格式と革新が、手のひらに宿る。

Gentrailシリーズから登場したのは、ミニマリズムを極めたスマートウォレット「Linkul」。

特許取得済みの新構造「Double-back」により、札の分類や管理にかつてない流れと所作をもたらしました。

まるで一筆書きのように、直感的で美しく、使いやすいお財布です。

開発のきっかけは、若い世代からの率直な一言でした。

「財布はもう、そんなに大きくなくていい。」

そう思わせてくれたのは、若い世代からの率直な一言でした。

「その長財布、オジサンみたいでちょっと…」

――そんな“持つことが恥ずかしい”と言われた経験から、この財布は生まれました。

現代の生活で必要なのは、ほんの少しの現金と最低限のカード、そしてスマートフォン。

その「ちょうどいいだけ」を、品よく、快適に、スマホと自然にリンクしストレスなく持ち歩ける財布を目指しました。

特徴的な“ダブルバック構造”は、見た目のシンメトリーな美しさと、

中に秘められた二層の収納空間によって、コンパクトでありながら実用性を両立。

手ぶらで外出したい日に、バッグはいりません。

スマホと、この財布だけ。

必要なものだけを、美しく持つ新しい提案です。

熟練の職人が一つひとつ仕上げたフォルムとステッチにもご注目ください。

独自の「Double_back」方式採用

特許取得済みのDouble_back（ダブルバッグ）方式

札入れを、表にも裏にも。
使い分けに便利な、スマートな二重構造です。

札入れを財布の内側と外側、それぞれに配置、ちょっとマジックのような新発想の構造。特許を取得した本製品を、ぜひ手に取ってみてください。

お札の使い分けや動線に合わせて、自然に手が動く、直感的な仕組みです。

お札とレシート・クーポンの分別に役立ちます。

個人のお小遣いと家族のお金の管理にも便利です。

日本円と外貨のお金の管理にも便利です。

ボックス型小銭入れでスピードアップ

開けば、どのコインがあるか一目瞭然。 小銭を探してまごつくことは、もうありません。

お釣りはポイッと入れるだけ。 お会計が、スムーズに、スマートに終わります。

ベルトを引けばカードがスッとせり上がる

必要な1枚がすぐに取り出せて、ストレスフリー。ポケットに手を突っ込む必要がありません

栃木レザー×日本の職人の技が光る

メイド・イン・ジャパンの技が光ります。

革には、日本有数のタンナー(皮革メーカー)「栃木レザー」のメーカー特注品を使って、日本の職人が作り上げました。
日本国内の工房で、職人の手により一つひとつ丁寧に仕立てられた逸品です。
大量生産では生まれない、細部へのこだわりをぜひ手に取ってご体感ください。

color variation

必要なものだけを、美しく持つ。

Gentrail Linkulの提案する、新しいミニマルスタイルです。

※注意/使い始めのまだ革がなじんでいない時点では、入れづらく感じられる場合がございます。

シンプルながらも、ぽってりと丸みを帯びた立体的な造形美は愛らしく、
ひと味違う、特別な存在感を放っています。

小銭・カード・お札、すべて財布の向きを変えずにスムーズに出し入れできます。
細部への配慮が、使い心地の差を生みます。

「栃木レザー」は、日本の職人技と自然の恵みが育んだ、世界標準のレザーです。
私たちはそこからさらに踏み込み、メーカー特注の別注革を使用。
発色の美しさや経年変化の味わいを最大限に引き出すため、
革に含ませるオイルの量まで、細部にこだわりました。

「皮」から「革」へ。20もの工程を経た、匠の仕事を、栃木県栃木市にある工場写真をまじえてご紹介します。

01.前鞣し(なめし）
世界標準のベジタブルタンニンレザーを作るには、なめす前の準備段階こそが重要です。

塩漬けされた原皮を巨大な専用ドラムで24時間かけて“水戻し”し、皮に命を吹き込む作業など、
良質な革をつくるために妥協を許しません。

02.ベジタブルタンニン鞣し(なめし）
ミモザの樹などから採取した良質な植物タンニンが溶けたピット槽に皮を漬け置くこと約20日間。
タンニン濃度の薄い槽からだんだん濃い槽に移動させながら、
革の繊維にタンニンをじっくり丁寧に染み込ませています。
「皮」を「革」へと変貌させる栃木レザーの真骨頂です。

03.ドライアップ
なめした革を乾燥させる作業も革の命運を握ります。
“からっ風”で有名な栃木県特有の風や湿度を考慮し、
熟練の職人の手と目の感覚で、1枚ずつ状態を見ながら最適な仕上がりを見極めます。

04.ハンドクラフト
数ある工程の中には、機械に頼らず職人の手でなければできない作業がいくつもあります。
革に触れ、目で判断しながら仕上げるのは、長年培った職人の経験値がモノをいう。
たとえば、革の厚みを均等にしていくハンドセッターは、
1点1点素材が異なる天然素材を扱う栃木レザーならではの匠の技です。

終わりなき旅路

製品が完成するまでには、いくつもの試行錯誤がありました。

初期の試作を見たときは、「おっ！」と思うほど理想に近く見えました。
しかし実際に使ってみると、細かな不便が次々と見えてきたのです。

職人さんと何度も相談を重ね、ひとつひとつ丁寧に改善。
ときには、細かすぎる要望に現場の空気がピリつくこともありましたが、
「使う人のために、良いものをつくる」という思いは、私たちに共通するものでした。

妥協することなく、ようやく納得のいくかたちに仕上がりました。

ここでは、その改善の一部をご紹介します。

01.お札の収納をノンストレスに
オールレザーにこだわることで、起きたのが、
ホックがむき出しになることでした。
そのため、お札を入れる時にほんの少しですが引っかかりを感じたのです。

「ほんのささいなことだから、このままでいい」
そんな意見もありました。

でも、どうしても気になったので、
ホックが干渉しないように裏の部分に薄く薄くすいた栃木レザーの革を当てることにしました。
見えない部分ですが、あえて手をかけました。

02.コインの取り出しやすさのために
当初は、薄くすいた革を均一に使っていました。しかし、小銭入れを大きく開けやすくするために、
一部にあえてほんの少し厚みを持たせることで、使いやすさを上げました。

03.お札を入れても財布の形を美しく保ちたい

お札を何枚も重ねて入れると、わずかに形が崩れて見える。

その「ほんのわずか」が気になってしまいました。

すでに「完成」と職人さんに伝えたあとでしたが、

土壇場で札入れのサイズをミリ単位で修正。

無理をお願いしながらも、職人さんにも最後まで付き合っていただきました。

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スケジュール

2025年8月25日～プロジェクト開始
2025年9月29日～プロジェクト終了

実行者の紹介

STORY of “Linkul”─手のひらに宿る、洗練されたつながり。

私たちは日々、多くのものと「つながり（Link）」ながら生きています。

人とのつながり、時間とのつながり、そして、自分自身とのつながり。

そんな日常に、そっと寄り添う存在としての財布があってもいい。

「Gentrail Linkul（ジェントレイル リンクル）」は、

あなたの毎日に寄り添いながら、

機能性と感性、その両面から「つながりの質」を高めるために生まれました。

“UL”という言葉には、

「Urban Life」「User Liberty」「Ultra Light」など、

持ち主の価値観やライフスタイルに応じて、意味を自由に広げられる余白があります。

あなたの動きに、自然にリンクしていき、

ミニマルでありながら、使いやすく、

見た目はシンプルでも、手に取れば違いがわかるでしょう。

これは、あなたと毎日をつなぐ、未来志向のスマートウォレットです。