プロジェクト実行者
プロフィールストーリー
- 「世界に通用する白シャツを」をコンセプトにするHITOYOSHIが作るアクティブシャツ
- もっと身近でHITOYOSHIのシャツを感じて欲しいとの思いからデイリーユース仕様シャツを制作
- 今まで培ってきた世界基準のシャツ作りの技術を余す事なく用いて尚且つ使いやすい大人のシャツ
【HITOYOSHI】は日本の職人が作るシャツファクトリーです。
「HITOYOSHI」は「世界に通用する白シャツを」というコンセプトを掲げ、誕生しました。
創業は1989年。2014年にはファクトリーブランドとして自社名をブランドに冠したシャツを生産スタートさせております。
「量より質」のモノづくりを信じて技術の向上に取り組んできました。
フォーマルからカジュアルへの挑戦
HITOYOSHIでは主に上質な綿素材をメインにビジネスユース(ドレスシャツ)のシャツ作りをしていました。
今回ビジネスユースだけではなく、もっと身近でHITOYOSHIのシャツを着て楽しんで頂きたいとの思いから動きの有るライフスタイルに提案したいシャツを作成いたしました。
ドレスシャツを縫製する上で重要なポイントとなる「襟の見え方」、「細やかな縫製」、「立体的な縫製」等、HITOYOSHIの蓄積した多くのノウハウを今回のプロジェクトに応用しています。
またアクティブにご使用いただけるよう、「スポーティーな素材」、「デイリーユースに適した型紙の作図」、「デザインの構築」にもこだわり多くの時間を掛け、実現いたしました。
製品に対するこだわり
※弊社ドレスシャツとの重量比較
普段着としてシャツを着用する事に抵抗感があるユーザーにも心地良く着て頂けるよう、平織のタフタ素材で65デニールのポリエステルの糸を使用し、約200gの軽量なシャツに仕上げました。
アクティブをテーマにデイリーユースからスポーツ性の動きまで意識し、着心地とストレッチ性を重視し取り入れました。
経糸に特殊な加工を施したフィラメント糸、緯糸にストレッチ性のある糸を使用した伸縮性に優れた素材になります。
※画像:弊社にて10回洗濯後の写真
ポリエステル糸の特性でシワが残りにくく軽い素材を使い、生地加工で表面に細やかなシボがあり、軽い質感の表面に仕上げております。
洗濯後も軽くはたいて干すことで大きなシワは無くなり、わざわざアイロン掛けをしなくてもそのまま着ていただく事ができます。
生地の表面に特殊な撥水加工が施されております。
通常、撥水性のみを高めてしまうと肝心な着心地や柔らかさが失われてしまいますが
今回の商品はヴィンテージ加工を加えて生地の膨らみと独特な表面感を出して、天然繊維のようなタッチを表現しています。
※画像:シャツの内側から見た、手口三巻始末の写真
今回の商品は袖まくりしやすいように手口のあきを補強するためにケンボロと呼ばれるパーツが付いています。
ケンボロの作り方にはいくつか方法があるのですが、可能な限り肌にあたる部分をフラットにする為、「下手口三巻流し込み」という方法を採用しています。
縫製の難易度と時間も掛る方法になりますが、表から見えない部分にもこだわりを加えて着心地を追及しました。
胸囲、ウエストの寸法は同じで、「前身頃」 と 「後身頃」 の分量を少しずつ変えて脇線を移動させました。
見た目では、ほとんど影響がありませんが着た感じでは明確な違を実感して頂けると思います。
数字で見ると僅かなものですが、立体性とある程度の平面性をバランス良く設計しています。
動きを意識して作図したゆったりしたシルエットになります。
生地が裂けないように補強のパーツになります。このガゼットを付ける為には通常の工程と異なり、約5工程の作業が追加になります。
ガゼットを付ける為には縫製の順番が変わるなど、通常より多くの時間を費やしますがより日常で使いやすいように、このシャツには耐久性とデザインポイントの一つとして取り入れています。
背面にはシンプルで動きやすくストレスを感じにくいセンターボックスプリーツを採用しています。
背中のボックスプリーツは、ベーシックな仕様ですが、この形式はボタンダウンシャツの伝統的なスタイルになります。
プリーツの上にロッカーループが付いており、ロッカーのフックに手軽にひっかける事が出来るアイビー時代のボタンダウン愛好家に愛されたディティールを採用しております。
後ろから見える衿の中央に365のリフレクターテープを使用しています。
