太宰府発祥 鬼焼き瓦そばは伝統工芸品『城島瓦』の魅力を後世に伝え『食』の可能性を広げます。

日本最古の鬼瓦が出土した太宰府。

そんな歴史ある町で2020年に生まれた鬼焼き瓦そば。

そもそも瓦そばって何？

ルーツは九州にあり、遡ること明治１０年。

西郷隆盛率いる薩摩軍と明治政府の西南戦争時、長い野戦の合間に熊本城を囲む薩摩軍兵士たちが瓦を用いて野草や肉を焼いて食べていたというエピソードが由来。

そんな歴史をヒントに昭和37年に山口県の川棚温泉で生まれました。

その瓦そばを福岡県太宰府市で県産にこだわり、４００年以上続く伝統工芸の城島鬼瓦を使用しています。

茶そばも福岡県特産品の八女茶を練り込み、贅沢な風味も楽しめるよう仕上げました。

『食』の可能性は自由で無限大。

開業４年目の現在、国内外問わずたくさんの方にＫＡＧＵＲＡの食を楽しんでいただいています。

その鬼焼き瓦そばに欠かせない鬼瓦。

福岡県久留米市城島町にて1600年以降地域に根付き、瓦は人々の生活に欠かせず寄り添って現代までたくさんの『人』により伝統と技術だけでなく時代ごとにそれぞれの想いも受け継がれてきました。

ですが、住まいに欠かせなかった屋根瓦は時代とともに減少し瓦職人さんの仕事も減少。次第に瓦職人だけでは生活が出来ないと若い方の就職や跡継ぎも減り、現在職人さんの高齢化も進み全盛期120～130あった瓦工場も数件しか残っていないのが現状です。

私は瓦を作ることは出来ませんが、『食』を通じて飲食人として業界に貢献したいと今回のプロジェクトに臨むことにしました。

本件がきっかけで、福岡の城島瓦についてより多くの方に知って、興味を持っていただき、手に取り体感してもらうことで後世に伝えることを心より願っております。

食事だけでなく、お花を生けたり、厄除けインテリアとして鑑賞用、様々な用途で皆さまの生活の一部に寄り添い、一緒に後世へ伝え残すことができれば幸いです。

城島鬼瓦が心を魅了する“いぶし銀”

ほのかな銀色の光沢を放つ、いぶしの瓦の柔らかな質感、そして美しさ。

そこには日本人が好み、大切にしてきた美意識のカタチがあります。

派手な主張より気品と調和を重んじる感性は、いぶし燻化技術と同様、幾世代にも渡り伝え受け継がれてきました。

いぶしの瓦は心の奥底に、静かに日本の完成を語りかけてきます。

【城島瓦の製造工程】

≪成形≫

ほどよく水分を含んだ土を練ってプレスし、瓦の形にする。

型は300種以上あるといわれ、屋根の形や傾斜によって使い分けられる。

成型後は２週間ほど完成させる。

十分に乾燥させることで、焼き上がりの凹凸や亀裂を防ぐ。

≪高温焼成≫

ガス窯の内部の温度を22時間ほどかけて1000度近くまで上げ、焼成がスタート。

温度調整が難しく、加熱し始めると窯に付きっ切りになる。

※江戸時代はだるま窯とよばれる石炭の窯だった為、火加減に苦労したそうです。

≪燻し≫

窯の火を止めて温度を900度近くまで下げ、そのまま煙で1時間じっくりと燻す。

その際に、瓦表面に微細な炭素(グラファイト)の粒子が隅々まで付着することで、柔らかな銀色の光沢のいぶし瓦が完成します。

昔からいぶし銀が月の光によって幻想的なまでに美しく輝くといわれています。

日本の気候、風景、そして感性によく合う『いぶし』の魅力を体感ください。

全国4例目となる国立博物館である『九州国立博物館』入口の“虹のトンネル”と呼ばれる美しい通路の屋根にも城島瓦が葺いています。

実際に福岡県庁や九州国立博物館に城島瓦が展示された際も、城島瓦組合皆さんの計らいで約半年ほど当店の鬼瓦も展示されていました。

そんな城島鬼瓦と鬼焼き瓦そばセットは

特徴①

福岡県の特産である八女抹茶をふんだんに練りこんだ、特注の茶そば（半なま麺）が3人前(100g×3玉)と明治時代よりこの地で親しまれている『ゑびす醤油』さんにＫＡＧＵＲＡの鶏ガラベースつけだれを再現していただいたつゆ(希釈タイプ)がセットになっています。

