プロジェクト始動

2018年9月6日の胆振東部大地震から2年半が経ち、安平町・厚真町・むかわ町は復興に向かっているものの、その爪痕はまだ多く残っています。

この三町を少しでも応援できないかと、胆振東部大震災復興支援プロジェクトはこのたび「北海道胆振東部地震被災三町応援『復光』プロジェクト」を始動します。

安平町・厚真町・むかわ町では、目に見える復興の取り組みとして、現在各町内の公共施設の照明のLED化を目指しています。そこで、各施設を利用されている町民の皆さま、特に子供さんやお年寄りの方々に「町中が明るくなったね」と喜んでいただきたい、そしてこのLED化経費に係る三町の負担を少しでも軽減するお手伝いがしたいと、このプロジェクトを立ち上げ、全国に向けてクラウドファンディングで資金を募集します。

このLED化のプロジェクトは、全町をLED化することで大きな電気料金の削減効果が生まれ、三町合わせて年間約2,600万円程度の電気料金予算が浮くことで、復興全体にも寄与します。

寄付していただいた方々にはカマンベールチーズ、ジンギスカン、ししゃもなど、三町の特産物の中から特に選りすぐりのものを用意しました。

皆さまのご理解とご支援をたまわり、ぜひ「復光プロジェクト」を成功させたいと願っています。

平成３０年９月６日未明

北海道胆振東部地震により

町の光が失われました

当時の被害状況

建物被害（全壊）

厚真235棟、安平町93棟、むかわ町30棟

半壊

厚真町337棟、安平町351棟、むかわ町119棟

一部破損

厚真町1,096棟、むかわ町3,147棟

三町長インタビュー

安平町長 及川 秀一郎

今回の震災で私が一番恐ろしく感じたのは「水」でした。また同時にブラックアウト（北海道全域の停電）も経験したので、本当に水や電気といった生活基盤の重要性を再認識しました。

震災から２年半が経ち、今なお仮設校舎で学校生活を送る子どもたち。未来のあびらの子どもたちのため、早来小中一体型校舎義務教育学校を令和５年春に開校予定です。

こうした復興を進めていく中で、今回のLED化による復興支援のクラウドファンディングのお話があり、本当に感謝しております。

安平町は、国内最後のSL定期運行が行なわれた町として全国の鉄道ファンに知られており、道の駅あびらD51ステーションには、日本遺産「炭鉄港」の構成文化財である蒸気機関車D51－320号機を展示しておりますので、明るくなった町にぜひ家族でお越しください。

みなさんのご支援よろしくお願いします。

厚真町長 宮坂尚市朗

胆振東部３町に未曽有の被害をもたらした胆振東部地震からすでに２年６か月が経過しました。全国各地から物心両面への温かなご支援を賜り厚くお礼申し上げます。甚大な被害を被りながら、懸命に日常生活や生業の復旧に努めてこられた町民の皆さまには、改めて心からの敬意と感謝を申し上げます。町内では国、道、厚真町が実施する災害復旧工事も順調に進み、昨年７月には、統合浄水場の災害復旧工事が終了して全町域への給水を再開しました。また、仮設住宅などでご不便な生活を余儀なくされた多くの世帯は、昨年１０月末から完成したばかりの災害公営住宅などへ入居が進み、自力再建を果たされた皆さんも大勢います。仮設住宅の解体も加速し、市街地の景観は被災前の姿を取り戻しつつありますが、今後も被災された方に寄り添いながら、心のケアや地域コミュニティの充実を図ってまいる所存です。

この度、胆振東部地震からの復興支援として被災３町に公共施設ＬＥＤ化事業へのクラウドファンディングによる応援のご提案をいただき誠に感謝いたします。当町においても新たな生活スタイルが求められるなか、ＣＯ２削減、再生可能エネルギーの普及など環境への配慮を実践し災害からの復興の歩みを進めていくなかで、公共施設ＬＥＤ化事業もその実践の場の一つとして捉えております。皆様のご理解、ご協力をいただき、本町並びに安平町、むかわ町へこの北海道胆振東部地震被災３町応援「復光」プロジェクトへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

