新蔵移転２年目の挑戦

後継者がいない。廃業の危機だった。

大地酒造は大分県佐伯市にある、１８８５年創業の老舗酒蔵ですが、後継者問題で廃業の危機に陥っていました。
かつて大分県南部を中心に約５万升を出荷しておりましたが、近年は小売店の激減などで出荷数も落ち込み、５代目当主の大地正一は子どもたちも継ぎそうになく、廃業を考えていました。

そこへある男が「酒造りをしたい」と訪ねてきた。

訪ねてきたのが、酒店を営んでいる大地酒造現社長の池田敬でした。
当時、社長と杜氏（とうじ）を兼ね孤軍奮闘していた大地さんを手伝い始めたのが７～８年前のことだった。

どこまで本気なのか。

「どこまで本気なのか」との思いが消えない５代目当主の大地正一に対し、池田は酒米を自作して持ち込むことで本気度を示した。５年前、市内の田んぼを借りて山田錦を作付けし約５００キロを収穫。熱意を確認した大地さんは本格的に酒造りを教え込む。

２０１８年７月、もともと同市で酒店を営む池田現社長が継承した。

「兄ひとりじゃ無理だと思って」。

現社長池田の弟 池田司が２０１８年１２月、別の酒造会社を辞めて大地酒造に入り、杜氏の役目を大地さんから引き継いだ。酒問屋勤めから転じた経歴を持ち、県内の二つの蔵で１１年間、酒造りを学んだ。

また、新たに若手も加わり、老舗酒蔵の復活を目指しています。

１４０年続く老舗酒蔵を２０１８年７月

大地酒造合資会社を大地酒造株式会社に組織変更し大地家から池田家が承継

２０１９年新蔵を建設、佐伯市船頭町より上浦町へ移転

２０２０年１月製造開始

今回新蔵移転２年目にしての挑戦になります。

洗練された酒造りの環境、上浦の魅力

初日の出のスポットとして有名な豊後二見ヶ浦

国内でも珍しい海から400メートル程に位置する滝。

龍が舞う滝として密かなパワースポット。

瀧三柱神社はイザナミノミコトを祭る７００年以上の歴史がある

素晴らしい環境の元に花笑みが生まれた

花笑みとは、

パッ！と花が咲いたような明るい笑顔のことを言います。
笑うには「蕾が開く」という意味があります。

日常のちょっとした「笑み」に、特別な「笑み」に。
「花笑み」をおともにどうぞ。

花笑みは４タイプ

本プロジェクトでお送りしますのは、
２０２１年春、新たな蔵に移転して２年目の新酒とやまろ渡邉さんの絶品干物をお届けいたします。

＜酒造りのこだわり＞

酒造りは昔から「一麹・二もと・三造り」と言われています。

麹・・・・・麹造りの際、一粒一粒、さばけの良い麹を造りたいという思いからふるいに掛け、丁寧な麹造りに励んでいます。また、ピークの温度も高めにしており力強い麹造りを目指しています。

もと（酉元）酒母を仕込む際、酒母のタンクの廻りに水を張り水温を微妙に変化させ、力強い酒母造りを行っています。

造り・・・・もろみの仕込部屋を温度管理が出来る冷蔵庫の中で育てます。約１０度を保ち温度変化が少ない環境を作り、もろみに負担を与えないよう心がけています。

＜原料米のこだわり＞

NＰＯ法人やまびこクラブと連携して山田錦を栽培し

まだ一部ですが、原料米に使用しています。

＜水のこだわり＞

暁嵐の滝を流れる豊かな伏流水を

地下から汲み上げ濾過処理をせずそのまま使用しています。

甘みを感じる軟水です。

＜花笑みは４アイテム＞

◎花笑み（純米酒）

「昔ながらのどっしり系純米酒」
どこか懐かしさを感じられる昔ながらのどっしりとしたキレのある辛口純米酒。 米の旨みがしっかりと味わえ、ふくよかな味わいが特長です。
熱燗にすると、味わいの幅が広がり、料理とのペアリングにぴったりな1本です。
ラベルには『カスミソウ』が描かれており、
花言葉は無邪気・清らかな心です。
清らかな味わいの中にも、少し『やんちゃな』味わいも合わせ持っています。

◎花笑み（特別純米）

「さらっとスッキリ、食中酒」
すっきりとシャープな味わいの辛口純米酒。
ライトな口当たりながらも、しっかりと飲みごたえのある1本。
繊細な味わいの料理もしっかりと引き立てられますので是非食事とともにお楽しみ下さい。

ラベルには『ダリア』が描かれており、
花言葉は華麗・感謝です。
ちょっとした、お礼やプレゼントに最適です。

◎花笑み（純米吟醸酒）

「超正統派吟醸酒」
吟醸香の香り高く、スッキリとした味わいの中辛口吟醸酒。
フレッシュなりんごを想わせるほどの上品な香りで食卓に花を添えてくれること間違いなしの1本。
特に女性からの人気が高く、洋食に幅広くマッチングしてくれます。

ラベルには『ユリ』が描かれており、
花言葉は純潔・威厳です。
純な味わいの中にも風格を感じます。

◎花笑み（純米大吟醸）

「華やかでフルーティー、これぞ大吟醸」
華やかでフルーティーながらも、甘すぎない綺麗な酒質の大吟醸酒。
透き通った味わいながら、上品な香りが感じられ、食事とも合わせやすいです。
贅沢な1本をお楽しみ下さい。
ラベルには『胡蝶蘭』が描かれており、
花言葉は『幸せが飛んで来る』です。
ご進物・ご贈答にもおすすめです。

やまろ渡邉さんとコラボ

佐伯市は古くから「海の街」、「美食の街」として国内外より注目されている街です。花笑みとの相性は抜群です。

やまろ渡邉さんは佐伯市米水津（よのうづ）にあります。

豊後水道の豊かな漁場で捕れた新鮮な魚を干物に加工する会社です。

今回は「花笑み」に相性の良い干物を焼いて真空パックし急速冷凍した絶品干物をご用意しました。

焼いているのでそのままでも、湯煎して温めれば焼きたての味わいになります。

冷蔵でお届けするので賞味期限は７日です。到着後はお早めにお召し上がりください。

通常の干物は焼いて食べますが、やまろさんのこの干物は焼いています。届いたら袋を開けてそのまま食べられます。勿論、湯煎かレンジで温めれば一層美味しくいただけます。とっても手軽に美味しさいっぱい。

干物は通常冷凍便で輸送しますが、お酒と同送のため冷蔵便でのお届です。賞味期限は冷蔵で７日です。

届き次第お早めにお召し上がりください。

＜さばの塩焼きを焼いてます＞

合わせるのは「花笑み特別純米」

上品な塩サバの香りと塩味が特別純米のサッパリとした辛口と良く合います。

＜一夜干しのうるめいわしを焼いてます＞

合わせるのは「花笑み純米酒」

旨味たっぷりのうるめにはガッツリ純米酒

燗を付ければ絶品です。

＜一夜干しのまいわしを焼いてます＞

合わせるのは「花笑み純米吟醸酒」

まいわしのたっぷり滴る脂と純米吟醸酒の余韻の甘さが心地よい、キリッと冷やしてお召し上がりください。

スケジュール

３月24日公開

５月１1日締め切り

５月下旬より発送開始

資金の使い道

醸造タンク等、醸造機器の調達資金とします。

実行者紹介

大地酒造株式会社

大分県佐伯市上浦

創業明治18年。
「酒造りの灯を絶やさぬように」
との思いを込めて頑張っています。