プロジェクト実行者
ストーリー
- 新型ウイルスで打撃を受けた東白川村をサポートしたい!
- 東白川村の名産品「白川茶」を使って新しいお茶を提案!
- この商品で東白川村と人を繋ぐきっかけに。
はじめまして。私達はトライデントデザイン専門学校の学生です。昨年から産学協同のプロジェクトを進めています。この度は私たちのページをご覧いただきありがとうございます。現在、新型ウイルスが猛威をふるい、外出自粛により活動が制限され、休日の過ごし方や私たちの生活に大きな変化をもたらしました。その影響は様々な業界に及んでおり、それは地方にとっても決して例外ではありません。
岐阜県にある東白川村。大きな山や綺麗な川に囲まれた自然いっぱいの東白川村は今回の新型ウイルスの影響によって観光や移住など「地域を訪れる」ことができず、大きな打撃を受けました。こんな状況だからこそ、東白川村の魅力を文化をもっとたくさんの人に届けたい。そんな思いから「東白川村 地域活性プロジェクト」が幕をあけました。
岐阜県の白川村と聞くと、世界文化遺産である飛騨の白川郷の方を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。では、東白川村とはいったいどんな場所なのでしょうか。
東白川村は、岐阜県・美濃東部の川沿いに集落が点在する自然豊かな美しい村です。村には森林が広がり、澄んだ空気からは村の特産であるヒノキやお茶の香りをほのかに感じることができます。流れる川の音は私達の心を癒してくれます。その美しさから「日本で最も美しい村連合」にも加盟しています。
また、この村はお寺が存在しない村で、そのことから「神の村」とも呼ばれています。その他にも、幻の珍獣「ツチノコ」の目撃多発地域でもあることから「ツチノコ村」とも知られています。このように、多く魅力を持っている東白川村ですが、今回はその中でも名産品として挙げられている「白川茶」に注目しました。
この美しい環境と農家の方々の手で作られた白川茶は、爽やかな味と高い香りが特徴です。今回は白川茶発祥の地、岐阜県東白川村にて白川茶の製造販売をしている「有限会社新世紀工房」の田口雅士さんと一緒に商品開発をしていきました。東白川村は人口の過疎化が進んでいます。お茶の後継者がいない不安を抱えながらもお茶産業を、450年繋いできた文化を、絶やしてはいけない。私たちはそう思いました。
田口さんの熱い想いを受けて、東白川村も、白川茶の文化もどちらも守りたいという思いで制作を始めました。私たちは、白川茶を使った日本茶としての新しい商品を提案します。それが 花縁 -hanaen- です。普段お世話になっている人や大切な人へ感謝の気持ちを伝える。意識をしていても言葉で直接伝えるのはなかなか勇気が出ませんよね。そんな時に贈り物で気持ちを伝える、東白川村のお茶でそういった特別なものを作ろうと「魅せるお茶」というコンセプトをたてました。
ロゴは縁やつながりを感じられるような繊細な筆記体、4つのマークは東白川村の茶畑、自然(花)、ツチノコ、神社をイメージしています。商品はティーパックで、持ち手が花をモチーフとした特別なものとなっています。
飲むときには持ち手の花を湯呑みに浮かべ、ゆらゆらと小さく揺れる花の様子をお楽しみいただけます。その時間では、東白川村のお茶を飲んでホッと一息つき、普段の忙しさやを忘れてくつろいだり、大切な誰かを思い出して微笑んだり、写真を撮って思い出に残したりするなど特別な時間を味わうことができます。
※これは制作イメージです。
紙はグラシン紙を使用しており、お湯に浮かべても大丈夫な素材となっています。
商品の種類は3種類あり、それぞれ東白川村に咲く「花桃・ミツバツツジ・桐の花」イメージしています。
▼お茶の淹れ方の説明はこちらです。
パッケージは蕾をイメージしてデザインしました。パッケージを開ける様子は花が開くようなイメージとなっており、開封する時から商品を楽しんでいただけるようにいたしました。それぞれのお茶に合わせたリボンの色、花の種類に合わせた色紙を用いてシンプルな中にもどこか温かみがある可愛らしいデザインに仕上げました。そして、『東白川村の思いを詰め込んだhanaenが、多くの人の元へ届くように』その想いをこのパッケージに込めました。
