創業1903年。高知県の酒蔵の挑戦。

私たちは、新潟県で環境と調和した米作りを行う《エコ・ライス新潟》と、
高知県四万十町で土地と人に寄り添った酒造りを続ける《文本酒造》です。
“食べる米＝飯米”で、誰にでもやさしい日本酒をつくるという想いで、
今回のプロジェクトを立ち上げました。

「日本酒は美味しいけれど、食事との相性がむずかしい…」
「重くて飲みづらい…」
「どれが良いのかわからなくて、日本酒を選びにくい…」
そんな声を、私たちは日々の中で聞いてきました。

日本酒がもっと“自由に、軽やかに、楽しめる存在”になればと願ってきました。

今回の「春陽 純米原酒」は、低グルテリンの飯米「春陽」を使い、
誰にとってもやさしい味わいを実現しました。
白ワインのような香りと透明感ある口当たりは、和洋問わず食事に寄り添い、
お酒が苦手な方にも「これは飲みやすい」と感じていただける一本です。

「お酒を通じて、会話がはずむ食卓」
「気を使わずに、みんなで楽しめるお祝いの時間」
「地域の想いや未来を感じながら味わう、豊かなひととき」

そんな日常の中に、ふっとあかるい風を吹き込む存在になればと願っています。
“飲むことで地域が元気になり、心がほどける”

このお酒が、そんな暮らしの一部になりますように。

「春陽」で醸した新しい日本酒

この日本酒の魅力は、その「原点」にあります。
使われているのは、新潟県の米農家《エコ・ライス新潟》が育てた、低グルテリン米「春陽」。
もともとは、健康を気にされる方にもやさしい“未来志向の飯米”として注目されていたお米です。

この春陽を使用することで、一般的な酒造好適米とは異なる、
すっきりとした雑味のない味わいと、白ワインのような香りが生まれました。
たんぱく質含有量が低いため、雑味成分が出にくく、純粋な米の甘みと香りが引き立ちます。

その結果、ワイン党の方や日本酒ビギナーからも「飲みやすい」「料理と合う」と好評を得ています。

食卓では、和食はもちろん、洋食やアジア料理など幅広いメニューと好相性。
前菜から魚料理、軽やかな肉料理まで、グラスワインのように楽しむことができます。
また、やさしい設計だからこそ、健康志向の方やギフト用途にも最適です。

① “やさしい米”が生んだ、日本酒の新しいカタチ

春陽は、低グルテリンの飯米。
たんぱく質が少ないため、醸したお酒は雑味が少なくスッキリとした味わいに。
白ワインのような爽やかさと透明感で、日本酒が苦手な方にも「これは飲みやすい」と感じていただけます。

② 米から生まれる、マスカットのような香り

春陽の特長のひとつが、「4MMP（マスカット様香気成分）」。
これは、通常は酵母で生まれる香りですが、春陽はお米自体が香りを持つ、とても珍しい品種。
フルーティで華やかな香りは、ワイン好きの方にもきっと刺さる“意外性のある日本酒”です。

③ 美味しさと健康を両立する“機能精米”仕上げ

今回の春陽は、玄米の栄養価や消化性を活かした**「機能精米」**によって仕上げられています。
栄養を残しながら、食感や消化の良さを両立した精米方法は、
健康志向の方、胃腸に優しい食事を心がけている方にもぴったり。
まさに「からだにも、心にもやさしいお米」から生まれたお酒です。

一人の杜氏、一人の米農家の出会い

このお酒は、一人の杜氏、一人の米農家、そして地域を想う人々の“偶然の出会い”から始まりました。

高知県四万十町・窪川にある小さな酒蔵「文本酒造」。
その事業継承に取り組んでいたのが、地元にあるお遍路第37番札所・岩本寺の窪住職と、文本酒造代表の岡山でした。
地域に根ざした酒づくりを志す岡山に、新潟で農業を営むエコ・ライス新潟代表・豊永が出会ったのは、ある日本酒の総会でした。

豊永は、窪住職の活動と文本酒造の挑戦に深く共感し、岡山を新潟へ招待。
その時に紹介されたのが、エコ・ライスが栽培する“未来志向の飯米”——**低グルテリン米「春陽」**でした。

春陽のポテンシャルと、文本酒造の石川杜氏の繊細な酒づくり。
「この組み合わせなら、きっと面白い酒ができる」
そう直感した豊永のひらめきから、このプロジェクトは動き出しました。

