り、その価値を次の世代にバトンのように繋いでいきたい——そんな想いも、私たちの製品に込められています。

将来的には「衣・食・住」すべてに関わるブランドへと進化していきたいと考えており、その第一歩がこのPLOWSプロジェクトです。

今年バイヤー向けの合同展示会に初出展致しました。取引をして頂ける店舗様もあり少しずつですが商品を手にとって頂ける機会も増えて行きそうです。

これからも新商品の開発を重ねながら、誠実に、丁寧に、ものづくりを続けてまいります。

どうか、私たちの想いと歩みを応援いただけましたら幸いです。

資金の使い道

集まった資金は商品の量産体系を整える資金に使わせて頂きます。希望額以上の資金が集まった場合は新商品の開発費用、弊社運転資金、農業用機械購入資金等に充てさせて頂きます。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます！

makuakeでプロジェクトをスタートしてから、気づけば5年。会社も6期目に入り、ようやく少しずつですが“ものづくりの形”が見えてきたように感じています。

今年はバイヤー向けの合同展示会に出展することができ、多くの方から想像以上の反応をいただきました。ありがたいことに展示会内のコンテストでも初受賞。自分たちのやってきたことが、少し報われた気がしています。

さらに、新しいお取引先とも出会え、これからは実際に商品を手に取っていただける場所がもっと増えていく予定です。

今回のdrittoシリーズを通じて、僕たちの“ちょっと面白くて、真面目なものづくり”が、少しでも誰かの毎日を楽しくする存在になれたら嬉しいです。

これからも、新しい挑戦を続けながら、まっすぐに、楽しみながら進んでいきます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします！