｜提供する価値｜
kasané クラフトジン
3つの体験

① 仕事スイッチを“香り”でオフに

● ポイント：
香りで“自分時間”のスイッチをコントロール

国産ヒノキを中心にブレンドされたボタニカルが、まるで森林浴のように感じる香りの体験を提供。

仕事モードからオフの時間へと誘います。

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働き方が多様化し、忙しさに追われる毎日。
そんな中で「自分に戻れる時間」をどうつくるかは、現代を生きる私たちにとって大切なテーマです。

このクラフトジン「kasané（カサネ）」は、
「香り」をきっかけに、自分と向き合う豊かな時間を作る
――そんな瞬間をつくるために生まれました。

使われているのは、日本由来のボタニカルたち。
ヒノキ、松、ヤブニッケイ（和製シナモン）…。
どれも日本人の記憶に自然と溶け込んだ香りです。

まるで香水のように「香りが重なる」体験を、
自宅でゆったり楽しんでいただけます。

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② 家飲みを“五感を満たす時間”へ

● ポイント：
五感で楽しむ洗練されたデザイン

ラベルに徹底的に向き合い、
凸凹したエンボス加工や上質な和紙を使用することにより、ただ飲むだけでなく、インテリアとして飾っても美しいボトルに仕上げました。

大切な方へのギフトにも最適です。

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kasanéのクラフトジンは、
ただの飲み物ではありません。

香り、味わい、ボトルの質感までをトータルでデザインした、五感で楽しむクラフトジンです。

「いつもの家飲みでは物足りない」
「日々の喧騒から離れて、
　静かな時間を過ごしたい」
そんなあなたに、心地よく自分と向き合えるひとときをお届けします。

500mlと200mlの2サイズをご用意。
インテリアに映えるボトルは、ギフトにもぴったりです。

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③ 「こんなジン、初めて」
―― 新しい香りとの出会い

● ポイント：
香水のように重なり、変化する香り

時間と共に「トップ、ミドル、フィニッシュ」
と香りが変化。
一杯で長く楽しめる、奥深い味わいです。

ジン好きの方はもちろん、
ジンを飲んだことがない方にも驚いていただける香りと味わいに仕上げました。

ソーダで割るだけで、
パーっと贅沢な森の香りが口いっぱいに広がります。

kasanéは“香りを重ねる”ことをコンセプトに、クラシカルなジンに比べ個性的で、
記憶に残るボタニカル配合にしています。

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一日の終わりに、
大切な人との夜に、
週末の“自分時間”に。

あなたのライフスタイルに寄り添う、
香るクラフトジン体験を、ぜひ。

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｜誕生ストーリー｜
ブランド「kasané」

忙しい毎日に、
瞬時のオフモードを。

ボトルを開けるだけで、香りに包まれる感覚。
仕事後や週末の、リフレッシュしたい時間に寄り添います。

kasanéは、
社会人としてハードな環境で働いていた2人の創業者が、「疲弊した環境」に直面し、
そこに本質的な課題を感じたことから生まれたブランドです。

お仕事で精神的に疲弊し、
転職や退職を選ぶ人々は想像より多くが、
このような現実に触れて、
「人がもっと自然に休み、自分自身と向き合える手段が必要だ」と感じたのが出発点でした。

創業者自身も、努力や数字を追いかける日々を過ごし、“休む”ことを知らずに走り続けてきたタイプ。
そんな中、ふと自分を解きほぐしてくれたものがお酒でした。

そこから、お酒を通して人々を少しでも癒やすことができないかと考え、お酒の中では特に自由な表現ができるクラフトジン（※１）に着目。

いくつものボタニカルを自由に選定できる製法の魅力、自分たちの価値観を投影できる奥深さに惹かれ、ブランド開発がスタートしました。

ブランド名「kasané」は、
ボタニカルの重なりだけでなく、
人の想いや時間、感情が重なり合って生まれる“深み”や“余白”を表現。

香りを通して、心を静かに整える時間を届けることを使命としています。

※１　ジンの定義について：
・ボタニカルにジュニパーベリーを使用していること
・アルコール度数が37.5度以上であること
それ以外は、どのようなボタニカルを使ってもOK＝自分達の想いを自由に表現できる

