プロジェクト概要

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

石川県金沢市に本社を構える株式会社アイ・オー・データ機器（以下、アイ・オー・データ）は、「令和6年能登半島地震」の復興応援プロジェクトとして、ゲーミングモニターGigaCrysta(ギガクリスタ)と輪島の伝統工芸とのコラボレーションを実施いたします。

※本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は、大徹八井漆器工房のご協力を得て、特別にギガクリスタ台座に「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。

経緯

アイ・オー・データは、PC周辺機器事業を主に展開していますが、創業当初は「織物」をカラースキャンする装置の開発からスタートしました。日本の伝統的な技術や工芸品をさらに発展させ、支援したいという思いは、創業の原点として脈々と受け継がれています。

令和6年（2024年）1月の震災後、同じ被災県企業ではありますが、アイ・オー・データとしても大型液晶ディスプレイや音声配信ツールなどを提供するなど被災地への支援を行いました。

地震だけでなく、大雨などの気象災害も発生し、震災後も大変な状況が続いたため、能登を離れてしまった方もいました。

それでもそこで生き続ける、再建するために仕事を求めている人々がいました。

その方々の熱意、気持ちの強さに心打たれ、 同じ石川県企業として支えたいと思い、今回のコラボレーションに至りました。

震災からもうすぐ2年がたつ今、

「忘れないでほしい」

「今の能登を多くの方に知ってもらいたい・来てもらいたい」

その思いから、プロジェクトをスタートしました。

ゲーミングモニター「GigaCrysta（ギガクリスタ）」とは

液晶ディスプレイ国内シェア11年連続No.1（※）のアイ・オー・データが手掛ける ゲーミングモニター「GigaCrysta（ギガクリスタ）」 は、ブランド設立から10年が経つ今もなお、 日本のゲーマーの皆様より愛され続けているゲーミングモニターブランドです。数多くのプロ選手やストリーマー、ゲームメーカー様より推奨をうけている実績があります。

国内総出荷台数は累計90万台を超え、多くの人に選ばれ続けているゲーミングモニターです。

※第三者機関の全国有力家電量販店の実績データより当社調べ。メーカー別数量/金額シェア（2014年～2024年）

・ジャパンクラフトマンシップが宿る、国内メーカーらしいデザイン

GigaCrysta（ギガクリスタ）は、これまでの経験とノウハウを活用し、国内メーカーならではのデザインとこまやかなチューニングを行い、日本国内のゲーマーの真のニーズに応えるべくモノづくりをしてまいりました。

特に、画質調整にはこだわりを持っており、映像がキレイに見える色調整やパラメーター調整を行っています。

その映像品質により、ゲームメーカー様の推奨を得ることにもつながっており、さまざまなゲームでも耐用できる性能を有しています。

当社は、ディスプレイ国内シェアNo.1のメーカーとして、「持つ喜び」と「信頼できる品質」を実現し、より多くのゲーマーに求められるブランドを目指し、我々は挑戦と進化を続けます。

出会い

二人の職人、出会いは仮設工房

仮設工房の様子

輪島塗は高度な分業制で成り立っており、通常は関係性がなければ仕事の依頼は生まれません。
しかし震災後に設けられた仮設工房で、塗師の八井貴啓さんと、蒔絵師の川谷内準之介さんが隣室になったことをきっかけに、これまで接点のなかった二人が出会いました。
その偶然のつながりから、今回のコラボレーションが実現しました。

制作の様子

・「ゲーミングモニター×漆塗り」日常に特別を

【完成品】

八井さんの手により漆塗りが施された台座を、川谷内さんが蒔絵で彩り、 最後に八井さんのほうで磨き上げ、完成します。

伝統的な技法で一台一台丁寧に時間をかけてつくられた、世界でこのプロジェクトだけのオリジナル台座です。

毎日つかうモニターを支える「台座」をかえて、日常を少し特別にしませんか。

リターンについて

①7名様　【輪島漆蒔絵入り台座】

ゲーミングモニター「GigaCrysta（ギガクリスタ）」を支える台座に、漆塗りの技法を施し、さらに金を用いた蒔絵（まきえ）で彩りを加えました。
漆の深い艶と金蒔絵の輝きが重なり合い、モニターの存在感を際立たせる特別な仕上がりです。