夜間ドライバーに存在を知らせることが、事故を防ぐ何よりの対策になります。
夜間に快適に自転車に乗るシーンも想定したシャツになっています。
シャツには天然の貝釦を使用しています。
天然貝釦の加工は宝石の真珠と同様の加工方法を施しています。
原貝から形をくりぬき、成形、加工とたくさんの工程を経て、作られています。
今回の商品では輝きの美しい白蝶釦を使用しています。
HITOYOSHIではドレスシャツの製造には上質な綿素材をメインにシャツ作りをしています。
今回のアクティブなシャツをは元来のこだわりである天然素材の良さも大切にしながら、デイリーユースができるスポーティーな素材の選定、試作に多くの時間を費やしました。機能性もさることながら、素材の風合いを重視した生地を使用しており、
こだわりを持ち、福井県で生産されたポリエステル100%のタフタ素材を使用しております。
国産シャツファクトリー「HITOYOSHI」
「HITOYOSHI」のシャツは日本人の体型に合わせた型紙作りの研究から、海外の高級ブランドや専業メーカーの技術を自社の日本人職人の技術に取り入れ製造しております。
○1mmの調整を施したボタンダウン
衿元のボタンはHITOYOSHIの中でもこだわりの強いアイテムになります。
衿に適度なロール感を持たすために、1枚1枚、釦位置を調整します。
左右のボタン位置を同じにしてしまうと、着用したときに左右の襟先が平行に見えず、台衿の重なり分(厚み約1~2ミリ)が影響しています。
その為、右のボタン位置と左のボタン位置の高さを1mm単位で差をつけてバランスをとっています。
そうすることで着用時に自然な襟の見え方になります。
ボタンダウンは作り手の思いを強く反映するシャツになります。
○自然体で品のある見栄えを実現させる襟の立体感とやわらかなカーブ
襟の立体感と自然なカーブを作る為に、襟の表地と裏地の大きさを変えて生地を裁断します。
大きさが違うものを丁寧に合わせて縫って行く事で縫い上がった襟は自然なカーブを描く事ができます。
湾曲した特注の押え器具がついたミシンを使用してシャツの顔でもある衿の縫製を行い、表側と裏側で数ミリ長さを違えて縫製することで立体感を持たせます。
この一手間をかけることで、洗濯しても首のラインに自然に沿うよう衿にカーブを持たせて、着用時に襟元が角をつくらずきれいな曲線を描けます。
衿羽根がやわらかくロールするので表情も優雅に見え、昨今の肩パッドのないアンコンタイプのジャケットにも似合います。
○襟元がフィットするカーブした台襟
台襟は先端に行くほど上へとカーブを描く仕様に縫製しており、カーブをとることでトップボタンを閉じたときに首周りの吸い付きが格段に上がります。
衿元に立体感を持たせる型紙と縫製で第一釦を外しても衿元が開き過ぎず自然に首に沿うように洗練された雰囲気を目指しました。
ボタンを外した際にも襟元が美しく立ち上がり、襟開きも少なくなります。
○シャツをより美しく見せるステッチ
シャツの印象を左右するステッチ(運針幅)は細かいほどシャツがやわらかくエレガントに見えます。一般的なワイシャツは3cm間に16〜18針ですが、「HITOYOSHI」シャツは21〜24針に設定されています。
この細かなステッチによって、シャツ全体が洗練された雰囲気に仕上がります。
またこの細やかなステッチで縫製するときにシワが入らないように、丁寧に合わせて縫っており、大型の機械を使っての大量生産では対応が難しいこだわりを感じて頂けます。
○やわらかさと美しさを実現する巻き伏せ本縫い
「HITOYOSHI」では普段見えないシャツの内側の始末にもこだわります。
可能な限り肌にあたる部分が平らになるように折り伏せ縫いを採用しており、縫製と着心地のバランスを取った設計になっています。
脇の縫い目を裏から見ていただくと、縫い代が見えず袋状に内側に縫い込まれ、フラットに仕上がっていることがお分かり頂けると思います。
巻き伏せ本縫いという高度な技術を応用し、縫い幅も細くすることで、シルエットがすっきり仕上がり、裏の縫い代が肌にあたってゴロつくことがなく、着心地もよくなります。
○体のラインに合わせた袖先に行くにつれ細くなるカフス
人間の腕は手首に向かって細くなっています。そのためシャツの袖筒も均一ではなく、手首に向かって細く作っているのですが、とくにカフス部分は手首にフィットするぐらい細くなるように仕上げています。
こうすることで袖が多少長くても手の甲まで隠れてしまうような、ダボついた着方にはなりません。
