11代目農家の挑戦

はじめまして。岩手県奥州市江刺で農業を営んでおります、株式会社プラウズの菊地信吾と申します。 弊社は、水稲12ha・長ねぎ4ha・大豆12haの栽培を行いながら、地域に根ざした農業に取り組んできました。

これまでの出荷先は、ほぼ100％が農協。しかし近年、ずっと胸に抱いてきた想いがあります。

「自分たちの手で育てた農産物を、自分たちの言葉で届けたい」

そんな想いから、私たちは農産物ブランド『hugmi（はぐみ）』を立ち上げました。 直接お客様にお届けする「はじめの一歩」が、今回のプロジェクトです！

hugmi（はぐみ）という名前に込めたもの

hug（抱きしめる）＋育み（はぐくみ）。 自然の恵みをギュッと詰め込んだ農産物を、大切な人へ、あるいは自分自身へ“ぎゅっと抱きしめてほしい”。 そんな気持ちを込めて、この名前をつけました。

ロゴには、農業に欠かせない「水」「太陽」「田」「畑」の4つのアイコンを配しています。

弊社のお米は平成16年より特別栽培に取り組んでいます。

※特別栽培米とは…農産物を栽培する際に、慣行的に使用される農薬と化学肥料の使用量を、それぞれの地域で定められた基準以下に減らして栽培する方法です。

最近では有機栽培や特別栽培が注目されるようになっていますが、弊社（法人化前を含む）では21年も前から、いち早く特別栽培に取り組んでいます。

また、私が11年前から始めた長ねぎの栽培は、粒状の化学肥料を使用せず、有機物を原料とした肥料を使用。 さらに、微生物資材（食用菌資材など）を活用することで、慣行栽培に比べ農薬の使用量を大幅に削減することに成功しています。

話題のコンポスト資材も早くから取り入れており、循環型農業を実践中。
有名ホテルのレストランにも納入実績があります！

今回は弊社で生産したお米と長ねぎを出来立て、取り立てでお送りします！

h u g m i の お 米

hugmiのお米が育つのは、日本穀物検定協会の食味試験で「特A」を23回も受賞している米どころ、岩手県奥州市江刺。

その中でも弊社の田んぼは、中山間地の清らかな水と肥沃な大地に恵まれた場所にあります。

ここで栽培しているのが、岩手県産の「ひとめぼれ」。 炊きあがりの光沢、ふわっと香る香り、そして程よい粘り。 食味豊かで、毎日食べても飽きないお米です。

令和6年産の「成分分析による食味総合評価」では、科学的にも高い美味しさが証明される「最高評価：S」をいただきました。

弊社では特別栽培米の生産に取り組んでおり、お米の作付けをしている田んぼでは畦畔の草刈りに除草剤も使用していません！草刈りは重要な作業暑い中でも頑張ってます！

さらに、ロングタイプの化学肥料（＝流出リスクのあるマイクロプラスチック）ではなく、有機成分入りのペースト肥料を使用。 環境負荷の少ない、人にも自然にもやさしい農法を実践しています。

農業で使用される肥料のマイクロプラスチックは河川に流れ最終的には海まで到達します。海洋ごみのマイクロプラスチックの原因の一つにもなっています。

ロング肥料に使用されるマイクロプラスチック　出展：農水省　農畜産業プラスチック対策強化事業

弊社では通常地元農協に自社でお米の選別まで行い、一等米の基準にした上で１トンのフレコンでお米を出荷しています。
なお、今回の販売分については農協での等級検査は行っておりませんが、 農協出荷と同じ基準で自社選別を行っておりますので、安心してお召し上がりください。

※AIで作成したパッケージイメージ

h u g m i の ね ぎ

私が就農した11年前は家ではお米と大豆の栽培しか行っていませんでした。ですが北東北は冬の期間に積雪の為農作業が殆ど出来なくなってしまいます。そこで始めたのが長ねぎの栽培です。 当初はわずか10a（300坪）からのスタートでしたが、現在では4ha（約1.2万坪）まで拡大。 北東北の冬場にも作業できる作物として、地元雇用の創出にも寄与しています！

hugmiのねぎは、有機物由来の土壌改良資材をベースに、有機物肥料、微生物資材（食用菌など）を活用。 農薬の使用量を慣行栽培より大幅に減らし、循環型農業を実践しています。

