ストーリー
プロジェクトの概要
「懐かしきフイルム映画アーカイブス」製作委員会は、映画プロデューサー、映画キャメラマン、カメラ製造技術スペシャリスト、フイルム映画研究家、映画監督たちが集まり、失われつつあるキャメラやフイルムを映像で保存し、後世に伝えていこうと立ちあがりました。
”映画用カメラ”を映像で記録し、フイルム映画時代に活躍した俳優、監督、キャメラマンのインタビューを交えて作るカメラ秘蔵コレクション集「懐かしきフイルム映画アーカイブス」をスタートさせるためのパイロット版DVDを作成します。
私、杉浦弘子のここまでの道
小さい頃から絵が好きで、小学生の時の担任の先生が、「将来は絵描きになるな」という言葉を信じ「絵描きになるぞ!」と中学、高校は美術クラブ、そして女子美術大学短大に入りました。油絵や版画を経験し、何度か展覧会やグループ展覧会に出展しますが、なかなか小学校時代のようにはいかず、挫折!弱点は「色」。色がだめなら黒の世界「銅板画」へ!と「東京版画研究所」に入所。スミの美しさに惹かれて、版画家に?しかし銅板では食べていけない・・・・ここでも挫折。芸術路線をあきらめ、テキスタイルデザイナーの世界へ。それから出版界でイラストの仕事をしたり、映像の世界へと新しい表現を求めて歩いてきました。
そして、1本のドキュメンタリー企画がテレビで放映され、映像の面白さを知り「表現はキャンバスでなくても、映像でもいいのでは」と映像の世界へまい進。現在でも表現の可能性を求めて作品を作り続けています。下記写真は、NHKBS1で放送した、中国内モンゴル自治区で遊牧民と馬をドキュメントした作品。「馬上で生まれ、馬上で死ぬ」といわれる遊牧民の世界。人間と馬の絆を描いた番組です。オレンジ色のジャンパーを着ているのが私杉浦です。
これまでの活動は「今を伝えること」から「失われゆくものを保存へ」!!
「知らない世界を伝えたい」という思いで、内外で、今起きていることを伝え続けてきました。「中国の改革開放」、「中国華僑」、「香港返還」、「インドIT事情」などなど、報道の世界へ。そして、時を経て、東日本大震災も経験し、失われゆくものを保存し、後世につなげていくことを決意。テーマはこれまでと変わり、失われゆく伝統文化、特に、失われゆく鷹狩文化を保存継承するためにドキュメンタリー映画「ぬくめどり」~鷹匠の世界~を作るなど、今保存しなければ消えてしまうものを映像で記録してきました。
そして、古い映画の上映会を開いてきました。20年間見ることのできなかった35mm「東京裁判」(277分、監督・脚本小林正樹/講談社)、また戦後つくられた「日本敗れたれど」(プロデュース陸奥陽之助/インタナシヨナル映画)という16mm映画の上映会を開くなど、埋もれたフイルムに陽を当てようという活動をしてきました。
こういったなか、昨年53年前に作られた音楽映画「シンフォニー・ジャパン」(作曲:團伊麿、映像:大竹省二)が発見されました。フイルムは長い間倉庫に眠っていましたが劣化も少なく、大阪イマジカで修復し、昨年末に日本で初めてテレビ公開しました。下記写真は番組に協力頂いた作曲家の千住明さんと、アーカイブスメンバー(両サイド2名の4名)です。
このプロジェクトをはじめようと思ったきっかけは・・・
こうして古いフイルムに接してきた中で、関係者の方から映画を撮影してきた映画用のカメラが失われつつある、また博物館などがないために現物のカメラを残すことが困難であることを知り、そんなおり、映像界では大変お世話になっているカメラ技術のプロ、不二技研の小板橋宏さんから、「時間がないんだよ、どんどんカメラが飛散している!みんな手弁当でカメラを映像で記録すりゃいいじゃないか」という激を頂き、カメラや機器にめっぽう弱い私が、手さぐりながらも、映像で残そうと思うようになりました。現在、多摩美術大学、日本大学と不二技術などで保存されている機種はおよそ100種あり、1台づつ記録するには100作品を製作する資金を集めなければなりません。
その資金を集めるために、まずパイロット版DVDを作り、それを持って協力して頂く方のところを回ろうと思いました。15分のパイロット版を作り、多くの方々にアーカイブスの必要性を感じて頂くためにクラウドファンディングをスタートさせました。
本プロジェクトは、映像の未来を作る第一歩!