｜商品の特徴｜
kasané クラフトジン
3つの魅力

① 国産ボタニカルへのこだわり

美しい自然を象徴する「日本の樹木」を中心に採用し、全7種類を使用。

思わず深呼吸したくなるほど瑞々しい森の香りと、すっきりとした飲み口がホッとひと息つきたい自分時間にぴったりです。

〜 メインボタニカルについて 〜

7種類のうち、主役の3種類をご紹介いたします。

● こだわりポイント： 国産にこだわった、南房総エリアのボタニカル達です。

「ヒノキ」

〜 ヒノキの説明 〜
日本を代表する針葉樹。
古来より寺社建築や風呂材に用いられてきたヒノキは、日本人の精神文化に深く根ざした木です。

〜 香りや味への作用 〜
芳香成分にはα-ピネンやヒノキチオールを含み、森林浴を思わせる清々しく凛とした香りが特徴。

お酒に落ち着きと透明感を与え、深く澄んだ香りを生み出します。
ジンにおいては、蒸留中にその揮発性成分が繊細に広がり、クリアでウッディな骨格を形成します。

味覚面では、口当たりにクールな余韻を添え、
全体を清らかに引き締めます。

「松」

〜 松の説明 〜
松は正月飾りや庭園文化にも登場する、日本の「長寿」や「繁栄」を象徴する存在。

〜 香りや味への作用 〜
樹脂からはテルペン類（例：リモネン、ボルネオール）が抽出され、これが蒸留時にスモーキーかつ少し甘みのある香調をもたらします。

ジン全体に芯のある力強さを与えるとともに
微かな渋みが奥行きを形成し、
より複層的なフレーバー体験を演出します。

「ヤブニッケイ（和製シナモン）」

〜 ヤブニッケイについて 〜
クスノキ科に属し、かつては和製シナモンとしても重宝されていました。

〜 香りや味への作用 〜
精油にはシネオールやカリオフィレンなどが含まれ、甘くスパイシーで穏やかな芳香が持続します。ジンに用いることで、アルコールに丸みと包容力をもたらし、香りのトップからアフターまで、やさしく温かいトーンを添えます。

和のスパイスとして、他のボタニカルとの調和性も高く、全体の統一感を支えます。

② 完成度の高い味わいと香り

今回、香りと味を評価していただくため、専門家お二人に「香りの分析」と「テイスティングノート」のご協力をお願いいたしました。

〜 香りの分析 〜

町田にある「酒とおばんざい いそいそ」を運営し、「合同会社curaとさかずき 代表社員」、並びに、フレーバリスト（調香師）/醸造家の影山　廉さんがkasanéジンの香りの分析をしてくださいました。

影山　廉さん
● 紹介文： 「香りと酒を探求するフレーバリスト兼醸造家」。大手香料メーカーで調香師として新フレーバーの開発などに携わった後、全国各地のブルワリーや酒蔵、ワイナリー、ジン蒸溜所で酒造りを学ぶ。
現在は「合同会社curaとさかずき」代表社員として活動し、地元の友人と共に開いた飲食店「酒とおばんざい いそいそ」では、自ら手がけるオリジナルドリンクを提供。
新たな酒の表現を追求しながら、自身の醸造所の立ち上げを予定している。

【分析結果】

〜 テイスティングノート 〜

小岩にあるジン専門バー「BarSoutsu」のオーナー、並びに「GinLabJapan」の運営もされている、小野寺さんがkasanéジンのテイスティングノートを書いてくださいました。

小野寺 総章さん
● 紹介文： 「小岩のジン研究所」と呼ばれる、ジンの楽しみ方を広める東京・小岩「BarSoutsu（バー ソウツ）」オーナーバーテンダー。
「Bar Soutsu」は世界各国のクラフトジンから日本の個性豊かなジンまで、1000種類以上と国内屈指の数を取り揃え、ジンの奥深さと楽しみ方を研究・発信している。
ジン専門メディア&コミュニティー「Gin Lab Japan」も運営。全国のジン愛好家や蒸溜所との交流を通じて、ジン文化の発展に貢献している。

【テイスティングノート】

・トップノート　

〜 グラスに注いだ際に一番最初に立ち昇ってくる香り 〜

乾燥した松の葉や、森林そのものを思わせる、シャープで力強い香り。
単なる清涼感に留まらない、重層的なジュニパーベリーの芳香。
ジュニパーベリー由来の生き生きとしたシトラスのニュアンスや、深く根を張る杉、ヒノキようなウッディなノートが鮮やかに立ち上る。