現在、地元農協に出荷されるねぎの約半数が弊社のもの。 地域最大の出荷量を誇っています。

過去には航空系の有名ホテルのレストランに納入実績あり市場でも弊社のねぎは高い評価を得ています！

さらに、スーパーなどの流通を通すと店頭に並ぶまで3〜4日かかるところを、 hugmiでは、収穫当日もしくは翌日に出荷。 鮮度が違います！

「このねぎはねぎが嫌いな子どもが食べられた！」といった声を多数いただくのも、自信の証。私の子供もhugmiのねぎが大好きです！

今回のプロジェクトでは霜にあたって甘くなった冬ネギをお届けします！品種は多く栽培していますが甘味、柔らかさがスタッフに一番人気の品種です！
今回農協に出荷出来ない規格外品をおまけで同梱いたします！味は規格品と同じなので薬味等にどうぞ！

応援コメント

東京初台にあるネギ専門店の元祖「ネギッチン neginegi」のオーナー小石原さんから応援コメントを頂いています。小石原さんとは農業を始める前から交友があり「マツコの知らない世界　ねぎの世界」にも出演されています！

小石原さんも認める弊社の長ねぎを是非ご賞味下さい！

株式会社プラウズについて

プラウズは2020年に私、菊地信吾が設立した法人です。 農業と並行して、オリジナルの革製品ブランド「PLOWS（プラウズ）」の企画・製造・販売を行っています。

新設した弊社社屋

革製品のプロジェクトでは、Makuakeにて推奨実行者にも選出され、多くの方にご支持いただいています。

PLOWS
https://www.makuake.com/member/index/832083#project

PLOWS　ＥＣサイト
https://plows.ec/

PLOWSは農業を行う企業がデザインするシンプルでありながらギミックに富んだ革製品ブランドです。

農業と革製品。 まったく異なるように見える二つの仕事ですが、どちらも“手しごと”にこだわり、「使う人を想いながらつくる」という点で通じるものがあります。

この「二刀流」の経営スタイルによって、農業のオフシーズンでも収入を得ることが可能となり、 通年雇用や社屋の新設、設備投資など、より良い労働環境づくりにもつながっています。

農業のいま、そして未来

農業の現場では今、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、さまざまな課題に直面しています。

私の地元も例外ではありません。 毎年のように耕作できなくなる農地が増えており、可能な限り私たちが受け皿となるよう努力しています。

しかし、トラクターなどの大型機械の価格は年々上昇し、経費も増加。 売上が伸びても、利益は機械投資に消えてしまう。 農業だけで持続的な経営を続けることは、年々難しくなっています。

そんな中で、もうひとつの事業——革製品ブランドPLOWSの存在が、大きな支えになっています。

従業員が安定して働ける未来を作って行きたいと思っています。

弊社のこれからの展望

革製品で少しずつではありますが弊社の認知が広がって来ていますが、私たちの会社は「農業」が母体です。自然とともに歩み、地域に根ざした活動を行うなかで、より安定的で未来志向の経営体制を築くため、他産業へのチャレンジも行いより安定した経営活動を行って行きたい考えています。

私には夢があります。

それは、農業という職業が「ほかの仕事と同じように、子どもたちが誇りをもって目指せる選択肢になること」。

そのために、法人化し、働く人の待遇や環境を整えてきました。

さらにもうひとつ、私が大切にしている想いがあります。

「このふるさとが、誰かのふるさとになるように」

hugmiやPLOWSを通じて、食卓や暮らしの中に「岩手らしさ」や「つくり手の想い」がそっと寄り添い、 次の世代にもこの景色をつなげていけるように。

そして願いはもう一つ。

「このふるさとが、誰かのふるさとになる」

美しい景観を守り、その価値を次の世代にバトンのように繋いでいきたい——そんな想いも、私たちの製品に込められています。

hugmiは、食からふるさとを届けるブランド。 そして、弊社は将来的には「衣・食・住」すべてに関わる事を目指しています。

hugmiは、その大きな夢への“第二歩”。 ぜひ、みなさまの応援を力に変えて、この一歩を前へ進めさせてください。

どうか、私たちの想いと歩みを応援いただけましたら幸いです。

弊社では農業、革製品共にスタッフを募集しています。ご興味のある方はお問合せ下さい。

過去の実績・受賞歴

2020年　GOOD LUCK STORY｜岩手めんこいテレビ　特集出演
2021年　おつまみラジオ｜NHK盛岡放送局　ゲスト出演
2022年　GROUNDBREAKERS | 株式会社クボタ　オンラインイベント内でインタビュー出演
2023年　ニュースエコー｜岩手IBCテレビ　特集出演　

