「雪駄」と聞くと、皆様はどんなイメージを持ちますか？

長方形で…。温泉旅館で見かける…。鼻緒が痛い…。昔の履き物…？

そんな常識をがらりと変えるカタチと機能性を兼ね備えたニュータイプの雪駄サンダル【革月 -kagetsu-】、この度、makuakeから先行予約販売を実施します！

昨年8月にモダンなサンダルルックの「sAMURAi sETTa」をリリース、お陰様で皆様に暖かいご声援をいただき、無事目標金額を達成しました。この場をお借りし、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました！

今回の革月 -kagetsu-はモデナの雪駄サンダルプロジェクト第2弾！さらに、メンズ＆レディースの両サイズをご用意致しました！

sAMURAi sETTaとはまた違う、雪駄の概念を覆す月を模した「丸型」というビックリなルックス、それのみに溺れない極上の履き心地を共存させた進化した姿をご覧ください。

その特徴的なデザインは、目を惹くこと間違いなし。本革の艶と和の雰囲気がマッチし、ポップな印象を引き立たせます。暑い日本の夏、誰も見たことのない革月-kagetsu-でさらに熱くオシャレに過ごしてみませんか？

① Q . なぜ雪駄なのに丸いのか？

A . 深い意味はありません！見た目がかわいいからです！

…というわけで、革月 -kagetsu- 最大の特徴はその丸型シェイプ。半月の様な形を合わせると、まるで満月の様にまんまるに。履いているON時と脱ぎそろえているOFF時で、ここまで印象が変わる雪駄があったでしょうか。

普段意識することは少ないですが、実は靴は数少ない「二対一体」のファッションアイテム。ひとつの満月が、二つに分かれて対の存在に。見ても履いても楽しい足を。そんなイメージを具現化したものが、この丸型に表れています。

② 雪駄×サンダル のココが素晴らしい！

なぜ、サンダルに雪駄のニュアンスを掛け合わせたのか？その答えは、雪駄が足にもたらす健康的メリットにあります。靴と違い足全体を覆う様に圧迫しないため、外反・内反が擦れることもありません。また、その見た目通り通気性に優れるため、足指が蒸れずに気持ちいい。多湿な日本の気候に適した履き物と言えるでしょう。

③ こだわりの鼻緒は「痛くない」を徹底研究

雪駄を象徴するパーツ、それが鼻緒です。雪駄を履き慣れていない我々にとって、鼻緒部分の快適さ、特に前坪の痛みはそのまま履き心地に直結するほど重要な要素です。この問題を解決すべく、前坪に柔らかい質感のステアレザーを採用しました。同素材の牛革で作った芯に手作業で柔らかい革を巻くことにより、肌馴染みが良く痛みの少ない設計にしました。

④ メイドイン大阪ならではの安心・高品質

革月 -kagetsu-は可能な限り多くの国産素材を使用し、ハイクオリティを突き詰めるモノづくりを実施しています。

鼻緒・表革には、タンナーが多く集まる兵庫県で鞣された上質な牛革を使用。タフでしなやかな本革ならではの、履くほどに生まれる風合いを楽しんでください。

鼻緒の裏地には抗菌・防臭効果のある機能性ウレタン「TFエクシール」を採用。スニーカーの裏地にも使われる柔らかい素材で、擦れを抑え素肌へのダメージを軽減します。徹底して「痛くない雪駄」を目指すことにより、限りなく従来のサンダルに近い感覚で履いていただけます。

痛くない工夫は足裏にも。厚さ4mmの低反発スポンジ・高反発ウレタンを張り合わせ、ふわふわの履き心地と耐久性・安定性を両立。適度な反発力が履き心地の秘訣です。

本底は3トーンが目を惹く発泡スポンジ材を使用。メンズ・Mサイズでも片足200g以下という軽量設計に仕上げました。

製造は一貫して自社にて手作業で行っています。1枚の革が靴に生まれ変わっていく過程には、多くの工程と時間が必要です。その全てに職人の目、社員の監査が入ることで、安全で責任ある靴づくりを実施。革靴製造と同じセメント製法を用い、レザーの特性を活かした頑丈でしなやかなサンダルを作っています。普段は見ることのない靴屋の作業風景、その一部を紹介します！

特に負荷がかかる鼻緒には補強テープを張り、耐久性を強化しています。

熟練職人が丁寧に1足ずつミシンを掛けています。

革の貼り付けも全て職人の手作業で行っています。

バフ（やすり）がけし、中底の皺を削ります。

バフがけにより、全面に満遍なく糊を塗布できるようになりました。

鼻緒も微調整しながら通します。

中底と本底を組み合わせ…、

最後は圧着仕上げで完成！

総じて耐久性の高い素材を揃えることで、長く愛用していただける1足に仕上げました。また、製造にあたり釘やネジなどの金属部品も一切使用していません。お客様のお体に、お財布に、環境に優しい、私たちなりのサスティナビリティを突き詰めた意欲作です。

【モデル】革月 -kagetsu-：レザー雪駄サンダル

【カラー】ブラック・グレー・オーク・ベージュ・ピンク・ライトブルー・イエロー・ホワイト

【サイズ】

◆メンズ：S（25.5～26.5cm）/ M（26.5～27.5cm）/ L（27.5～28.5cm）

◇レディース ：S（22.5～23.5cm）/ M（23.5～24.5cm）/ L（24.5～25.5cm）

【素 材】表材：牛革 / 裏地：機能性ウレタン / 底材：ポリウレタン

表革と鼻緒のカラーを揃え、レザーの艶が活きる統一感のあるデザインに。反面、ソールを3トーンにすることで、和の印象を残しながらも、よりポップな印象に仕上げました。ぜひお気に入りのカラーを見つけてください。