・ミドルノート

〜 口に含んだときに感じる香味 〜

口に含むと香りは一気に複雑さを増し、口いっぱいに深く広がる。
ぐっと香りが広がり、思わず目を閉じたくなるほどの奥行き。
徐々に木そのものを噛みしめているかのような、重厚で力強い質感。ジュニパーの清涼感の奥に、ほのかにアーシーなニュアンスも顔を出す。
静けさを感じるような、木の持つ自然な土のような渋みが際立つ。

・フィニッシュ

〜 飲んだあと口中に残っている香味 〜

飲み込んだ後も、その余韻は長く続く。
ジュニパーの清涼感が落ち着きを見せつつも、木の香りは消えることなく、じんわりと存在感を保ち続ける。
わずかながら、かすかに甘い瞑想的な香り。
森の奥で感じられるような土のニュアンスや、時間の経過と共に熟成された木の甘みが顔を出す。
不思議な安堵感を感じる余韻。

※各言葉の定義：日本洋酒酒造組合、サントリーホールディングスを参考

③ 製法・品質へのこだわり

【Manufacturing Partner】

大田 聡さん
● 紹介文： 千葉館山にある、TATEYAMA BREWING.inc 代表取締役で蒸留家。
静岡県生まれ、東京都町田市育ち、千葉県館山暮らし。元々空き家に課題意識を持ち、空き家活用勉強会「AKIYA STOCK」を設立、空き家の知見を広げる。自身が空き家問題に取り組むべく、千葉県館山市の地域おこし協力隊に委嘱。
まちづくりの一環で、空きビルを改修し「TAIL」をオープン。
施設内には蒸留酒の製造所をつくり「TATEYAMA GIN」などのクラフトジン製造を行う。

千葉・館山の小さな蒸留所で、丁寧に生まれる一本。
kasanéのジンは、
千葉県・館山蒸留所にて、「小ロット生産、かつ丁寧に手作業で蒸留」された、こだわりの一本です。

使用するボタニカルは、ヒノキや松をはじめとした南房総エリア産を厳選。
まるで日本の生命力みなぎる緑あふれる森を歩いているかのような香りを再現すべく、
蒸留家・大田さんのご協力を得て、約50回にも及ぶ試作を経て完成した、
こだわりの配合です。

また素材の香りを存分に引き出すため、
同じボタニカルであっても、ボタニカルごとにベーススピリッツに漬け込む日数を調整。
香りの重なりと奥行きを丁寧に設計しています。

さらに、蒸留においても一般的な蒸留効率より、私たちはあえてより少ない％でカット。
香味のピークを見極め、不要な成分が水に溶け出す前に留めることで、
雑味のないクリアな味わいを追求しました。

一切の妥協なく、
“本当に美味しい部分”だけを詰め込んだ、
極上のクラフトジンです。

※ 蒸留効率とは、蒸留で得られる“使えるジン”の割合のこと。
例）1Lのうちに商品に使うのは700mlとすると蒸留効率は70％。

【製造の様子】

（まずはボタニカルをたっぷり漬け込んだ原酒の蒸留開始）

（蒸留をしたお酒は本当に少しずつ溜まっていきます）

（1本1本丁寧に瓶詰めし、封をしていきます）

（ラベルも1枚1枚手張りしています！そして、完成）

｜シーンペアリング｜
3つのおすすめシーン

① 夜の読書時間やお風呂上りの
　 まったり自分タイムに、ソーダ割で

セットのお香も添えてあげることで、さらにゆったりと時間が流れます。

② 実は食事とも合うんです、
　 いつもより少し丁寧な食事のお供に

kasanéのジンは香りが高いものの、
実は辛口でスッキリとした設計になっているため
お料理とも相性は抜群！

お家でまったりくつろぐ際のお供にするもよし、
丁寧なディナーのお供にするもよし。
利用シーンによって、さまざまなお顔を覗かせます。

（ローストビーフとジンソーダ）
お魚とも合いますよ。

③ 大切な友人や家族と。
　 香りを楽しめば会話も自然な
　 テンポに

グレープフルーツジュースとソーダさえあれば、
あっという間におしゃれなカクテルの出来上がり。
いつもとは少し違う、大人のカクテルです。

甘すぎず、香りが綺麗に重なり
穏やかで幸せな気持ちになれる、
そんな一杯です。

おすすめの飲み方｜3選

kasané、おすすめの飲み方3選をご紹介いたします！
今回レシピを開発してくださったのは、
なんとGoogle Mapの評価、驚異の4.9。
「Cocktail Bar Raven」のバーテンダーである、櫻井さんです。

