初めまして、針忠みかん園・針原忠弘と申します。

みかん農家として50余年の経験を生かし、さまざまな種類のみかんを作っています。

鹿児島県出水市より、美味しい薩州ポンカンと河内晩柑をお届けいたします。

針忠みかん園は、潮風が吹き上げる山の斜面にあります。
日当たりのよい斜面で鹿児島の太陽をたくさん浴びて、八代海から吹き上げる潮風をたくさん浴びて、おいしいみかんができます。

みかん農家歴半世紀以上の経験と勘を頼りに、剪定する場所や量、また肥料のタイミングなども見極め、美味しいみかんを作っています。

今回お届けするみかんはこの2種類

鹿児島で生まれた「薩州ポンカン」は、「ポンカン」の名の通り、独特のあま〜い香りが魅力的で、香りで想像する通りの濃い〜甘さがたっぷり。コクのある甘さがとても美味しいです。

果肉は柔らかくて食味がよく、中の袋も薄いのでぱくぱく食べられます。

実は既に1月中旬には収穫していて、ちょうど今1ヶ月ほど寝かせている最中です。藁の上で寝かせています。寝かせることで酸っぱさ（酸）が抜けて、甘さがぐっと前に出てきます。

↑藁の上で寝かせるのは保温のためで、安定した環境で寝かせるために藁を使用します。

薩州ポンカンは大き過ぎても味が大雑把になってしまうので、一番美味しいM~L寸をお届けします。

こちらは、1週間限定、2月20日までにご購入いただいた方のみ、2月末頃にまず薩州ポンカンをお届けいたします。
※詳細は必ずリターンの詳細説明をご確認ください。

さっぱりとした甘さが特徴の河内晩柑は、見た目は綺麗なイエローの大玉で、まるでグレープフルーツのようです。

ところが味の方は、グレープフルーツのような苦さはなく、さっぱりとした甘味で、果汁もたっぷり。

実が大きく食べごたえがあり、さっくりとした軽い食味が美味しいですよ。甘すぎず、ベタベタしないので後味もさわやかです。

収穫する土地によってさまざまな名前が付けられている不思議なみかんです。「サウスオレンジ」「宇和ゴールド」「ジューシーフルーツ」などたくさんの名前がありますが、当園では品種名である「河内晩柑」という名前を使用します。

大きくなっても甘くてジューシーなので、存分に味わっていただける2L~3L寸をお届けします。

3月初旬頃から収穫し、4月〜5月中にお届けします。

今回は、

①薩州ポンカンと河内晩柑を2回に分けてお届け【1週間限定で受付】
②河内晩柑をお届け【プロジェクト終了まで受付】

の2パターンのリターンを用意しております。

針忠みかん園のご紹介

針忠みかん園は、みかんの生産が盛んな出水市の針原地区にて50余年続くみかん農園です。

今回ご紹介の「薩州ポンカン」「河内晩柑」だけでなく、「不知火」「西南のひかり」など、さまざまな種類のみかんを栽培しています。

↑西南のひかり。とても甘くて美味しいみかんです。今年の収穫シーズンにマクアケチャレンジしてみたいなと考えています。

私、針原忠弘は、中学生の頃から家業を手伝い、大学卒業後は公務員として働きながら家業を手伝って、みかん園を守ってきました。

8年前に退職してからは、みかん農家一筋で、針原地区に複数箇所あるみかん園を随時巡って作業をし、忙しい日々を過ごしています。

熊本県との県境にある、鹿児島県出水市の針原地区は、みかんの生産が盛んな、みかんの町です。

高台から見下ろすと、至るところにみかん畑が見えます。

↑私の河内晩柑の畑から見える景色です。

平均17度という温暖な気候と赤土の土壌がみかん栽培に適していて、市内ではさまざまな種類のみかんが栽培されています。

この度は、針原の美味しいみかんを皆様にお届けいたします。

針忠みかん園の美味しさの秘密

①水捌けのいい赤土＋南向き斜面でおいしくなる

針忠みかん園は、みかんの生産が盛んな針原地区にいくつかみかん畑を持っていますが、今回お届けの薩州ポンカン・河内晩柑の畑は、八代海（不知火海）を望む山の斜面にあります。南向きで、太陽の光がたっぷり当たるため、おいしくなります。

また針原地区の土地は、粘土質で水捌けのいい赤土でできています。
みかん類は、育つ過程で水が多すぎても美味しいみかんができないのですが、針忠みかん園はさらに山の斜面にあるので、余計に水捌けが良く、おいしいみかんが育ちます。

↑登るのも息が上がる坂です。
九州新幹線のすぐ側で河内晩柑を作っています。

②海の恵み、八代海から吹き上げる潮風でおいしくなる

そんな斜面にある針忠みかん園の畑は、いずれも八代海に近く、八代海からたっぷりの潮風が吹き上げます。その潮風のおかげで土壌のミネラル分が豊かになり、おいしいみかんが出来上がります。

