毎日のティータイムを、ぐんっと美味しく

前回マクアケで好評いただいた波佐見焼セラミックフィルターが使いやすく様々な飲み物を手軽に楽しめる形で進化しました。

前回プロジェクト

秘密は、50ミクロンの均一な穴。

3年間にわたって陶磁器の産地・長崎の波佐見町で、研究を重ね、まろやかな味わいを実現。

原材料には、アルミナ鉱石を使用しております。

夏でも涼しく楽しめるフォルムで新登場

波佐見焼セラミックコーヒーフィルター第1弾【２WAY・リフィル】を開発した長崎県波佐見町の合同会社モンドセラホールディングスがマクアケ第2弾として全く違うフォルムのセラミックフィルターを開発しました。

商品名は、【FIL:tea フィルティ】。

今回のプロジェクトは老若男女問わず楽しんでいただけるよう多岐にわたる用途を設定しました。

ポットのくびれ部分まで水を注げば約2杯分（350～380cc）淹れられます。

"使うだけで美味しくなるワケ"は、
波佐見焼職人の高度な技術に。

素材や製法にこだわり3年の歳月をかけ完成

フィルターの99％はアルミナ鉱石でできています。8種類の鉱石を1ｇ単位で調整し水分や温度や湿度に何度も工夫を重ね、3年越しにようやく完成したのが波佐見焼き窯元・燦セラ139窯の【波佐見フィルター・リフィルシリーズ】です。

波佐見焼のセラミックフィルターはコーヒーやお酒や水など、ほとんどの流体の雑味だけをとってまろやかで口当たりの良い飲み物に変えてくれます。

〔アルミナ鉱石 B&W〕

メンテナンスも手間いらず

機械成型ではなく、あえて”ろくろ成型”

〔ろくろ成型・これぞ職人技〕

セラミックフィルターは「空焼き」などの手入れが面倒で、詰まり易く『使い勝手』が課題でした。詰まりにくく、お手入れを簡単にするため手間がかかってもろくろ成型を採用し、長く使っていただきたいと思っています。

使用後は水かお湯で流すだけです。

定期的なメンテナンスは必須ですが軽微なメンテは週一程度、お湯で煮沸するだけ。

ヘビーなメンテは月一です。これを繰りかえすことで割れるまで永続してご使用いただけます。

熟練した技術でひとつひとつが手作業で

波佐見焼フィルターはアルミナ鉱石他8種類の鉱石をブレンドした”砂”を固めて焼き上げます。

水分量や材料の種類や比率などを天気や季節などにもよって何通りも調整しなくてはなりません。日々同じ条件など存在しない中集中して作らせていただいております。

1個1個手作りという事です。

ちなみに、波佐見町にろくろを回して作れる職人は２人しかいません。

職人がろくろを回しながら成型し50ミクロンの髪の毛ほどの極めて小さな孔を均一に配して、旨みを引き出しつつ詰まりにくさを実現しました。

シーンに応じて楽しみ方は様々

暑い季節には水出しのアイスコーヒーを。

前回同様コーヒー豆は地元の老舗珈琲店・イソザキ珈琲店さんにご協力いただきフィルティ用のコーヒーパックを開発いたしました。

作りやすさもさることながら風味とフィルターとの相性を考えてオリジナルブレンドにしました。

1パックが2杯分でポットにギリギリ水を注いで一晩（6～8時間）浸け置きすれば格別なアイスコーヒーが仕上がります。

＊水は約350cc～380ccポットに入ります。仕上がりは300cc～330cc（2杯分）

いつもの茶葉を極上の味わいに。

〔水出しでも熱いお茶でもOK〕

日本茶でもぜひお試し下さい。冷たくしても良し熱いお茶でも良し。

いつものお茶が、

香り豊かなワンランク上の美味しいお茶に。

［冷茶の作り方］

①茶さじ2杯＝5～10ｇが1回分

②フィルターに茶葉を入れてポットに据えます

③水をポットのくびれ部分まで入れます（約350cc)