パイロット版DVDは、15分を予定。1964年の東京オリンピックを撮影したアリフレックスを取り上げ、カメラの歴史やエピソード、製造年、製造期間、ストーリー、スペック、使い方を解説いりで紹介し、当時の映画監督やカメラマンへのインタビューを盛り込んだ作品とします。特典映像として当時、フイルムカメラで撮影された秘蔵作品の一部をDVDに盛り込むなど、永久保存の大変貴重な映像アーカイブスを作成します。
支援くださる皆さまには、御礼のメッセージカードや完成DVDをお送りすること、クローズドの特別試写会ではフイルム装着体験や未公開フイルムの上映など、他では体験できない映像イベントへのご招待など様々なリターンをご用意しています。
そして伝えたい!映画の未来を残すこと!
刻一刻と消えつつあるフイルム映画そしてカメラ。全国に飛散したカメラを丹念に記録して後世に残していきたい。映像記録するだけではなく、多くの皆さんに実物のカメラに触れてもらい、フィルムを見て頂く場も作ります。博物館のようにしてしまいこんでしまえば、陽に当たりません。「見て、触って、つないでいく」それをコンセプトに活動してまいります。
日本の映画文化を支える日本で初めてのプロジェクトが第一歩を踏み出します。映画の未来につなげていくこのプロジェクトに力を貸してください!
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2015年03月30日までに目標金額が達成となる必要があります。
円(税込)
5,400【限定50名様】御礼メッセージカード&完成DVDプレゼント
【限定50名様】
*御礼メッセージカード
*映画カメラのアーカイブスパイロット版DVDをお送りします。(Makuake限定50本)
のサポーター
2015年06月末までにお届け予定
円(税込)
10,800【限定20名様】御礼メール&完成DVD&特別試写会ご招待
【限定20名様】
上記に加えて
*公式ホームページに支援者としてお名前やニックネームを掲載させて頂きます。
掲載につきましては、後日実行者よりお名前を伺うためのご連絡を差し上げます。
*クローズド特別試写会にご招待します。
カメラ披露会、フイルム装着体験、フイルムパテベビー等の未公開の映像の上映も予定しています。解説者にはフイルムカメラ蒐集家であり撮影機材のプロ不二技研の小板橋宏氏、フイルム映画研究家を予定しています。 開催の詳細に関しましては、支援された方に直接ご連絡差し上げます。
のサポーター
2015年06月末までにお届け予定
円(税込)
21,600【限定20名様】完成DVD&公式ホームページ、作品にお名前掲載
【限定20名様】
上記に加えて
*アーカイブス映像のエンドロールに協力者として、お名前やニックネームを掲載させて頂きます。
掲載につきましては、後日実行者よりお名前を伺うためのご連絡を差し上げます。
この映像は、永久保存版として広く全国の図書館や学校などに配布されます。またWEBでの公開も予定しておりますのでフイルム映画支援者として、大切に保存されます。
のサポーター
2015年06月末までにお届け予定
円(税込)
54,000【限定5名様】DVD作品5タイトル&公式ホームページ、作品にお名前掲載&
【限定5名様】
上記に加え、
*今回の作品パイロット版制作以降「懐かしきフイルム映画アーカイブス」4作品、合計5本のDVDをお送りします(5作品完成予定は2016年1月)お送りする時期につきましては後日実行者よりご連絡を差し上げます。
*未公開映像上映会へのご招待「リュミエール兄弟初期作品」(予定)など貴重な映画上映会に特別ご招待します。
のサポーター
2016年01月末までにお届け予定
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 映画・映像カテゴリの 「本気で映画の未来を創る!懐かしきフイルム映画アーカイブス応援プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。