2022年　いわて農林水産振興協議会会長表彰　明日を拓く担い手賞　受賞
2023年　地元農協　野菜部会共販共励賞　葉菜の部　優秀賞　受賞
2024年　地元農協　野菜部会共販共励賞　総合の部　優秀賞　受賞
　　　　 地元農協　野菜部会共販共励賞　葉菜の部　優秀賞　受賞
2025年　地元農協　野菜部会共販共励賞　総合の部　優良賞　受賞
　 　　　地元農協　野菜部会共販共励賞　葉菜の部　優秀賞　受賞

実行者紹介

株式会社プラウズの菊地信吾と申します。
私は大学から上京し都内の経営学部を卒業後、2005年服飾資材専門商社入社に入社しました。営業職でしたが、もっと商品に近い職業を希望し退職。靴を作る専門学校に入学しました。
在学中からオーダー注文靴の制作を始め卒業後、婦人靴企画・靴型装具制作者を経て革作家として独立。その後地元岩手に戻り11代目の農家として農業の道へ。
農業と革製品の製造販売を行うPLOWSを立ち上げ、2020年3月株式会社プラウズを設立致しました。

当初私は全く農業を継ぐ予定ではありませんでしが、家庭の事情により家業の農業を継ぐ事になりました。農業にはあまり興味がなかった私ですが仕事をして行くにつれ、農業の問題点、地域の今後を深く考えるようになり真剣に農業と向き合うようになりました。
農業は天候に左右され全く気候の同じ年がありません。毎年試行錯誤の繰り返し、辛い時もありましたが反省を次の栽培の生かし現在の規模まで広げる事が出来ました。

現在、農業は大きな変革の時期にあります。 今後10年で農業を取り巻く環境は大きく変わっていくと思います。 その中で企業として生き抜くためには、経営の安定、雇用の創出、農業の地位向上など、さまざまな対応が求められます。

そして農業に全く関わりのない人にも、少しでも「農業」を考えるきっかけを作りたいと思っています。

「岩手で農業と革製品を平行して行っている変な会社があるよ」——そんなきっかけでも構いません。

皆さんの生活に欠かすことのできない「食」を通じて、農業について少しだけでも考えてもらえたら嬉しいです。 その「食」の部分で弊社の商品を選んでいただけたら、本当に光栄です。

弊社の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

リターンについて

特別栽培米　はぐみのお米　ひとめぼれ　10月発送　11月発送

　　　　　　玄米重量　5ｋｇ　×　2個　
　　　　　　通常精米　約4.5ｋｇ　×　2個
　　　　　　無洗米　　約4.2ｋｇ　×　2個
　　　　　　玄米・通常精米・無洗米が選択出来ます。　
　　　　　　（5ｋｇの玄米から精米いたします。）

　　　　　　8,000円　（1キロあたり　700円　送料1000円）

特別栽培米の栽培における節減対象農薬使用状況
節減対象農薬慣行栽培使用基準　16　成分　使用成分回数　8　成分　5割減
特別栽培米の栽培における化学肥料（窒素成分）使用状況
化学肥料（窒素成分）慣行レベル　8ｋｇ　使用窒素成分量　4ｋｇ 5割減

はぐみのねぎ　3ｋｇ　　

　　　　　　　3200円　（ねぎ 3ｋｇ 1800円　クール便送料 1400円）
　　　　　　　Lサイズ　　3本結束　10束
　　　　　　　2Lサイズ　 2本結束　9束　　　
　　　　　　　Lサイズと2Lサイズを選択出来ます　規格外のおまけつき！

はぐみのねぎ　3ｋｇ × 2箱　　

　　　　　　　5800円　（ねぎ 3ｋｇ 3600円　クール便送料2300円）
　　　　　　　Lサイズ　　3本結束　10束　×　2箱
　　　　　　　2Lサイズ　 2本結束　9束　 × 2箱
　　　　　　　Lサイズと2Lサイズをそれぞれ選択出来ます　規格外のおまけつき！

スケジュール

プロジェクトスタート　　2025年7月18日

プロジェクト終了　　　　2025年8月30日

リターンお届け予定　　　お米　　2025年10月発送　2025年11月発送

　　　　　　　　　　　　長ねぎ　2025年12月末までにお届け完了

資金の使い道

集まった資金はhugmiのブランディングに関わる資金に使わせて頂きます。希望額以上の資金が集まった場合は弊社運転資金、農業用機械購入資金等に充てさせて頂きます。