動物支援ブランド「エレフ」は、「世界動物の日」に ”地域猫” デザインの新作バッグ「応援購入」をスタート!

「エレフ」は、2024年10月4日の「世界動物の日」から2024年11月28日(人と猫の日)までの期間、”地域猫デザイン” 新作バッグの「応援購入」をスタートします。
「エレフ」は2012 年、タイのアニタデザインチームにより設立されました。象をモチーフにした折りたたみバッグを通じて、絶滅危惧種の「アジア象」を支援しています。本店はタイのバンコクにあるほか、有名デパート、リゾートホテル、空港などでも取り扱っています。

エレフジャパンでは、本国の理念を日本ならではの動物愛護精神で受け継ぎ、「地域猫」を支援するためのバッグを開発しました。
今回、「Makuake限定」にて、作家、栗山圭介 書き下ろしの短編小説、「地域猫『ぶい』のひとりごと」の小冊子がセットになりました。
イラストレーター ディーンアイザワの描くイラストが物語をより一層引き立たせています。
日本オリジナル、エレフ「地域猫」チャーム(ぬいぐるみ)付きフォルダブルバッグ

デザイン
■猫のチャーム(ぬいぐるみ)やプリント柄は、すべて日本のオリジナルです。耳をVカットした「地域猫」のデザインが特徴です。
【M型】

サイズ:チャーム(ぬいぐるみ) 縦17cm×横13cm
バッグ 幅35.5cm×高さ33cm×ハンドル長さ21.5cm
カラー:4柄(チェリー/グレー、アニマル/ブラウン、ポルカドット/ネイビー、クローバー/マルチ)
【L型】

サイズ:チャーム(ぬいぐるみ) 縦30cm×横20cm
バッグ 幅48cm×高さ51.5cm×マチ12cm
カラー:2柄(チェリー/グレー、アニマル/ブラウン)

■プリントの中には、さりげなく「地域猫の耳印」と「Eleph」ロゴマークを入れ、「人」と「地域猫」の共生をメッセージしています。
折りたたみ収納式

■上質なポリエステルを使用し、折りたたんでもシワになりにくく、ハリがあり滑らかな手触りにこだわりました。急に荷物が増えた時などに、チャーム(ぬいぐるみ)の背中からバックを取り出してご使用いただけます。
こんな使い方もできる、エレフの折りたたみバッグ

◆生地にはハリがあり発色がよいので、メインバッグとしてもお使いいただけます。◆バッグとして使用しない場合は、チャーム(ぬいぐるみ)の外側に付いている、「カラビナ」というフックでバッグなどに付けることができ、アクセサリーとして旅先やレジャーに便利です。
創業者の想い