④2時間冷蔵庫で寝かせたら完成、冷茶2杯分が出来上がり

＊別容器に出来上がったお茶を移してもう1回お楽しみただけます

⑤茶葉は1回分で2度淹れられますので、再度水をポットに注いで冷蔵庫へ。

もちろん紅茶やハーブティーでもOK

ハーブや紅茶を入れてお湯を注ぐだけで雑味の無いスッキリとした味わいです。

友人を招いたり親子の語らいなどいろんな場面で家庭にいながらにして専門店さながらの味をお楽しみいただけます。

今回もセットの豆にもこだわりました。

1パック＝30ｇ（2杯分）×7パック

今回も地元波佐見町の『イソザキ珈琲店』さんの協力によりフィルティ専用のオリジナルブレンドコーヒーが完成しました。

◎サンプルのフィルティを預けて約１か月間試行錯誤してもらった結果。

磯崎氏曰く、【エチオピア・タンザニア・インドネシアの豆を深めに焙煎しつつも果実味を損なうことなくバランスよく配合できた】とのこと。

もう１点、単なる水出しコーヒーではなく【フィルターを通した時にコーヒー本来の風味や苦味を損なわない様、更に口当たりが滑らかになるように仕上げた】とのことです。

確かに個人的には大変美味しくいただけましたし、ほのかな酸味が鼻から抜けていく瞬間は至福すら感じました。

イソザキ珈琲店・波佐見町西の原のオシャレスポットにあります

ブレンドに協力いただいた磯崎オーナー

なぜコーヒーとセラミックは相性が良いの？

コーヒー豆は収穫されたのち熱を加え焙煎という工程を経て完成します。

その時に苦味やエグ味などの雑味成分などの口に残る成分が生成されます。

この成分は分子的に非常に小さいことが分かっています。

一方、コーヒーのアロマやオイル等心地よい成分は分子がとても大きいのです。

この分子レベルの大きさの違いに着目しセラミックでろ過するという新発想が美味しさの秘密です。

セラミックには目に見えない無数の微細な凹凸が表面を覆っていますが、この凹凸の凹んだ隙間に小さな分子の雑味成分だけが『吸着』されます。

大きな成分のアロマ類は隙間に入り込むことなく50ミクロンの孔を通ってそのまま抽出されます。

簡単に言うとこれがセラミックフィルターでろ過すると美味しくなる仕組みなんです。

私たちが感じていた味の変化には根拠があったのです。

美味しい召し上がり方

［珈琲］

ドリップコーヒーには不向きな今回のフィルティ。

あくまでもアイスコーヒー用に設計しています。

豆はいつもよりも深めのローストがお薦めです。

ドリップのお好みより2度ほど深めが良いと思います。

1杯15ｇとして30ｇ使えば2杯分になります。

最低4時間は冷蔵庫で寝かせればコクと風味が強めなアイスコーヒーが出来上がるはずです。

［お茶］

夏場のお薦めは文句なしに『冷茶』。

ご家庭の茶葉をフィルティに入れて水を注いで冷蔵庫で冷やすだけで”お茶や”で淹れた冷茶の出来上がり。ほぼ失敗することはありません。しかも2回目（2番茶）まで美味しくいただけます。

［紅茶＆ハーブ茶］

淹れ過ぎた時の”えぐ味や渋味”をまろやかに仕上げてくれます。

商品にかけた想い

コロナ禍も3年目に突入し、いかに経済を回しつつ個人の生活を充実させるかが課題。

そこで、おうち時間を美味しい・楽しいで満たすために、コーヒーが苦手な人も、紅茶が好きな人も、日本茶が好きな方も、ホッと一息つきたい時の【フィルティ】。好きなものを入れて水かお湯を注ぐだけ。

お友達との語らいや集中タイム後の息抜きやリモート会議のお供に、今までにない美味しさを体感してみてください。

実行者紹介

合同会社MondoceraHOLDINGSは、長崎県波佐見町の陶器（セラミックフィルター）を専門に扱う窯元の販売部門を担うために設立した会社です。

父が作ったセラミックフィルターを娘が売るという形態をとっています。

『窯元直販』とはそういった意味なんですが、写真は午後の打ち合わせ風景を切り取ったところです。

職人は全部で６名おりまして1Fで配合から焼き上げまでを一貫して行っております。

ラフな格好の白髪のオヤジが父です。70になりました。

茶わんや湯飲みなどの生活陶器を焼いていたころはそれなりのヒット商品を出していた時期もありましたが、業界全体の売り上げが落ち込む中活路をセラミックフィルターに見出した事は研究熱心の成果だし、どんな状況でもめげずに折れない精神力はタフです。我が父ながら見習うべきだなぁと思います。そうやって３年間かかって出来上がったモノが《波佐見焼セラミックフィルター》です。

因みにモンドセラは中の階段を上がった2Fです。

手前の黒い服の小さいのが私で、後ろは地元の同級生でやはり実家が窯元のモンドセラの従業員じゅんこちゃんです。＝女優さんのような美人さんです。

その他、絵付け師（色付け）や型屋さんやホルダー類を焼いてくださる陶器屋さんパッケージ屋さんなど、多くの関係者に支えられて皆様の元へフィルターをお届けしています。

親子が同じ職場におりますから口論がヒートアップすることもたまにありますが、基本的に皆明るい性格ですので和気あいあいとやっています。

佐川急便の担当者さんともとても仲良しです。たくさんの荷物を確実に集配して発送してくれています。何より、うちのコーヒーフィルターを使い続けてくれているところも気に入っています。

余談ですが、母が早くに亡くなりましたので父も私が余程可愛いみたいですが、最近は孫の方（小３の娘）に負けています。

そんな環境でいかにお客様に喜んでいただけるか、そしてそのことが良い事業展開に結び続けられるかを日々（大袈裟ですが）考えています。

もちろん事業ですから儲けなくてはなりません。

１円でもコストを絞りできるだけ安価に価格をおさえて”薄利多売”を目指します。

大儲けして少しでも社会貢献の役に立ちたいと心から思っております。

皆様、どうかよろしくお願いいたします。