この商品でじっくりとお家時間を楽しんでいただけると幸いです。充実した時間を送るための贈り物として、目上の方や職場の方に渡してみたり...また日本では108 歳をお祝いする「茶寿」というものがあり、お茶は身近な方や大切な方の長生きを祝う贈り物であることがわかります。お茶は縁起がいいと言われているため、お祝い事のシーンでも活躍すること間違いなしです。特にシンプルで、大人な可愛らしい雰囲気の商品なので、引き出物やブライダルなどにも重宝すると思います。
※これはあくまでもイメージです。クラウドファンディングの成立と制作は関係ありません。
現在、新型ウイルスにより家族や友人などと離れ離れになってしまい、多くの人が互いに会うことができなくなってしまいました。在宅ワークや自粛などのお家時間が増え、一人で過ごしている人も増えました。冒頭にも述べたように、東白川村も同じように多くの人と交流することが難しくなり、大きな打撃を受けています。 しかし、こんな状況だからこそ、白川茶で人々の気持ちを明るく豊かにできると私たちは思います。感謝の気持ちを伝えたい、癒しや喜びをおすそ分けしたい。想いを分かち合いたい。離れている時からこそ、お茶を飲んで相手を想う。そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか。お茶で日々の生活をより豊かにできる、東白川村のお茶が人の心に寄り添う。このhanaenが皆様にとってそのような商品になれたら幸いです。
「住民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは地域課題に対してきめ細かく対応することが困難な時代にある中、自治体はそれぞれの地域課題に地域の資産である「ヒト・モノ・コト」を活用して対応することが求められています。東白川村の地域経済の活性化は重要な課題であり、その対応には、現場を知る事業者や高い専門性を活用する産学官連携が不可欠です。このような時代に、トライデントデザイン専門学校との「産学共同プロジェクト」により、都市部の若い方たちの学生と貴重な里山文化・美しい景観である美濃白川茶の魅力を広く発信できることを大変嬉しく思います。そして、小さな東白川村でありますが、このプロジェクトにより新しい関係が生まれ、新しいデザインが生まれることがとても楽しみです。東白川村は当プロジェクトを応援します。皆様のあたたかなご支援よろしくお願いいたします。
東白川村の茶農家に生まれ、幼い頃から隣接する茶工場、茶畑の香りや音、祖父母、両親のお茶と向き合う姿を見て育つ。高校卒業後、静岡県にある国立茶業試験場研修生として茶業の基礎を学び、茶商へ就職。その後帰郷し、茶蔵園の茶師としての技術を磨き続ける。
Q. 東白川村のお茶の特徴について教えてください。
A.「東白川村のお茶の特徴は見てもらった通り、自然の中で育っていることが大きな特徴です。味としての特徴は、明確に静岡や鹿児島と大幅に違うかというと実は同じお茶なので、さほど違うわけではありませんが、やはり岐阜県の山の中で、そして気温差の大きいこの中で育ったお茶というのは山のミネラルをたくさん受けて、他の産地とは少しだけど、違った風味や旨味を持って存在しているんだなと僕は感じています。」
Q. 作っている中でどこかこだわっているポイントはありますか。
A.「僕がお茶を作る上でこだわっていることは、この東白川で育ったっていうこの農作物、お茶というものの魅力を精一杯引き出せるように、背中をそっと押すような加工方法をして、販売に至っては、農家さんの想いなどをしっかりとお客さんに届けるということがこだわりではあります。」
Q. 若者の日本茶離れについてどう考えていますか。
A.「深刻な問題かとは思うんですけれども、以前よりかは日本人のお茶を飲む方の数が増えてきていると思っています。若い方がお茶に関わっているというケースも増えてきています。なのでそこまで気落ちせずに僕らは前を向いて日本茶と向き合って、そして皆さんに美味しいお茶を訴求していきたいと思っています。」
Q. 今後東白川村をどうしていきたいかについてお願いします。