制作を担ったのは、震災を乗り越え仮設工房で再び筆を執った能登の職人たち。
漆塗りは塗っては乾かし、磨き、また塗り重ねる―その繰り返しを何十回も積み重ねることで完成します。
半年以上の時間をかけて仕上げられた艶やかな表情には、職人の根気と誠実な想いが宿っています。

意匠には、石川県の花「クロユリ」と、金沢市の木である「梅」をあしらいました。
可憐ながらも凛とした佇まいを持つクロユリは、古くから“誠実な心”を象徴するとされ、復興に向かう能登の人々の姿勢とも重なります。
そして梅は、寒さを耐えて春に花を咲かせることから、再生や希望の象徴とされ、未来への歩みを映し出しています。
二つの花が寄り添う意匠は、能登の復興を願う祈りそのものです。

 さらに今回は、GigaCrystaブランド10周年を記念するロゴを蒔絵で加え、伝統とテクノロジーが交差する唯一無二の記念モデルとしました。
日常のゲーム体験を支える「台座」を特別なものへ―それは、持つ人に誇りを与え、そして能登への思いを静かに結びつけてくれる存在です。

※液晶ディスプレイ本体は付属しておりません。ご自身のGigaCrysta台座と付け替えてお楽しみください。
※あらかじめGigaCrystaの対象型番をご確認ください。

②3名様　【オリジナル台座＋モニターセット】

輪島漆蒔絵入りの特別なオリジナル台座に、GigaCrysta（ギガクリスタ）のモニター本体を組み合わせたセットです。
ギガクリスタをまだお持ちでない方にも、この特別仕様をまるごと体験していただけます。

モニターと台座が揃った形でお届けしますので、届いたその日から「伝統工芸とテクノロジーの融合」を存分にお楽しみいただけます。

※液晶ディスプレイ本体は下記型番となります。
　・LCD-GD241JD
※液晶ディスプレイ本体の仕様は、メーカーページをご確認ください。https://www.iodata.jp/product/lcd/gaming/lcd-gd241jd/index.htm

③80名様【輪島漆蒔絵入り置き皿】

漆塗りの技法と金を用いた蒔絵をあしらった、暮らしに寄り添う小さな工芸品です。

能登の職人が一筆一筆、丁寧に想いを込めて仕上げた伝統の輝きは、手に取るたびに特別な存在感を放ちます。

柄には、金沢市の木であり「春を告げる花」として知られる梅をあしらいました。

梅は厳しい冬を耐えて花を咲かせることから、忍耐や再生の象徴とされ、復興へと歩む能登の姿とも重なります。

さらに今回は、GigaCrysta（ギガクリスタ）ブランド10周年を記念したロゴを蒔絵で施し、ここでしか手に入らない特別仕様としました。
長年愛され続けるギガクリスタと能登の伝統工芸が融合した、華やかで意味深いデザインです。

飲み物を置くだけでなく、お菓子やアクセサリー、身近な小物の置き場としても活用できる実用性を備えています。
蒔絵ならではの華やかさをまとった「輪島漆蒔絵入り置き皿」は、日常に上質な彩りを添え、能登への想いを託す逸品です。

※画像はイメージです。実際の完成品とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。

応援購入金額の使い道について

集まった応援金額は、能登復興に活用していただきます。

新しいスタートをきる能登。

ところどころに被災の爪痕はのこるものの、街の復興は進んでいます。活気を取り戻すため、ぜひ一度訪れてみてください。また、能登の方々とお話すると、よく耳にするのは「一番つらいのは忘れられてしまうこと」という声です。
本プロジェクトの商品をそばに置き、ふとした折に能登へ思いをはせていただければ、それが被災地の方々にとって何よりの励ましになります。

アイ・オー・データは、これからも石川県企業として、そして同じ地に生きる仲間として、能登の復興に協力し続けてまいります。

実行者紹介

株式会社アイ・オー・データ機器は、来年1月に創業50周年を迎えます。

1976年1月10日創業。⽯川県⾦沢市に本社を置く、電⼦機器メーカー。
主に、デジタルデバイス周辺機器及びソフトウェア、関連サービスの開発・製造・販売を⾏っています。