地域を盛り上げたい。
新しい日本酒の扉をひらきたい。
そんな熱い想いが重なり、土地と人、米と酒、そして想いが繋がったのです。

商品名「SS」は、
ふたつの“S”に由来しています。

ひとつは、新潟で育まれた“春陽”という食用米のS。
もうひとつは、高知県・四万十町でこの酒を醸す“四万十”のS。

異なる土地の恵みと想いが重なり生まれた、新しい日本酒のかたちです。
私たちは、新潟県の米農家「エコ・ライス新潟」と、高知県四万十町の酒蔵「文本酒造」。誰もが笑顔で過ごせる、ひとつのお酒をつくりました。

被災地の経験から生まれた「備える米」

エコ・ライス新潟は、中越地震の被災体験を経て、ただ「美味しい」だけでなく「誰にでもやさしい」非常食を目指してきました。

宗教・健康・年齢・文化など、多様な人々が避難所で共に暮らす現場を経験したからこそ、低グルテリンの飯米「春陽」に着目しました。

「春陽」で醸した新しい日本酒

この春陽を使い、四万十川流れる高知県で、文本酒造が丁寧に仕込みました。
白ワインのような爽やかな吟醸香と、雑味のない透明感のある味わい。
“備蓄米”としての機能と、“特別な日に寄り添う酒”としての美しさが、一本に込められています。

限定生産・新試験醸造の第一弾

今回のプロジェクトでは、試験醸造のため本数は限られています。
ぜひ、この一歩目を応援していただけたら嬉しいです。


商品　仕様

製品名　　日本酒　SS 純米吟醸
原材料名　米（春陽） / 米こうじ（春陽）
精米歩合　60%
保存方法　要冷蔵　　
内容量 720ml
アルコール度数 15%
酵母　深海AC26

製造者　文本酒造株式会社
高知県高岡郡四万十町本町4-23

FAQ

Q：常温でも保存できますか？

A：常温でも保存出来ます。出来れば冷暗所にて保存頂ければ幸いです。お飲みになる際は冷蔵庫でキンキンに冷やしてからお飲みください
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Q：リターンの発送方法を教えて下さい

A：宅急便です。
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Q：リターンはいつ頃届きますか？

A：9月末にお届けの予定です。

リターンについて

【早割10%OFF】新商品の日本酒「SS」を1本自宅にお届け：2,700円
限定：250個

【早割10%OFF】新商品の日本酒「SS」を2本自宅にお届け：5,400円
限定：150個

新商品の日本酒「SS」を1本自宅にお届け：3,000円
限定：250個

新商品の日本酒「SS」を2本自宅にお届け：6,000円
限定：150個

実行者紹介

文本酒造株式会社（高知県四万十町の小さな酒蔵）

私たち文本酒造は、日本最後の清流「四万十川」の畔に佇む小さな酒蔵です。
2020 年コロナ禍により製造の休止をよぎなくされましたが
３年間の休眠後、2022 年7 月に経営陣を刷新し新たなスタートを切りました。
再始動を機に、四万十川が育む地域ブランド飯米「仁井田米（にいだまい）」や
四万十川の清らかな水などを使用した【原材料にこだわった醸造】を行い
四万十町の地域文化や産業と共存共栄する蔵として、『四万十を感じるテロワールを
多くのお客様に届ける』というブランディングを目指しています。

杜氏　石川博之

プロフィール
1972年茨城県生まれ
茨城県の酒蔵にて南部杜氏の下、修業し杜氏になる
酒造歴1997年～　杜氏歴　2009年～

座右の銘「臨機応変」
酒造りも人生も想定外のことが多々起こる

住職　窪博正　四国霊場88箇所の37札所「岩本寺」

豊かな自然と長い歴史を持つ四万十町窪川地区は町内に流れる四万十川とともに歩んでまいりました。
この地区は古来より仁井田（にいだ）と呼ばれ、四万十川の水で育ち、採れる米は仁井田米（にいだまい）といい、高知県では有名です。
お酒は古来より色々なものを繋いできました。
時には神様と人、人と人、そして伝統。そういった意味で、お酒にはそれぞれの地域の歴史や文化が含まれているはずです。
是非とも四万十川の水を使い製造している文本酒造さんのお酒を味わっていただき、四万十川および、四万十町窪川地区の歴史、文化、人との繋がりを深めていただければと思います。