A.「僕らの茶蔵園のテーマでもある美しい茶園を100年先にっていうテーマがあるんですけれども、今後っていうのはその100 年だと思って100 年先にもお茶達が元気いっぱいでいきいきと育てられるようなそんな村であってほしいなという風に思っています。」
Q. 今回の産学協同の企画について思う事を教えてください。
A.「今回若い学生の方々と関わるようになって、若い方の考えですとか逆に言ったら僕が考えていた若い人にこういう風になって欲しいな・やってほしいなという事を僕の口からも言えたっていう事は凄く良い経験になったと思うし実際商品化する上で色んな苦難があったりするとは思うんですけど、これを乗り越えて一個の良い商品になればなって思ってますし皆さんと繋がれた事はなかなか自分の中でもかなりスリリングで良い経験になりました。」
今回の「東白川村 地域活性プロジェクト」は東白川村と愛知県名古屋市にあるトライデントデザイン専門学校の学生がコラボレーションし、産学連携授業の一環として、白川茶のパッケージデザイン、企画、立案をさせていただきました。若者の地方離れや日本茶離れが進む今、私たちが地域にとってできることは何だろうと改めて考え直す貴重な時間となりました。花縁という商品名には「花笑む」という言葉も隠されています。「花笑む」それは、咲いた花のような華やかな笑顔。人がほほ笑んでいるのを咲いた花に例えて言うといった意味を持つ言葉です。
こんな時だからこそ、私たちにはできることがあります。あるはずです。村を豊かにしたい、日本茶の文化を守りたい、その思いが重なり合うことで、花縁を手に取った方が笑顔の花を咲かせられますように。最後まで見てくださりありがとうございます。東白川村と人をつなぐため、皆様のご支援をお待ちしております。
リスク&チャレンジ
私たちは現在、白川茶を使用した新商品の制作を誠心誠意進めています。 しかしながら、制作の工程においてデザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。また写真はイメージとなっております。ご了承ください。 制作スケジュールについては、プロジェクトの掲載が終わり次第、リターン内容を確認し調整いたします。 パッケージに関しましては、制作工程上の都合や配送作業に伴う止むを得ない事情によりお届けが遅れる場合がございます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2021年02月27日までに目標金額が達成となる必要があります。
感謝のお手紙
1,000円(税込)
・感謝のお手紙×1点
花縁オリジナルティーパック【選べるスタンダード】
1,980円(税込)
・hanaenオリジナルティーパック【煎茶・ほうじ茶・和紅茶の中から1つ】
●内容量/3g×1パック
●賞味期限/
緑茶:製造月より10ヵ月
ほうじ茶:製造月より10ヵ月
和紅茶:製造月より18ヵ月
(開封後の賞味期限は2週間から1ヶ月)
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
花縁オリジナルティーパック【選べる2個セット】
3,500円(税込)
・hanaenオリジナルティーパック【煎茶・ほうじ茶・和紅茶の中から2つ】
●内容量/3g×1パック
●賞味期限/
緑茶:製造月より10ヵ月
ほうじ茶:製造月より10ヵ月
和紅茶:製造月より18ヵ月
(開封後の賞味期限は2週間から1ヶ月)
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
花縁オリジナルティーパック【選べる3個セット】
4,900円(税込)
・hanaenオリジナルティーパック【煎茶・ほうじ茶・和紅茶のセット】
●内容量/3g×1パック
●賞味期限/
緑茶:製造月より10ヵ月
ほうじ茶:製造月より10ヵ月
和紅茶:製造月より18ヵ月
(開封後の賞味期限は2週間から1ヶ月)
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「白川茶をもっと多くの人へ!地域活性化プロジェクト!私達をつなぐお茶・hanaen」プロジェクト詳細ページです。