↑畑のレールは、みかん農家ならではの光景。収穫の時に使います。

③50余年の経験！絶妙な塩梅へのこだわりでおいしくなる

私は中学時代から家業のみかん園を手伝い始め、みかん農家として半世紀以上の経験があります。
この経験から得られる「絶妙な塩梅の見極め」は、何事にも変え難い財産だと思っています。

私のこだわりをお話いたします。

経験に裏付けされた微妙な塩梅へのこだわり

みかんができるまでにやることは沢山ありますが、とくに気を配っているのは、「肥料」と「摘果」「剪定」です。

肥料は与えるタイミングや量を見極めます。

肥料は与えればいいというものではなくて、与えすぎても甘くならないし、タイミングを見極めないと意味がないし、というところで、

みかんが「肥料が欲しい！」と思っているタイミングと、量を見極めて与えています。

特に難しいのが「摘果」「剪定」という作業です。

みかん類は花が沢山咲いて沢山の実が実り始めるのですが、それをある程度落とさないと、美味しいみかんができません。

↑摘果せずに放っておくとこのように密にたくさんの実がなります。

どの実が美味しく成長しそうか、どの実を切れば残す実によく栄養が届くか、これは経験がないとなかなか判断が難しいと思います。

また「剪定」も、日の当たり具合を見極めながら剪定していきますが、大事な枝を落としてしまうと逆に実がならなくなってしまったりもするので、それも50年の経験値で落としていきます。

この辺りは文字に起こして「はい」と人に渡せるような知識ではないので、やはり経験がものを言うと思います。

リターンは2タイプでご用意

今回は、

①薩州ポンカンと河内晩柑を2回に分けてお届け【1週間限定で受付】
②河内晩柑をお届け【プロジェクト終了まで受付】

の2パターンのリターンを用意しております。

お届けのスケジュール

2月13日（月） プロジェクト開始
2月20日（月） 両方お届けコース受注終了
2月末頃 薩州ポンカンのみ配送完了
3月27日（月） プロジェクト終了
5月初旬 河内晩柑配送開始
5月末まで 河内晩柑配送完了

保存方法、賞味期限について

届きましたら、日陰で湿気が少なく涼しいところで保管いただくか、袋に入れて野菜室で保管してください。

また1週間程度を目安になるべく早くお召し上がりください。

段ボールに入れたまま放置すると腐り易いので、なるべく早く箱から出していただき、なるべく早くお召し上がりください。

【実行者紹介】針忠みかん園・針原忠弘

針忠みかん園は、私の父がスタートさせた、50余年続くみかん園です。

私、針原忠弘は、父がみかん園を始めた頃から家業を手伝い、大学卒業後は公務員として働きながら家業を手伝って、みかん園を守ってきました。

8年前に定年退職してからは、みかん農家一筋で頑張っています。

当園は針原地区に複数場所の畑を持っていて、全て合わせると130アールの土地面積になります。

山の斜面の土地が多いので、年を重ねるごとに大変にはなりますが、美味しいみかんを作るため、頑張っています。

↑こちらの畑は特に坂がきつく、遊びに来た30代前半の方も息をあげて登っていらっしゃいました。

針原地区にはみかん農家が約20軒ほどありますが、平成9年に大規模な土石流災害があり（出水市針原地区土石流災害）、この災害でたくさんのみかん園が流され、人命も失われました。

幸い、私のみかん園は無事でしたが、一緒にみかん園を手伝ってくれていた親戚が亡くなり、心にポッカリ穴が空いたような気持ちでみかん園の運営が辛い時期もありました。

またみかん園を運営する仲間の中には畑が流されてしまい、一からの立て直しを余儀なくされた方もいらっしゃいました。

でも今は、美しいみかん畑の風景が戻ってきています。

これまでは、自分でオンラインショップを持つことなどは考えたこともなく、収穫したみかんはほとんど全て組合に卸し、一部毎年ご連絡くださる方にだけ直接販売させていただいていた程度なのですが、

この度は、私のみかんをたくさん食べて大きくなった息子が、こうやって気に入って毎年ご連絡くださる方がいること、またたくさんの方に私の作る美味しいみかんを食べてほしいと、マクアケにチャレンジする後押しをしてくれました。

これを機に、たくさんの方に、針忠みかん園を知っていただき、また鹿児島県出水市針原地区にたくさんのみかん園があることを知っていただき、もしよろしければ出水市に足を運んでいただけると嬉しいです。

博多駅から出水駅まで九州新幹線で1時間11分、鹿児島空港からシャトルバスで1時間25分です。

ぜひ遊びにいらしてください！