袖口が手首で止まり、ジャケットを着たときに覗く分量も長すぎず、スマートな着方ができるようになっています。
商品仕様
今回、HITOYOSHIが得意とするオーセンティックなシャツをあえて抑えつつ、多様性にチャレンジしています。
デザインとしての多様性、素材のバリエーションとしての多様性、日常の着回しとしての多様性、これらのキーワードを「365」シリーズとして展開しています。
※身長175CM サイズ(46/M)を着用
※身長175CMサイズ(46/M)を着用
このプロジェクトはALL IN型です。
通常価格は13200円(税込)です。
サイズは46「M」と48「L」の2種類になります。
※詳しくは上記スペック表をご覧ください。
本リターンは販売する場合の予定上代から
【超早割】 35%OFF 先着25名 8580円(税込)
【早割①】 25%OFF 先着50名 9900円(税込)
【早割②】 20%OFF 先着100名 10560円(税込)
【マクアケ割】 15%OFF 11220円(税込)+HITOYOSHIオンラインストア20%OFFクーポン券
となります。
受注開始日:2021年1月22日
プロジェクト終了日2021年2月25日
集計後にシャツの生産スタート:2月末~
シャツ生産終了予定日:2021年5月20日
シャツ出荷:2021年5月20日~
※【超早割】、【早割①】、【早割②】は5月末までのお届け予定になります。
※【マクアケ割】のみ製造体制の都合により生産予定が異なります。
※【マクアケ割】は7月末までにお届け予定になります。
資金の使い道
工場を運営する為にはたくさんの技術者が必要になります。年間通じて安定した「ものづくり」を継続する為には自社オリジナルの商品を開発して販売していくことが必要だと感じております。頂いた資金は今後のより良いオリジナル商品の開発に使わせて頂きたいです。
HITOYOSHIオンラインではシャツを中心にこだわった商品を展開しております。
私たちが着たいシャツをたくさん想像しながら、心を込めて作っております。
是非、ご覧頂けると幸いです。
https://store.hitoyoshicorp.com/
「HITOYOSHIシャツの歴史」
熊本県人吉市は、鹿児島県と宮崎県に接する県最南端の地です。
人吉(ひとよし)というのは、もともと人吉藩相良氏の城下町でした。
山に囲まれた盆地であることから独自の文化が育ち、
「ウンスンカルタ」など、南蛮渡来・ポルトガルの文化がいまも残っています。
市内を流れるうつくしい球磨川は鮎の友釣りや川下りで知られ、川沿いには豊富な温泉が湧き、
観光地としても知られています。のどかで美しい丘の上に「HITOYOSHI」のシャツ工場があります。
人吉・球磨地区は令和2年7月豪雨によって甚大な被害を受けました。工場は小高い場所にあるため被災を免れましたが、地域全体では今も復興に向けて日々努力を重ねています。
創業は1989年。もともと、国内大手のシャツメーカーの工場でした。当時はメイド・イン・ジャパンのシャツが非常に多く、当時の親会社は東北や九州など、全国に16の工場を持っていました。
ところが時代が変わり、海外に生産工場のシフトが進み、ビジネスワイシャツの需要減少や、リーマン・ショックによる景気悪化によって16箇所あった生産子会社の工場は閉鎖の危機に晒されました。
当時、ここ人吉市の工場は、他の生産工場のなかでも高い技術を擁する重要な工場として機能していました。この技術を絶やしたくない、職人たちを守りたいといい想いから、工場を独立させることにしました。
2009年には親会社の経営が破たんしますが、そのときに独立してこの工場を買い取り(MBO)、
会社名をHITOYOSHIとして再出発させました。
現代表取締役社長(吉國武)と現代表取締役工場長(竹長一幸)とともに船出をしました。
すぐれた人材のいた人吉の工場で「クオリティ」を大切にしたメンズのシャツづくりをはじめます。
かつて150名が働いていた工場は、再出発のときに一度70名まで減りましたが、現在は若い人が育ってきたこともあり、100名にまでもどっています。
独立後しばらくは、他メーカーの下請け工場として地道な経営を続けました。
