飛翔織の職人と伝統を守るため、高級素材の馬毛（ホースヘア）で作られた製品を多くの人に知って頂き、永く愛用して頂きたいと思い、この度、クラウドファンディングに挑戦することにしました！

職人が１つ１つ丁寧に、長い歳月と愛情を込めて作り上げた、飛翔織を楽しんで頂けましたら幸いです

ホースヘアキャップ

ホースヘアつばひろ帽子

ホースヘアコサージュ兼ブローチ３種類

ピンク：百合／オレンジ：椿／ブルー：カーネーション

私の工房ではこんなことをしています。

岐阜県の山岳盆地である【飛騨高山】。高山ではその昔、徳川幕府の直轄地として馬とともに歩み馬と共に生活することが常識でした。

また同時に献上馬の産地でもあったのです。

馬のタテガミや尾の毛を一本ずつ洗浄し脱臭・光沢があるまで磨き上げ、１本１本手で特殊な糊をつけて繋げて３００ｍ程の糸状にします。

これを、４本作り今度は４本１組としてつなぎ合わせ、丈夫な糸にします。それをきはた織機でゆっくり丁寧に織り上げていきます。

この時、織るスピードが速すぎると耳と呼ばれる左右サイドの部分が折れてしまい、遅すぎるとホースヘアの弾力により元に戻ってしまいます。

物凄く根気と体力が必要です。

最初に作り始めてから21年、念願の若き後継者も決まり、来年１月から育てていくためにも是非ご支援ください。

ホースヘアの織物は元々欧州からの由来により日本風にアレンジしたものであります。今、計画していることは、皆さんが教科書で習っていた

ナポレオンを知っていらっしゃると思いますが、その紋章を特別に使わせていただけることになり、ホースヘアをジャガード織の製品を作ることを計画しています。

製品のリクエストがあれば、なるべくご期待に添えるものをお作りして、再度マクアケにて、発売したいと考えています。

徳川幕府の天領として栄えた「飛騨高山」

その昔、献上馬の産地として知られた高山では、馬を大切に育て、馬と共に生きることが人々の誇りでした。

それ故に、『馬頭観音』が祭られており、馬は自分たちを守る守護神でもあったのです。

また、昔は、飛翔織の文化として、裏漉し器の網目に使われていました。
幅は直径50cm程度のものとされており、馬の毛を使った道具や職人たちも昔は数多くいましたが、時代とともに減少し、今では消えつつあります…。

「この技を失ってはならない」こうした想いから誕生させたのが「飛翔織（ホースヘア）」なのです。

馬の尾毛を４本１組として１本に縒った糸のみで織り上げる「飛翔織」。
熟練した職人でも１日わずか30cmほどしか織り上げることのできない希少な織物です。

今回はその「飛翔織」を贅沢に使ったキャップとつばひろ帽子、コサージュ兼ブローチに仕立てました。

つばのアレンジ次第で様々な表情が楽しめるのが特長で、コーディネートすればワンランク上の装いが完成します。

ホースヘアの帽子は、天然の光沢を持った独特の色合いがとても上品なもの。

天然の馬毛（尾の毛）の汚れや傷のあるものを１本ずつ選別し、馬毛を縒り合わせて、黒、茶、白など天然の色をミックスして織り上げます。

無着色のため馬毛本来の気品ある光沢と風合いがあり、天然の弾力に富んでいるため、すべて熟練した職人の手による作業で制作されます。大量生産は難しく、専門店、小売店では購入できません。

つばが陽射しを遮りますので、紫外線対策も万全です。
汗をかいても軽くシャンプーとリンスで洗って頂くか、ドライクリーニングがお勧めです。

厳選した天然馬毛を使っておりますので、太陽光が当たると天使の輪が頭頂に美しく輝きます。

制作には一つの帽子になるまで約６カ月を要し、約４０頭分の馬毛が必要です。
通気性がよく、夏は涼しく、冬は暖かいのもホースヘアの特長です。

ホースヘアキャップ

この帽子は経糸に白馬の毛を横糸に茶馬の毛を使った珍しいパターンの帽子です。遊び心がありながらも、けして？でしゃばり過ぎない帽子で。男女兼用で、幅広いシーンでお使い頂けます。

原産国：日本
サイズ：52〜62cmのフリーサイズ （※）びん皮にて調整可能
びん皮とは、帽子背面中央にあるサイズ調整用のひものようなものです。
つば幅：つば幅 約9.0cm
主素材：馬毛67%、綿33%
裏地：ポリエステル

ホースヘアつばひろ帽子

原産国：日本
サイズ：54〜60cmのフリーサイズ （※）びん皮にて調整可能
びん皮とは、帽子背面中央にあるサイズ調整用のひものようなものです。
つば幅：前9cm 後7cm
主素材：馬毛67%、綿33%
裏地：ポリエステル

ホースヘアコサージュ兼ブローチ３種類

原産国 日本
サイズ
ピンク 直径 約10cm、高さ 約3cm（花部分のみ）
オレンジ 直径 約8cm、高さ 約4cm（花部分のみ）
ブルー 直径 約9cm、高さ 約4cm（花部分のみ）
主素材 馬毛67%、綿33%
固定方法 クリップ及びピン一体型

飛翔織コサージュはシンプルなデザインのうえ、機能性が高く、帽子に付けてエレガントに、外してカジュアルに、幅広いシーンで活躍します。

帽子と同ランクの天然馬毛で作ったコサージュは、お洒落の幅が広がる便利なアイテムです。

天然馬毛を使用した飛翔織はしなやかで張りがあり、季節を問わずに楽しめます。

また、流行に左右されないデザインで、耐久性にも優れているため、末永く愛用できます。

本物志向の大人のために特別に制作される本クラウドファンディングの作品は、予約限定版として提供され、有名デパートや帽子専門店の店頭でも一切入手することはできません。

サイズは、フリーサイズ（調整ベルト付）をご用意しました。

11月16日 クラウドファンディング開始

12月26日 クラウドファンディング終了

※初回手配分は、プロジェクト終了後、2月末までの配送を予定。

※支援者数が想定以上に多い場合は、プロジェクト終了後より順次発送予定となります。

飛翔織の製作費と職人を守るための活動費用として使わせて頂きます。

うまのけ 代表 ふるたみねお

1974年生まれ 岐阜県出身 地元の農業高校卒業後、北海道にある酪農学園大学に進学。17歳の頃から興味のあった馬の毛について、当時は料理に使う裏ごし位しかなく、織物にするという概念がなかった。しかし、何とか世の中に広めたいと思いが強くなり、当時、教師の道を進んでおりましたが、無難な人生よりも一度の人生、挑戦したいと思い、飛翔織職人になる道を選びました。

今回は、山口県で地域起こしの取り組みをされながら、SEでもいらっしゃる中村利和さんのご協力を得ながら作品を出品することにしました。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。