「水」を意識する暮らし。

私たちが毎日欠かすことなく飲み、私たちの体の大半を作っている命の源である「水」を、もっとおいしく、心地よく、楽しく味わうことのできるグラスを作りたい。そんなコンセプトから生まれた、窪塚洋介がプロデュースするまん丸なグラス『縁~ENISHI~』。

シンプルな造形の中に込められたたくさんのこだわり。ありそうでなかった底までまん丸な愛らしいデザインは、注ぐ液体やその場の光を受けることできらきらと美しく輝き、毎回違った印象で見る人の心を和ませてくれます。また、飲み物を注ぐとゆらゆらと揺れながら、お酒やお茶などの香りや味わいを引き出すこだわりの設計。揺らしたり、回したりと、遊び心をくすぐる使い心地。見るたびに、使うたびに楽しくなるこだわりの詰まったグラスです。

『縁~ENISHI~』プロダクトムービー

シンプルな中に、たくさんのこだわりと想いを込め込んだグラス『縁~ENISHI~』。家族や恋人、友人など、大切な人への贈り物や、自分へのご褒美に。特別なグラスで素敵のひと時をお楽しみください。

毎日飲む「水」をできるだけおいしく、楽しめる暮らしを。そのために、味わいへのこだわりだけでなく、毎日使い続けたくなる見た目や使い心地にこだわりました。

水を注ぐと、美しく、まるで液体が宙に浮かんでいるような不思議な感覚に。

注ぐ飲み物によって様々な印象に。水だけでなく、ウイスキー、ワイン、日本酒、カクテル、お茶、コーヒー、ジュースなど、それぞれの個性を引き出しながら、あなた好みの楽しみ方で。

シンプルなデザインだからこそ、使う場所や時間によって、いつもと違った印象であなたの暮らしを彩ります。

ゆらしたり、回したり、遊び心をくすぐる使い心地。危なっかしくも愛らしい、ここだけで手に入れられる特別なデザインです。

斬新な見た目だけでなく、おいしい味わいや使い心地にもとことんこだわりたい。そんな窪塚洋介ならではのこだわりがつまった究極の形を求めました。

グラスの内側は、日本酒やワイン、ウイスキーなどの飲み物の香りを充満させるドーム状に。

また、底までまん丸の特徴的なデザインは、液体を注ぎ、遊ばせることで絶妙な揺れを生み出すゆりかごのような設計。その自然な揺れによってスワリングの効果を生み出しながら、飲み物の香りを引き出しつつ、空気と混ざり合うことで変化するお酒の味をわいをじっくりと楽しむことができます。

『縁~ENISHI~』こだわりの設計

このありそうでなかったデザインを形にしたのは、東京都江戸川区の伝統的な吹きガラス職人たち。田島硝子の伝統工芸職人の技と知恵を集め、ひとつひとつ職人の手によって丁寧に手作りで仕上げました。

「シンプルだからこそ本当に難しい」。職人たちが頭を悩ませたこのアイデアを本当に満足できる形にまで落とし込めるのは、多くの職人の中でも指折りの数しかいない。東京の伝統工芸師に認定されたベテランのガラス職人である日高辰巳さんを中心に、何度も試作を重ね、美しさ、使いやすさ、飲み心地などに妥協なくこだわり抜きました。

窪塚洋介の大胆なアイデアに伝統的な吹きガラス職人たちの技と知恵を融合させ、完成させた特別なグラス。手作りならではのあたたかい質感と繊細な造形美を、ぜひお楽しみください。

窪塚洋介×田島硝子のコメント

窪塚洋介

今回の第一弾のプロジェクトとして作る『縁~ENISHI~』は、縁の形。

縁だから円、という意味もあるんですけど、すべての縁に「ありがとう」の気持ちを込めて、大切な人に贈る「魂の形」であろう"球"をイメージしました。

このプロジェクトのパートナーになってくれた田島硝子さんで言われたのは、ありそうで無かった形ですね、ということ。
職人の技がとても要求される形状なので、常識的には会社は嫌がって作らないんですよ、と。
だからこの形のグラスは初めて世の中に生まれるんですね。