元来工場の体制が大量生産型で、形状記憶など最新のモノづくりを中心にしていましたから、使う機械も最新鋭のものばかりでしたが、現在のように小ロットで多種多様なものづくりができる環境ではありませんでした。細やかなものづくりに対応する為に試行錯誤を繰り返しながらシャツづくりに取り組むようになったのです。幸いにも多くの高級ブランドのシャツを作っていた経緯がありましたから、様々な縫製仕様や型紙に対応してきた事が活かせました。
2014年にはファクトリーブランドとして自社名をブランドに冠したシャツを生産スタートさせております。
太陽光パネルを利用した再生エネルギーを利用するエコファクトリーとして、シャツ作りに邁進しています。
HITOYOSHI株式会社
九州の熊本県人吉市に本社工場を構える日本のシャツファクトリー。
作り手の発想を大事に〝ものづくり″を発信する。伝統から学び、現代の要求と美意識を見出し、大量生産、大量消費ではない持続可能な 〝ものづくり″の精神や技術を次の世代に継承する。
リスク&チャレンジ
わたしたちは『アクティブに使えるシャツ』を作成するために、現在工場とデザインの・仕様を実現できるよう、プロジェクトを誠心誠意進めています。 しかしながら、開発中の工程において、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。 製造スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数で調整しておりますが、想定を上回る応援購入の申し込みがあった場合、製造工程上の都合や配送作業に伴う止むを得ない事情によりお届けが遅れる場合がございます。 上記のようにプロジェクトページに記載している内容に変更が有る場合は、できるだけ早く活動レポートなどで共有を行っていく予定です。 最後に、今回のプロジェクトに賛同し手に取ったみなさまに喜んで頂けるよう、チームメンバー一同心を込めて対応していきますので、応援宜しくお願い致します。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2021年02月25日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。
円(税込)
9,900【早割1】25%割引 先着50名様
・完成した製品 × 1点
[一般販売予定価格 13200円(税込)の25%割引となります。]
※色は白のみの展開となります。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
のサポーター
2021年05月末までにお届け予定
円(税込)
10,560【早割2】20%割引 先着100名様
・完成した製品×1点
[一般販売予定価格13200円(税込)の20%割引となります。]
※色は白のみの展開となります。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
のサポーター
2021年05月末までにお届け予定
円(税込)
11,220【MAKUAKE割15%割引 HITOYOSHIオンライン20%OFFクーポン付
・完成した製品×1点
[一般販売予定価格13200円(税込)の15%割引となります。]
プラス HITOYOSHIオンラインストアで使用できる20%OFFクーポン券を本プロジェクト商品発送時に同封させて頂きます。https://store.hitoyoshicorp.com/
※生産体制の都合上、こちらのリターンは7月末までにお届け予定になります。
※クーポンの有効期限はプロジェクト終了日翌日より、180日になります。
※色は白のみの展開となります。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
のサポーター
2021年07月末までにお届け予定
円(税込)
8,580【超早割】35%割引 先着25名様
・完成した製品×1点
[一般販売予定価格13200円(税込)の35%割引となります。]
※色は白のみの展開となります。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
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2021年05月末までにお届け予定
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「【HITOYOSHIアクティブシャツ】日本のシャツファクトリーの新たな挑戦」プロジェクト詳細ページです。