◆ブラック（BK）

◆グレー（GR）

◆オーク（OK）

◆ベージュ（BG）

◆ピンク（PK）

◆ライトブルー（LB）

◆イエロー（YR）

◆ホワイト（WH）

◆フットギャラリー

◆フィッティングイメージ

◆雪駄の豆知識 - 革月はこうやって履こう！-

雪駄は元来、やや小さめ、足指と踵が少し出るサイズ感で履くことが「粋」とされています。革月 -kagetsu- もその感性に則り、かつモダンな雰囲気を損なわぬ様、足長（爪先から踵までの長さ）・足幅（足指の付け根の幅）を調整しました。

正面から人目に付く足指はしっかりと納めて近代的に、雪駄ならではサイズ感の雰囲気を醸す踵は少しタイトに、指先は鼻緒に軽くひっかける様に。

普段お召しになる靴のサイズで履かれると、踵がほんの少しはみ出すかもしれませんが、それこそがスタンダードな履き方です。タイトに履くことを前提としているため、前坪の痛みや鼻緒の擦れには特にこだわって設計しています。これまでにない柔らかで軽やかな履き心地を、ぜひ体験してください。

プロジェクト開始…4月9日（土）

プロジェクト終了…5月15日（日）

商品発送時期…6月上旬から随時発送～6月下旬に完了（予定）

☆お得な2足セットもご用意しています。この機会にぜひどうぞ！☆

※コロナ禍の影響、想定を上回る応援購入の申込み状況等により、出荷時期が変更する場合がございます。

◆返品

返品については基本的にお受けしておりません。サイズが合わなかった場合は交換という形でご対応させていただきます。

交換に関しては、下記「交換」をご覧ください。

◆交換

サイズ変更の交換は1回のみご対応させていただきます。ただし、屋外で使用された場合・商品に傷や汚れが確認された場合は交換をお断り致します。必ず室内でのサイズ確認をお願いします。

大変お手数ですが、プロジェクトページ下部の「実行者に質問する」内、お問い合わせページにてご希望のサイズをご記入の上、下記発送先までご発送お願いします。

【発送先】：

〒557-0062 大阪市西成区津守3-7-16 モデナ

makuake担当者

TEL：06-6690-7047

※品名に「makuakeサイズ交換」とご記入ください。

※お手数ですが、元払いにて発送をお願いします。

※受注生産のため交換には2週間ほど（土日祝を除く）お時間をいただきます。

現在、秋冬シーズンに向けた新作シューズを鋭意開発中です！今回、応援購入いただいた資金は、今後これらの商品開発、材料費に使わせていただきます。

今後とも継続してモデナの靴を世に広めていければと思っています。どうかご声援の程よろしくお願い申し上げます。

◆大阪で三代続く老舗婦人靴工場

革月 -kagetsu-を作る私たちは、大阪・西成で「モデナ」という小さな婦人靴工場を営んでいます。前身の製靴工場から数えること50年、これまで多くの婦人靴を企画・製造してきました。現在は先代の意思を継ぎ、二・三代目親子が中心となり精力的に活動しています。

2020年より続く新型コロナウイルスのショックを払拭するため、これまでにないチャレンジを決意。昨年、makuakeにて6つのプロジェクトを発表しました。お陰様で全モデルとも多くの方々に応援購入いただき、無事目標金額を達成。第3弾のSielAは念願の達成率1000％を突破しました。

現在、本プロジェクトと並行し実施中の恐竜モチーフのメンズサンダル「zAURUsⅡ」もご好評をいただいております。こちらの期間は4月17日（日）までとなっています。ぜひチェックを！

〈↓URL↓〉

www.makuake.com/project/zaurus_sandals2

そして今回、満を持して雪駄サンダル第2弾をリリースする運びとなりました。一貫して抱く思いは、靴職人である私たち、靴屋であるモデナが、モノづくりを通じてどう人々を幸せにできるのか。

それは、素敵な靴を作って毎日に彩りをもたらすこと。靴を履き、出かけるワクワクにスパイスを加えること。履いてくれる誰かに、笑顔になってもらうこと。

行き着いた答えは、こんなときだからこそ挑戦すること、お客様の胸が躍るような靴を作ることでした。

◆初のメンズ&レディース両サイズへの挑戦

我々はチーム一丸となって、革月 -kagetsu-の開発に取り組みました。職人歴30年を数える熟練ベテランに、我々若手社員がアプローチを加えることにより、履きやすさと真新しさの両立を目指しました。

今回、初の試みとしてメンズ・レディース両モデルを同時リリースすることとなりました。どうしても新商品には開発期間やコスト面の問題が発生し、男女両モデルの発表は難しかったのですが、有り難いことに多くのサポーター様より御声をいただき、今回の決断に至りました。

気候も安定し、レジャーの楽しい季節が近づいてきましたが、新型コロナウイルスの猛威は未だ終息が見えず、我慢の日々が続いています。ならばせめて、限られるお出かけの機会くらいは見たことのないサンダルで、前向きな気持ちで、楽しい気分で。そんな想いより、写真にも映える粋なモデルを目指しました。

これから訪れる明るい季節のお供に。新たな1歩を踏み出すモデナを、どうか皆様に応援いただければと思います。