櫻井　大貴さん
●紹介文 ：群馬県出身。上京後、バーテンダーの美しい所作に魅入られ2019年よりバーテンダーのキャリアをスタート。
中野、新橋のバーを経て「Cocktail Bar Raven」へ移籍し現在に至る。

【経歴】
・MSCC 2024 TOP6
・Flor de Caña Japan 2024 TOP10
・WORLDCLASS JAPAN 2024 TOP50
・BombaySapphirePremierCru CocktailCompetition 2023 TOP3

〜 kasanéソーダ 〜

※ソーダの量を減らし、トニックも入れる、
　「ソニック」という割り方もおすすめ。

〜 kasané Mony(モーニ) 〜

〜 kasané リッキー 〜

シンプルだからこそ
香りが気持ちいい。

そんな体験をkasanéのクラフトジンで、是非お楽しみください。

商品の詳細

我々が展開するジンは、
それぞれの素材が持つ味、香りを重ねることで生まれるプロダクトです。
日本由来の上質な素材を厳選し
細部までこだわり抜いて造られ、
「洗練」と「深み」が重なり合う日本の美を連想させることを目指しています。

深いリラクゼーションを通じて
澄んだ心で自身と向き合い、
内なるRhythm （感性）と自分だけのColor（価値観）を重ね合わせ、
枠組みに捉われず、
心のままに生きて欲しい、という思想が全てのプロダクトに対する共通理念です。

【特徴】
◆ ボタニカルや製法

・日本の自然を象徴する「日本の樹木」を中心に採用し全7種類を使用

・南房総エリアのヒノキを主要ボタニカルに使用し、和製シナモンとも呼ばれるヤブニッケイをアクセントに加えることで、日本らしさとこだわりを表現しています

・少量生産にこだわり、一人の蒸留家が手作業で丁寧に管理することで、大量生産では表現できない個性を生み出しています

◆ 香りや味わい

・「日本らしさ」と「落ち着き」を感じられるようなバランスでブレンドしています

・香り高いジュニパーベリーやヒノキの豊かな深い香りが特徴で、ソーダ割りにすることで、ヒノキの香りが一層引き立ちます

・口当たりは爽やか、後味もスッキリしており、ヒノキの清涼感を感じらます。
またヤブニッケイやマツを重ねることで、味にはコクと深みを与え、日本らしい奥深さも同時に表現。
味と香りのバランスが良く、お食事にも合わせていただける味わいです

〜 内容量原材料 〜

◆ 品目：スピリッツ

◆ 製造者：タテヤマブルーイング株式会社 (千葉県館山市北条字六軒町1758)

◆ 内容量：200ml/500ml

◆ アルコール分：45%

◆ 原料原産地名：国内製造（スピリッツ）

◆ 保存方法：直射日光や高温多湿の場所を避けてください

◆ 賞味期限：2026年12月まで

◆ えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生（ピーナッツ）・くるみ：なし

※「ヒノキ」や「松」といった日本の木をメインボタニカルとし、メインボタニカルを一般的なクラフトジンよりも大量に使用したのが特徴の商品です。
自然由来の油分の影響で液体が白濁する場合がございますが、品質には問題ありません。

自然由来の美しさと高い香りを存分に味わっていただければ幸いです。

スケジュール

【主なスケジュール】

プロジェクトスタート

↓

約 2ヶ月後　プロジェクト終了

↓

プロジェクト終了後、
1~1.5か月程度後から発送開始

リターンについて

リターンは今回、5パターンご用意しております。

「Makuake特別価格の割引」をしておりますので、この機会にお試しいただけますと幸いです！

※参考：1杯のジンソーダを作るのに必要なジンの量は約30mlです（味しっかりめ）

〜 200ml または 500ml 各1本 〜

〜 大切なお友達やご家族に　
200ml 5本セット 〜

〜 「kasané クラフトジン と kasané お香」セット 〜

この度、Makuakeの記念モデルとしてお香も一部先行発売いたします！！
パッケージのラベルは下方画像の左うえのものになります。

更に、お香は本来3,500円程度のところ、今回はお試し価格(2,000円)+割引でのご提供になりますので、この機会にぜひジンとお香の心地よいペアリングをお試しください。