この度、日本でエレフをご紹介するにあたり、私たちはタイに赴き、エレフ社と動物支援の重要性、また国々により動物支援のあり方が異なることなどを共感しました。
日本での「地域猫活動」は、まさにそれであリ、地域に住んでいる猫が永続的に暮らしていけるように見守っていく取り組みです。
このプロジェクトを進めることで、日本の「地域猫活動」の一助となることを願い、フォルダブルバッグの売上の一部を(公財)日本動物愛護協会「地域猫活動」に寄付させていただきます。
有限会社AIZEN(エレフジャパン) 堀尾 尚伸
『Eleph 心揺さぶられる出会い』の物語
作家 栗山圭介 執筆
それは、タイではじまった。
商談で訪れたタイ・バンコク。取引先の鞄には、かわいい象のぬいぐるみがぶら下がっていた。気になって尋ねると、彼は身を乗り出して話しはじめた。
「この小さな象には願いが詰まっている」
象の背中にあるファスナーを開けると、たちまちフォルダブルバッグに。彼は「つまりこういうことさ」と両手を広げた。
タイでは、神の使いとされる象が絶滅危惧種に指定されている。国家的な救済支援はもちろんあるが、日々の暮らしの中で、人々に常に象への願いをもたせることはできないかとの想いから、彼はフォルダブルバッグを考案した。
代金の一部は象への支援に充てられる。多くの人が、毎日、スーパーや市場で食材を買うたびに象への想いを新たにすることが、どれほど尊いことかと訴えたのだ。
この、一見、ぬいぐるみにしか見えないキャラクターが、国中の人の鞄にぶら下がっていたら。これを付けている人たちが、象について語り合うことができたら。街やスーパーで、この小さな象を付けた人たちで溢れたら。そして、このフォルダブルバッグこそが、人と象との共生を考えるステータスになる、と。
彼は想像の彼方にある映像を浮かべ、口角の端を持ち上げた。
「ホリオ、一緒にやらないか?」
「日本で?」
「そうだ」
「だけど日本に象はいないし、動物園で見るだけでリアリティがない」
「だから?」
「だから どうすればいい?」...
「それは君が考えればいい。きっと同じ願いがあるはずだ」
物語の中で生命を訴える猫たち
宿題を抱えて帰国した私は、早速、旧知の編集者・クリヤマに相談した。彼はフォルダブルバッグに変身した象を眺めながら、「なるほどね」と腕組みした。
「猫だよ、ネコ」
「ネコ?」
「そう。さぁ、書くぞ」
「書くぞって、ちょっと待ってくれ。俺にはさっぱりわからん」
彼は私を無視して、ひたすらキーボードを打ちはじめた。
かれこれ5時間。時計は21時を回っている。その間に私はカフェでコーヒーを飲み、夕食をすませ、コンビニで買い物をした。5円で購入したビニール袋から彼への差し入れを取り出すと、「これが問題」とビニール袋を突いてから、「お待たせ」と言って伸びをした。
プリントアウトされたコピー用紙には、「地域猫『ぶい』のひとりごと」というタイトルがあった。
それは商品企画書ではなく短編小説のようなもので、この街の、この国の、見過ごしてはいけない生命のメッセージがあった。
ペットと街猫。いのちはおんなじ
日本では古来から、愛玩動物として犬や猫と暮らす風習がある。動物を「家族」とする意味合いが強く、その世帯数は世界でも群を抜いている。
飼い主を持たない猫のことを、以前は「野良猫」と言ったが、現在は、動物保護団体の尽力もあり、「地域猫」と呼んでいる。一方で、「野良犬」はほとんどいなくなり、野犬も激減したことで、狂犬病に対する不安も大幅に解消された。
「野良犬」がいなくなった今、「野良猫」あらため「地域猫」となった路上猫への支援は、日本における象の保護活動に等しいのではないだろうか。
人にとって、もっとも身近で愛着のある猫にもさまざま。飼い主を持たない猫。路上生活でエサを保証されない猫。病気になりやすく、病気をうつしてしまう猫。放っておけば増え続ける猫。この猫たちが、殺処分を受けることになる。せめて、去勢、避妊手術をして繁殖させなければ、猫は公衆衛生被害の対象にはならないはずだ。
弱者への愛情、その最たるもの
我々は、「Eleph」とタイの理念を、日本ならではの動物愛護精神で受け継ぐべきである。それには、誰もが大好きな「猫」をモチーフとし、地域猫活動への一助というメッセージを兼ねなければならない。
キャラクターとして描かれる猫はすべて雑種で、耳を「Vカット」したものとする。「Eleph」のフォルダブルバッグを持つことを、地域猫活動へのメッセージとしたい。身近にいる弱者への愛情や保護精神は、日本人特有の「施しの精神=慈悲」であり、タイ国の想いを継ぐことになるだろう。
若者は言った。「きっと猫と、ともだちになれるはず」
「物語はできた。あとは若者たちの力を借りて、クリエイティヴを楽しもう」
クリヤマが指をパチンと鳴らし目配せをした。
私には、ある若者の顔が浮かんだ。タマダ。海外留学経験もある、広い視野でものづくりを考えるクリエイティブ・ディレクターだ。彼は、アリムラというプロデューサーに声をかけ、プロジェクトは猛スピードで加速する。
「モノを売るということに対して、付加価値が必要な時代になりましたよね」
「つまりステータスですよね」
彼らの会話は的を射ていた。すでにプロジェクトの根幹を察知している。
「さてと、あとはカメラマンとイラストレーターですね」
タマダの言葉が、駆け出す猫の足取りのようにリズミカルにプロジェクトを進ませる。おぼろげな輪郭が線になり、彩色され、力ある表現へと辿っていく。
「なんか、善いことしてる感じで、いいっすね。子どもみたいな表現で申しわけないっすけど」
顔をほころばせたアリムラが、嬉しそうにひとりのクリエーターの名前を挙げた。
イラストレーター、ディーン・アイザワは、心の奥を描く。地域猫と人の心の奥を。ほんとうは互いに健やかに暮らすことなど簡単なのに、どうしてこんなに難しくしてしまったのだろうという、心の奥にあるつぶやきを。言葉の通じない生き物同士が、ふれあうことによって何かを確信し、距離を埋め、信頼を築いていく。
「ともだち」とは、誰かに「ともだちになってください」と懇願するものではなく、いつしかそうなっている関係。それを確かめることもなく、何気ない毎日の中で、互いの存在を育んでいくもの。そして、ふたりのどちらかが、「こいつ、俺のともだちで」と人に紹介していることに、ハッとする。
「人はきっと、猫とともだちになれますよね」
タマダの言葉で悩みは解決した。我々が目指すものが明確になったのだ。
ともだちになろうではなく、いつしかともだちになっている関係。それが、地域猫と人との未来だ。それを実現するために、象は猫にバトンを渡した。
私たちは、地域猫が人々と快適に暮らせる街を目指し、このMakuakeのプロジェクトで、多くの方々に「地域猫活動」へのご理解を広めていきたいと考えています。
【プロフィール】