むかわ町長 竹中 喜之

平成30年9月6日の北海道胆振東部地震から2年半が経ちました。

形容しがたい毎日でした。応急から復旧、復旧から復興という局面をみなさんの

ご支援で乗り越え、歩みを進めておりますが、まだまだ復興の道半ばであります。

その中で、今回のクラウドファンディングのお話をいただき、大変ありがたく思

っております。

むかわ町はししゃものほか、恐竜全身骨格化石（学名：カムイサウルス・ジャポ

ニクス、通称「むかわ竜」）が有名で、貴重な化石等を活かしたまちづくりを進め

ております。

みなさんのご支援をよろしくお願いします。そして、是非「むかわ竜」に会いに来てください。

実行者紹介

富島 誠一

2018年に旅館事業を経営する旅亭リゾート株式会社を設立。代表取締役に就任。

2019年 胆振東部大地震後、復興が続いている安平町、厚真町、むかわ町にLED照明で更に町を輝かせるため胆振東部大震災復興支援『復光』プロジェクトを設立

通販事業では、北海道各地域の水産品や農産品を生産地から直接仕入れを行なっており、胆振東部地域からも沢山の水産品や農産品を仕入れて販売していた事もあり、この地域の生産者の皆様が、早く復興していただけるお手伝いが出来ればと思っております。

ＬＥＤ化することにより

三町合わせて年間約２,６００万円

の電気料金予算が節減でき

その削減分を復興に

使うことが可能です。

子供たちの笑顔を取り戻すため

町の光を！

LED化施設

安平町

スポーツセンター、各会館、公営住宅、交流館、斎場、学校、公民館等１８施設

厚真町

会館、スポーツセンター、スタードーム、学校、福祉センター等１０施設

むかわ町

役場庁舎、産業会館、四季の館、学校等７施設

返 礼 品

このプロジェクトでは、ご支援いただいた方へ感謝の気持ちを込めて、厳選したお奨めの安平町、厚真町、むかわ町の特産物を返礼品としてご用意しております。

※プロジェクト終了後に発送を開始いたしますので、送付にはお時間をいただきます。予めご了承ください。

●１万円コース

●ロースジンギスカン400g×２袋・煮込みジンギスカン650g×１袋【厚真町産】

厚切り肉のやわらかな肉質、薫り高いしょうが風味のタレに羊肉の極上部位（ロース）のみを使用した、まさに「ジンギスカンの王様」。また 国産の生姜、ニンニク、玉ねぎ、北海道壮瞥町のリンゴなどの材料を絶妙にブレンドして作られる従来のタレに様々な隠し味を加え、より鍋に適した「煮込みジンギスカン」用のタレを開発。特徴は女性や子どもにも食べやすく、ジンギスカンのタレとは思えない上品な味わい。屋内でのジンギスカンの課題であった「臭い」についても改良、リンゴの甘酸っぱい香りが鍋から広がります。1パック650ｇの「煮込みジンギスカン」をタレごと鍋に入れて沸騰させ、お好みの野菜を加えて10分程度煮込めば出来上がりです。

■生産者（厳選された牧場から届く羊肉）

羊肉にも牛肉のようなランク付けがあり、わたしたちが取り扱っているのは「MFクラス」と「MHクラス」だけ。脂身を落とすと歩留まりはよくないのですが、体が大きいほうが旨味が強く、肉自体も美味しいのです。主な産地は、ロースがオーストラリア、その他はニュージーランド。最近ではフランス産のマトンは臭みが少なく、上品な甘さがあるので取扱いを始めました。

■原材料

羊肉ロース肉、醤油、味噌、りんご、玉ねぎ、砂糖、生姜、にんにく、液体調味料、オレンジジュース、ごま油、混合香辛料、いりごま、酵母エキス、ポークエキス、ホタテエキス、調味料（アミノ酸等）、香辛料抽出物、ソルビット、増粘多糖類、（原材料の一部に大豆、小麦、リンゴオレンジ、サバを含む）

■賞味期限・保存方法

別途商品ラベルに記載

●だるまいも２kg×１箱【むかわ町】

だるまいもとは、山芋の一種で長芋に比べでんぷん質が多く甘みコクが際立ちます。中澤農園のだるまいもは、土壌作りから こだわった独自の栽培方法により、ミネラル含有量が高く、ビタミン・酵素の働きを活性させ、土の持つエネルギーを十分吸収した栄養たっぷりのだるまいもです。水分を保持する力が強いので調理しても持ち味が損なわれず、どんな料理にも使えます。

■生産者

和晴さん(生産者)は平成30年に起こった北海道胆振東部地震で被災した当時農協青年部の部長を務めており、農業者が前を向きこれからも農業を行なっていくための精神的、スキルアップのための支援活動を行なっています。