【お香 説明】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あなたの色に、静けさを。

茶葉を練り込み、白檀などのお香の伝統的な素材をベースに仕立てたグリーンノートの香りは、
「清涼感とどこか懐かしさを併せ持つ和の香り」。
そっと香り立つその瞬間、日常から抜け出し
心のリズムと向き合うひとときを。

煙は控えめで空間に静かに溶け込むこのお香は、“Frei”の想いを込めて、あなたらしさをそっと引き出します。

自然の静けさを感じながら、感覚を研ぎ澄まし、自分だけの「色」を見つける時間に寄り添います。

どこまでも自由に、心のままに。

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※この写真はお香と世界観のイメージで、実際のお香は「緑色」です。

実行者紹介

株式会社Frei　代表取締役　永長優花

私は13年間の欧州生活を経て、“日本らしさ”や“日本ならではの良さ” を再発見しました。
その後帰国し、都内で会社員として働き出した際、日本で働く多くの人が毎日、“余白のない時間” に追われていることに大変ショックを受けたことで起業を決意。
その際、美しい日本の森が持つ、ナチュラルな香りとそのリラクゼーション価値に注目。
（ヨーロッパでは、森は乾燥していることが多く、日本のように瑞々しい森はあまりみませんでした。）

kasanéは、そんな忙しい毎日に“香りでスイッチを切り替える時間”を届けたい、という想いからスタートしています。
「ただの家飲み」では終わらせない、感性を満たし、ゆったりとした気持ちになれる、そんなこだわりのクラフトジンを皆さまの手に届けたいと思っています。

株式会社Frei　代表取締役　社長　中村魁

「kasané」は、チームでの話し合いから生まれたブランド名ですが、私個人では、今回のような小さな行動の積み重ねがやがて大きな一歩へと繋がってほしい、という想いも込められています。
日本文化に根づく“重ねる”という美意識
——それを体現するように、香りや味わいを幾重にも重ねたこのジンには、チームそれぞれの想いやこだわりも重ねられています。

加藤

嗅覚は、人の記憶や情緒に強く結びついていると言われています。
確かに私も、雨上がりの道路の匂いに、幼い頃に自転車で遠くの町へ冒険したときの感情がふと蘇ることがあります（今思えば、歩いて20分ほどの距離でしたが）。

「kasané」の一番の特徴は、その“香り”にあります。
日々の仕事のプレッシャーや、将来への漠然とした不安がふとした瞬間に襲ってきて、頭の中で終わりのない禅問答が始まることはありませんか？
そんなときには、ぜひこのジンを手に取ってみてください。
グラスから立ち上る香りに包まれた瞬間、その豊かなアロマに魅了されるはずです。

私にとって「kasané」は、子どもの頃に田舎のおばあちゃんの家を訪ねたときのような高揚感、あるいは古き良き日本家屋に足を踏み入れたときのような安堵感に近いものが呼び起されます。

「kasané」は、日本人にはどこか懐かしく落ち着く味わいを、海外の方には日本らしさを感じていただけるような一杯を目指しています。
ぜひ一度お試しください。

光一郎

皆さんは日々、香りを意識する瞬間ってありますか？

日常を過ごす中で、意識を向けた途端に感じとり没頭できる世界、それが私が持つ香りへのイメージです。皆様の日常に落ち着きを齎し、不安、苛立ち、孤独と上手く向き合う洗練された時間を提供したい。

そんな想いでkasanéのプロジェクトに参画しています。

美香

香り。皆さんには、懐かしい瞬間や、ほっこりした気持ちを呼び起こす香りはありますか？

海外での生活を経て、私自身のルーツである日本には、多くの香りと記憶が深く結びついていることに気づきました。
それらは、普段は意識しなくても、実はとても身近なものです。
その経験から、香りに特化し、思い出や空間、生活に溶け込むモノづくりを始めました。