リターン一覧
【Makuake限定!】
「地域猫『ぶい』のひとりごと」小冊子
すべてのリターンに、短編小説、「地域猫『ぶい』のひとりごと」の小冊子がセットになります。

リターン商品
地域猫デザイン フォルダブルバッグ Mサイズ(チェリー/グレー)
5,580円(送料/消費税 込)×1点

地域猫デザイン フォルダブルバッグ Mサイズ(アニマル/ブラウン)
5,580円(送料/消費税 込)×1点

地域猫デザイン フォルダブルバッグ Mサイズ(ポルカドット/ネイビー)
5,580円(送料/消費税 込)×1点

地域猫デザイン フォルダブルバッグ Mサイズ(クローバー/マルチ)
5,580円(送料/消費税 込)×1点

地域猫デザイン フォルダブルバッグ Lサイズ(チェリー/グレー)
7,280円(送料/消費税 込)×1点

地域猫デザイン フォルダブルバッグ Lサイズ(アニマル/ブラウン)
7,280円(送料/消費税 込)×1点

【10%お得!】地域猫デザイン フォルダブルバッグ Mサイズ全4柄セット
20,000円(送料/消費税 込)合計4点

【10%お得!】地域猫デザイン フォルダブルバッグ Lサイズ全2柄セット
13,000円(送料/消費税 込)合計2点

【15%お得!】地域猫デザイン フォルダブルバッグ Lサイズ全2柄、Mサイズ全4柄セット
31,300円(送料/消費税 込)合計6点

スケジュール
2024年10月4日 「世界動物の日」 プロジェクト開始
2024年11月28日 「人と猫の日」 プロジェクト終了
2024年12月上旬から随時発送(2024年12月中旬 リターン品発送完了予定)
商品概要
エレフ 地域猫デザインフォルダブルバッグ
【M型】4柄 ①チェリー/グレー ②アニマル/ブラウン ③ポルカドット/ネイビー ④クローバー/マルチ
サイズ:チャーム(ぬいぐるみ) 縦17cm×横13cm/バッグ 幅35.5cm×高さ33cm×ハンドル長さ21.5cm
【L型】2柄 ①チェリー/グレー ②アニマル/ブラウン
サイズ:チャーム(ぬいぐるみ) 縦30cm×横20cm/バッグ 幅48cm×高さ51.5cm×マチ12cm
・素 材:ポリエステル
・原産国:タイ
【お手入れ方法】
・部分洗浄でお洗いください。
・お手入れは水で中性洗剤をご使用ください。
・察ったり、絞ったり、漂白剤は避けてください。
・アイロンは避けてください。
・有機溶剤は避けてください。
・付属品部分は十分注意してお洗いください。
【備考】
◆本品はテキスタイル生地を使用しておりますため、商品ごとに柄の出かたが異なる場合がございますが、商品の特性としてご了承ください。
◆既存商品から新たに下記のアップデートが行われています。
・猫の耳のVカット位置が本リターンより 右(雄猫)に変更
・プリントのロゴマークを変更
プロジェクト実行者

「Eleph」(エレフ)は、アジア象をはじめとする絶滅危惧種を保護するために誕生した、タイ生まれのライフスタイルブランドです。日本では、そうした理念を動物愛護精神で受け継ぎ、「猫」をモチーフとした商品を提供しています。
キャラクターとして描く猫はすべて耳を「Vカット」(地域猫の目印)したものです。「エレフ」のバッグを持つことで「地域猫活動」へのメッセージにつながることを心より願っています。
エレフでは、絶滅危惧種、殺処分動物の支援活動の一環として、(公財)日本動物愛護協会「地域猫活動」への寄付とさせていただきます。
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