「こうやってキッカケをもらって"ハードルの高いもの"を作れる事が、僕らにとってすごくありがたいんです、この業種、この文化にとって。」と仰ってくれて、それぐらいの深い懐で受け止めてくれているから成立しているプロダクトでもあります。
関わってくれているすべての人に本当に感謝しているし、製品に満足しています。

このグラスを通じて、様々な縁がつながり、その縁に感謝して、人生や命までも意識したりして、さらによい形でその縁が広がっていくことを願っています。

田島硝子 田嶌大輔

まん丸を作ると聞いた時は、硝不安定なグラスは製造工程上 色々と大変な為、お断りしようと思いました。シンプルですが、通常ではまず作ることのない形だからです。ですが、この話を窪塚さんから頂き、打ち合わせを重ねるにつれ、その人柄や熱意、そして何よりもコンセプトに魅了され、硝子屋としてお手伝い、挑戦させて頂く覚悟をしました。

不安定でありながらしっかりと安定させる、というのは本当に難しく、頭を悩ませました。「本当に形になるのか」と不安がよぎりました。何度も試作を重ね、やっと満足できるグラスが出来上がったときは、みんなで喜びを共有しました。「いいものができた、コンセプトに合ういいグラスだ」と、私たちが一番大切にするところが実現できたと感じました。この『縁~ENISHI~』は、窪塚さんの発想と出会えたからこそ生まれたグラスです。この長いグラスの歴史の中で、ありそうでなかった特別な逸品が完成したと思っています。コンセプトを知ればその魅力に気づき好きになるものです。窪塚さんが考えるグラスで、クセがなければつまらない。これは本当に、彼だからこそ考えつく、作ることができたグラスです。グラスは世界中誰もが使う使ったことのあるもの。だからこそ面白いもの作り、江戸ガラスを世界へ、そして未来へ届けたい、残したい。そんな思いのこもったグラスです。そこにご一緒出来たことこそが「縁」であると思います。ありがとうございます。

田島硝子について

江戸時代から受け継がれる「江戸硝子」。
田島硝子は、その伝統の火を決して絶やすことなく未来へと繋いでいく。
確かな技術を持った職人たちの手で、一つひとつ丁寧につくられるガラスには、他にはない奥深い味わいと、ぬくもりがある。

熱く、泥臭く、そして、誠実に。そこには、伝統の“今”が息づいている。
伝統技術とは、決して過去のものではない。
それは、現代技術の極みであり、今もなお革新し、進化し続けるもの。

50年先も、100年先も、日本の美しさの一部であり続けるために、私たちは今日も、明日も息を吹き続ける。

『縁~ENISHI~』ラインアップ

シングル（1名様⽤）贈答⽤⽊箱付き

ペア（2名様⽤）贈答⽤⽊箱付き

『縁~ENISHI~』のスペック紹介

ハンドメイド製品のため、サイズや風合いが微妙に異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お取り扱いにつきまして「リスク&チャレンジ」をお読みください。

口元：71mm【100mm】
高さ：85mm
容量：約400ml
重量：約210g
素材：無鉛ガラス

窪塚洋介の新ブランド
WATASHI JAPAN

窪塚洋介の新ブランド『WATASHI JAPAN 』は、窪塚洋介が中心となって、クリエーター・伝統工芸職人・アーティストたちが集い、ともに有志で立ち上げていくまったく新しいジャパニーズ・ブランド。

「心のままに」をコンセプトに、それぞれの文化や経験をリスペクトしつつ、これまでの枠組みにとらわれない自由な発想で日本文化やカルチャーの新しい楽しみ方を発信していきます。

『縁~ENISHI~』の底にも刻まれているWATASHI JAPANのシンボルマーク。魂のカタチをモチーフに、「私」「渡し」「和多志」の意味を込めています。

WATASHI JAPAN コンセプトムービー