かつて「ジビエの榎本」として名をはせた、伝説のジビエフレンチシェフ榎本氏。63歳にして人生をかけた最後の挑戦！
フレンチレストランオープンを目指すプロジェクトです。

新店舗は2022年8月30日、西麻布にオープンいたします。

プロジェクトを実施するに至った経緯

みなさん初めまして

8年前まで
ラミ・デュ・ヴァン・エノ（L'ami du vin Eno）というフレンチレストランの

シェフをしていました 榎本実 と申します。

かつてラミ・デュ・ヴァン・エノは、神宮前３丁目に店をかまえ、1997年にオープンして以降、こだわり抜いた自慢のクラシックフレンチを皆様に楽しんでいただいておりました。

中でもジビエ料理に関しては「ジビエと聞けば榎本」と言っていただけるほど大変ご好評で、フレンチのイベントはいつも満席、遠方から遥々来店いただく方もいらっしゃいました。

ベースとなるフォン（出汁）はもちろんのこと、細部まで妥協を許さず、フランス料理が大衆化して行く中で独自のスタイルを守り抜いていたと自負しております。

しかしながら東北大震災をはじめとして、公私共に様々な事情が重なってしまい、ついに2014年、ラミ・デュ・ヴァン・エノは17年の歴史に幕を閉じることとなりました。

常連の方やジビエ料理ファンの方のお声もあり、その後もなんとかお店を再開させたいと活動してきましたが、コロナの影響もありその挑戦が阻まれ続けてきました。

年齢のこともあり、もう店を出すのは諦めようかと何度も挫けそうになりました。

それでもやはり、もう一度！

昔から守り抜いてきたそして鍛え抜いてきた私の渾身のフレンチを皆様に提供したいという確固たる想いから、この度 63歳最後の挑戦として出店を決意しました。

準備期間中は、様々なジャンルの料理人と仕事をしながら、自らの料理に生かせることはないかと日々研究を重ねてきました。

古く過去の栄光にすがらず

また昔からやってきた経験を生かし

クラシックながらも新しいフレンチを

皆様にご提供していきたいと考えております。

資金の使い道

・新店舗建設費

・調理機器・調理器具・食器類等

・仕入れにかかる費用（交通費など含む）

に使わせていただきます。是非最後の挑戦を応援していただけますと幸いです。

実行者紹介

～榎本実のフレンチの特長～

お任せコースのみ

シェフがこだわりぬいた食材とその技術を盛り込んだフレンチを堪能いただけます。

「素材」

魚介：能登直送の魚介を直接漁師へ直談判しに行って仕入れる

牛肉：島内消費が96％のなかなか仕入れられない希少な石垣牛

ジビエ：食材の仕入れにこだわり、とにかく手間ひまかけ丁寧に仕込んだ特製料理

～最後に～

今のフランス料理は和食化が進んでいて、料理にかける手間暇が少なくなりつつあります。

そうした一般化していくフランス料理の中で、

私は手間暇を惜しまず、古き良きフレンチの本当の魅力を途絶えさせたくない。

時代の逆だとしてももいい

こだわり過ぎだ、手間をかけ過ぎだと言われてもいい

私がこれまでに培ってきた 守り抜いてきたフレンチを

今一度、ここ西麻布の地から

皆様へご提供したい

また、お店が無事開店に至った際には

ぜひ一人でも多くの方に食べにきてほしい

そしてそのこだわりを実感いただける日が来ることを

心から楽しみにお待ちしております。