このたびのプロジェクトでは、どこか懐かしさを感じる檜をふんだんに使ったジンが出来上がりました。

私たちの思いが、皆さまの元で「心に残る香り」になりますように！

みなさまの応援、
どうぞよろしくお願い致します！

kasané クラフトジン
開発ストーリー

〜 おまけのコーナー 〜

最後におまけのコーナーとして、株式会社Freiの代表取締役の2人がkasanéのプロダクトについての想いをインタビューで会話したものを掲載。

二人の経験・価値観・背景がどのように重なり合い、「なぜジンで、なぜkasanéだったのか」について語っております。

※長いので、興味があれば程度で・・・・

【以下、インタビュー】

――お二人がクラフトジンブランド「kasané」を立ち上げた背景を教えてください。
中村：
私たちが最初に出会ったのは、同じ会社で法人営業の仕事を通じてでした。
毎日数字を追い、かなりハードな環境で働いていて。
転職支援をしていたので、多くの求職者のリアルな声に触れる機会があったんです。
その中で見えてきたのが、「日本の社会って、こんなに疲弊しているのか」という現実でした。

永長：
本当にそう。
私もヨーロッパに10年以上住んでいて、日本に帰ってから一番驚いたのが、働く人たちの“表情”でした。
都内しか見ていないけれど、それでも十分すぎるくらいに、「みんな無理しているな」って感じたんです。
笑顔が少ない。余白がない。そんな社会に衝撃を受けました。

中村：
僕自身も、大学まではスポーツに打ち込んで、社会人になってからは営業で数字と向き合う日々。
走り続けてきた自分にとって、「ちゃんと休む」っていう感覚が、実はすごく希薄だったんですよね。
だから、転職者の悩みに共感するだけじゃなくて、「これは自分にも必要なことだ」と強く思ったんです。

永長：
2人で沢山話す内に、「もっと適度に力を抜いて、心がやさしくほどけていくような体験を、ちゃんと社会に届けたいよね」っていう想いが重なっていきました。

――その想いが、クラフトジンという形にたどり着いたのはなぜでしょう？
中村：
まず「何が人にとってリラックスタイムなのか」と考えたときに、僕にとっては“お酒”だったんですよね。
もちろんただ酔うためじゃなくて、香りや味を楽しみながら、ふっと心がほどけていく、そういう時間。お酒って、気持ちを整えるための小さな儀式にもなるじゃないですか。

永長：
その感覚、すごく分かる。
私たち2人ともお酒が好きだったっていうのもあるけれど、話し合っていくうちに、「お酒って、ただの嗜好品じゃなくて、“心と体をゆるめるスイッチ”みたいな存在になれるんじゃないか」って気づいたんです。

中村：
その中でも、ジンにたどり着いたのは、表現の幅が広いというのが一番大きな理由でした。
製法の自由度が高くて、ジュニパーベリーさえ入っていれば、他のボタニカルは自由に組み合わせられる。
つまり、僕らの価値観とか世界観を“味”として表現できるんです。

永長：
あと、クラフトジンって“芸術的”なんですよね。
香りや色味、口に入れた時の印象、そして余韻まで、すべてが繊細にレイヤーのように重なっていく。その多層的な魅力に、私自身とても惹かれました。
もともと音楽をしていたという背景もあって、そういう感覚的なアプローチで世界観を作れるジンというジャンルに、自然と惹かれていきました。

――ブランド名「kasané」には、どんな意味が込められているのでしょうか？
永長：
kasanéという名前は、本当に私たち2人の想いをそのまま映し出しているような言葉なんです。
まず単純に、クラフトジンは複数のボタニカルによる香りや風味を“重ねる”ことで生まれます。そのレイヤーの深さが、まさにこのプロダクトの魅力そのもの。

中村：
でもそれだけじゃなくて、僕たちの背景、想い、経験、人との出会い、社会に感じた違和感や、休むことの大切さ。そういったものが少しずつ、少しずつ積み重なってできたのがこのブランド。
kasanéという名前には、そうした“想いの重なり”も込めています。

永長：
関わってくれた仲間たちの存在もそうですし、お客様ひとりひとりの時間や人生にも、このジンが寄り添って、また何かを“重ねて”いけたらいいなと、そんな願いも込めています。

――kasanéを通して、どんな体験を届けたいですか？
永長：
一言で言えば、「休むことへの許し」だと思います。もっと言えば、休むことにちゃんと“美意識”を持ってもらえるような世界を作りたい。
香りを感じて、味をゆっくり味わって、自分の時間に戻る。
そんな丁寧なひとときを、kasanéが提供できたら嬉しいです。

中村：
頑張るってすごく尊いことだけど、同じくらい、“休むこと”にも価値を見出していい。
僕たちはそれをプロダクトを通じて提案していきたいと思っています。