enzima long とは

表面がシームレスで、カードが10枚を収納できる極薄小型財布「enzima」。

その設計思想を引き継ぎつつ、紙幣を折らずに収納できるロングタイプ、

収納力と視認性を高め、使い心地はそのままに、機能性を拡張。

それが「enzima long」です。

ユーザーからの声

極薄小型財布「enzima」発売以降、商品開発をするにあたり、たくさんのユーザーから声を頂きましたので、一部紹介させて頂きます。

エンジーマの使い勝手、質感、新規性などがよかったがゆえに想像以上にたくさんの反響をいただくことができました。

なかでも長財布を期待する声が多かったため、エンジーマ　ロングの開発が実現しました。

シームレスの魅力

縫い目のない財布は、まるで一枚の革がそのまま形になったような美しさを持ちます。ステッチがないことで視覚的なノイズが排除され、革そのものの質感とラインの美しさが際立ちます。シンプルでありながら洗練された印象を与え、手にした瞬間に上質さを感じさせてくれます。無駄を削ぎ落とした設計だからこそ生まれる、静かな存在感が魅力です。

ほつれリスクからの解放

もう一つの大きな特徴が、故障に強い構造です。一般的な財布には、複数のパーツをつなぐために縫製が施されており、そこが経年によるほつれや糸切れのリスクとなります。enzima longには表面に縫い目が存在しないため、糸が解ける・緩む・切れるといったリスクが低いです。素材と構造のみで成立させることで、耐久性と美しさを両立。見た目のスマートさと実用面での信頼性、そのどちらも妥協しないデザインとなりました。

↑表面に縫い目があると長い期間使用をしていると糸切れのリスクがあります。

横幅16.4㎝×縦8.4㎝　厚み1.7㎝のコンパクトサイズの長財布です。

重さは個体差はありますが、平均値で約１１０g

収納量

最大収納量

紙幣：15枚　カード：12枚　小銭：20枚

コンパクトなサイズ感でしっかりと収納可能です。

最大量収納時で厚さが約２cmです。独自レイアウトにより、収納後も、サイズに大きな変化がなく収納できます。

推奨収納量

紙幣：10枚　カード：9枚　小銭：15枚

たっぷり収納してもすっきりとしたフォルムを維持します。

ほぼ1万円札サイズの横幅ですが、縫い代が無いため1万円を折らずに収納できます。

本体側の仕切りは可動式になっており、視認性が高く、取り出しもスムーズです。

裏地の無い１枚革仕様のため、お札の滑りをよくするように、パーツ１つ１つ、

裏面をすべて磨き上げることでスムーズに収納できるようにしています。

①カードメイン収納（３スリット）

カード収納は、財布内部に3ヵ所のスリット式収納を設置しました。最大で一つのスリットにカードを3枚収納（計９枚収納）できます。

②中央　単カードポケット

中央には3枚ほどをまとめて収納できる専用ポケットを設置。この中央ポケットはカードサイズよりもやや大きめに設計しているため、名刺やショップカードなど、サイズの大きなカード類にも対応できます。

③外カードポケット　（２か所）

初期段階のサンプルではついてなかったスペース。多くの方々の声を聞く中で、追加されました。それぞれ1ヵ所ずつカードポケットを配置。

交通系ICカードや、非接触決済用のカードなど、使用頻度の高いカードを収納すると便利。

小銭を収納すると、カード収納部より下に小銭がたまります。

小銭とカードが重ならないようにレイアウトを工夫することで、全体の厚みを抑えることができました。

財布の前面には、ちょっとした紙類を入れておけるフリーポケットも設けました。

下部がホックで留められていることで自然な底上げ構造となり、駐車券やクーポン、カード類などもスムーズに出し入れ可能です。（上げ底なのでお札を入れるとはみ出します）

カードの重なり厚くなる中心部分にマチがかさらないようにマチの形状を工夫し、厚みを均等化することができました。

中心が多少膨らんでしまっても、ホックを両端の“膨らんでいない”位置に配置することで、全体の厚みバランスを調整。

これにより、見た目の偏りが軽減されています。

マチ部分は、上部から下部にかけて徐々に薄くなるテーパーデザイン。

その薄くなった部分にホックがちょうど収まるよう設計することで、厚みの違和感をさらに抑えました。

全体として、どの角度から見ても「自然な薄さ」が感じられる、そんな構造となりました。

革について

イタリアのトスカーナ州サンタ・クローチェ・スッラルノ地区にあるLo Stivale社が製造する、表面がスムースでキメが細かいスタンダードなショルダー革です。

比較的硬めの革ですが、しっかりオイルが効いているので「コシはあるけど、程よくしなやか」という印象を持ってもらえると思います。

銀面はキメが細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあるため、上品でありながら味わい深い表情です。また植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が表れます。

流通システムを見直しシンプルな販売方法にすることで、品質を落とさず、価格を安くすることを目指しました。

企画から製造、梱包まで全て行うことで、流通コストを抑え、安く販売することが実現しました。

カラーバリエーション

製品仕様

enzima　Long　（エンジーマ　ロング）

【サイズ】横16.4㎝×縦8.4㎝　厚み1.7㎝

【重さ】　約110g

【素材】牛革　（イタリア革）

【推奨収納量】お札10枚、カード9枚、小銭15枚

サスティナブルの観点から箱は使用せず、エコな包装をしてお届けいたします。

スケジュール内容

ロジェクト期間：2025年9月12日(金)～2025年10月26日(日)

プロジェクト終了後、発送準備に取り掛かります。

準備が完了次第、順次発送させていただきます。

※自然災害やその他の影響でリターンのお届けに遅れが生じる可能性がございます。

※応援購入の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。

※発送及びプロジェクトの内容に関して変更等があった場合は、迅速に活動レポートなどでサポーターの皆様にご報告させていただきます。

実行者紹介

BAMBIは、1930年に創業した、時計バンドのリーディングカンパニーです。

世界で通じる品質と、時代を⾒据えたアイデアの⼒で、

より豊かな時間と体験を⼈々に提供することを理念とし、活動しています。

【モノづくりへの想い】

私たちは「人々の生活をより豊かにする」という想いを大切にしてきました。

“身に着ける”ものだからこそ、継承されてきた技術とノウハウに加え、新しい技術も積極的に取り入れています。

お客様に喜んでいただけるようにクオリティにとことんこだわり抜いています。

【品質へのこだわり】

革製品は、高い感性と妥協しないモノづくりを大切にしています。

日本の革小物製造技術を受け継ぐ職人が時代のニーズに合った財布等の製造を行います。

【素材へのこだわり】

長年時計ベルト製造で革を扱ってきたノウハウを生かし、厳選された素材を使用しています。

時にはタンナーまで赴き、常に高い品質を維持するように努め、商品に合った素材とカラーバリエーションを選定しています。

革が好きな職人たちが、ひとつひとつ試行錯誤を繰り返しながら、日々ものづくりに向き合っています。

今後の活動にもご注目いただけますと幸いです。