■内容量 だるまいも ２kg

■生産者 中澤農園 （北海道勇払郡むかわ町）

■賞味期限 生ものなのでお早めに

●カマンベールチーズ 125ｇ×２個・カマンベールチーズ（ハーブ＆ペッパー）125ｇ×1個【安平町産】

北海道の生乳を使ったチーズと聞けば、もうそれだけで垂涎ものです。北海道の中でも安平町ははじめてチーズ工場が誕生した場所です。

胆振東部地区産(地元)の生乳にこだわったカマンベールは、とろける舌触りと、まろやかな風味に包まれたチーズの女王。日本人の味覚にあった癖のないクリーミーな味わいはカマンベールチーズ造り一筋数十年の自信作です。

■原材料:生乳、食塩、パン粉(小麦を含む)
■賞味期限:出荷日から冷蔵3ケ月
■原産地:安平町
■クール便(冷蔵)

●２万円コース

●海鮮３種（ししゃも10尾、ホッケ２枚、イカ２枚）【むかわ町】

むかわ町で、道 産ししゃもの専 門工場として50 年余年の歴史を 持つ「丸中舛岡 水産」のむかわ 海鮮３種セット。

■生産者 丸中舛岡水産（北海道勇払郡むかわ町）

■賞味期限 生ものなのでお早めに

■ししゃもアイヌ伝説 「柳の葉に生命を与えた神」

神が住む天の国のススランペッという大きな川の渕に、神聖な柳の木がありました。

ある年、この葉がうっかり鵡川にひらひらと舞い、下界へと落ちてしまったのです。これを見た神様が、「神聖な柳の葉が地上に散って、コタンの木々の葉のようにただ朽ちてしまうのはかわいそうだ」と魚に化身させ、永遠の命を与えました。

こうしてススハム（ししゃも）が誕生しました。

毎年木の葉の散る季節になると、ししゃもは天の国を恋しがって川をさかのぼり、里帰りをするのです。

地元名産「鵡川（むかわ）シシャモ」で知られる水産物販売店「スズキ」。店主の鈴木譲さん（８４）は、２０１０年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章・北海道大名誉教授（８８）の実弟です。

●あびら川原酒 1.8ℓ×１本【安平町産】

あびら川原酒は安平町産の酒造好適米「彗星」を100%使用した日本酒純米大吟醸です。
近年盛り上がりをみせる北海道産の日本酒を「美味い酒を造りたい」という思いから地元の生産農家3軒が「あびら地酒生産プロジェクト」を立ち上げて作り上げました。
純米大吟醸のフルーティーさにきりっと1本線のある辛さ、酒のうまみがストレートに伝わります。
割水しない原酒にこだわった純米大吟醸あびら川原酒をぜひご堪能ください。

■生産者の声
安平町の3軒の農家が自ら作ったお米で日本酒を作り、呑みたいという思いから始めた日本酒のプロジェクトです。
北海道の名水地倶知安町で酒造りを営み、「加水調整をしない原酒」・「水」・「空気」・「環境」にこだわる二世古酒造とのコラボレーションをしているこだわりの

日本酒として、地元を中心にご愛飲をいただいております。
私たちがおすすめする一本をぜひ味わってみてください。

■内容量/原産地・製造地
日本酒:1.8ℓ×1本（化粧箱入り）
原産地:北海道安平町
製造地:北海道倶知安町
■原材料
お礼品のラベルに記載
※詳しい表示につきましては、さとふるサポートセンターまでご連絡ください。
■賞味期限
365日
温度変化のない冷暗所(15℃)にて製造年月日から12ヶ月程度。
■注意事項/その他
【保存方法】
・要冷蔵

●さくら米５kg×２袋【厚真町産】

さくら米とは、厚真町で生産された高品質米ななつぼしのことで、JAとまこまい広域が販売する地域ブランド米です。
このななつぼしは8年連続で食味ランキング最上級の特Aランクに格付けされ、程よい甘みと粘り、さっぱりとした口当たりのバランスが絶妙。そのうえ、冷めてもおいしさが保たれるのでお弁当やおにぎり、お寿司にもピッタリのお米です。

■生産者

胆振東部地震で深い傷跡は今も残りますが、一歩一歩復興の歩みを進めています。

全国の皆様からの応援のおかげで少しづつ、元気が戻ってきています。

■産地 北海道（厚真町）

■品種 ななつぼし

■内容量 5kg × 2

■精米年月日 別途商品ラベルに記載