特徴②

茶そばを茹でた後、フライパンやホットプレートでお好みの焼き加減で、お肉・ネギ・錦糸卵・刻みのり・ 鬼おろし(大根おろし)・レモンと一緒にお召し上がりください。

※完成イメージ写真

特徴③

鬼焼き瓦そばって皆さんの好きな具材と茶そばの組み合わせを愉しんでもらいたい。

山口県の瓦そばとは一線を画す、それが太宰府発祥『鬼焼き瓦そば』なんです。

鬼焼き瓦そばKAGURAとは？

『鬼焼き瓦そば』に込めた想いとは。

日本最古の鬼瓦が出土した太宰府。

厄除けの鬼瓦を火で『焼く』ことで更なる厄除けを願い鬼焼き瓦そばと名付けました。

城島瓦の魅力と鬼焼き瓦そばが福岡 太宰府の地に根付き、国内外のみなさまに長く愛される食文化となるよう取り組んでいきます。

日本で古くから親しまれ受け継がれてきた鬼瓦と蕎麦の組み合わせをおたのしみください。

『ＫＡＧＵＲＡ』の由来。

神様に奉納するため奏される歌舞である『神楽』。

飲食人として神楽を舞うことは出来ないですが、接客や美味しい料理でお客様の笑顔を見るために日々取り組んで向き合っている姿はお客様のために舞っているように常々感じていました。

富士山に次いで全国3例目となる国史跡となった「宝満山」。

そして玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りしている縁結びの地、宝満宮 竈門神社さんの麓にて鬼焼き瓦そばだけでなく、創作の和洋折衷料理でお客様のために舞い続ける覚悟でＫＡＧＵＲＡと名付けました。

城島鬼瓦の生産者『渋田瓦工場』さん

現在城島町に数件しかない瓦工場さんに鬼焼き瓦そばの構想を伝えましたがみなさん声を揃えて「伝統工芸で忙しい」「瓦に食事をのせるなんて聞いたことがないから出来ない」と断られ続けました。

もちろん渋田さんもはじめはそうでしたが、鬼焼き瓦そばが生み出す『食』の未来に対する熱意のみを一心に伝えると「期待に沿えないかもしれないけど１回やってみるね？」と快く受けて下さりました。

商品の詳細

内容量原材料（特定原材料の記載を含む）

麺：小麦粉(国内製造)、そば粉、食塩、抹茶、植物油/ph調整剤、クチナシ色素、香料、加工でん粉(打ち粉として)、(一部に小麦・そばを含む)

つゆ：アミノ酸液(国産製造)、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、食塩、みりん、糖類(砂糖、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、水飴)、調味エキス、昆布エキス、椎茸エキス/調味料(アミノ酸等)、甘味料(甘草、ステビア)、ビタミンB1

特定原材料（食品表示基準で表示を義務付けるもの）8品目中

・小麦 ・そば が含まれています。

製造国：日本

賞味期限：90日

保存方法：直射日光を避け、常温で保存

【鬼瓦取り扱い上の注意】

※ひび割れ・破損の原因となりますので、直火にかけないでください。

※瓦は油分が染み込む場合もございます。

※瓦を洗う際はスポンジでお願いします。

※使用するにつれ、瓦のいぶし銀は落ちます。

美麗な状態を保ちたい場合は鑑賞用やお花を飾るなど、食事利用以外をおすすめします。

スケジュール

2024年10月中旬頃　Makuakeプロジェクト開始

2024年12月30日　　プロジェクト終了

2025年2月下旬からリターン品発送開始～2025年5月下旬発送完了

※リターン品の発送に関しては、スムーズに発送できるよう対応を進めていきますが、鬼瓦の焼成までお時間かかることもある為ご了承頂けると幸いです。

随時状況を発信していきます。

リターンについて

鬼焼き瓦そばセット（3人前）、城島鬼瓦プレート付き

・鬼焼き瓦そばセット(八女茶そば100g×3玉、つゆ付き) ・城島鬼瓦プレート 鬼焼き瓦そばセット 保存方法/直射日光を避け常温で保存 ※賞味期限：90日

※開封後はお早めにお召し上がりください。

●【超早割】鬼焼き瓦そばセット＆城島鬼瓦プレート付き 50セット　16,830円

●鬼焼き瓦そばセット＆城島鬼瓦プレート付き 150セット　18,700円

鬼焼き瓦そばセット（3人前）、鬼瓦コースター2種付き

・鬼焼き瓦そばセット(八女茶そば100g×3玉、つゆ付き) ・城島鬼瓦コースター2種(いぶし銀・素焼き) 鬼焼き瓦そばセット 保存方法/直射日光を避け常温で保存 ※賞味期限：90日。 ※開封後はお早めにお召し上がりください。

●【超早割】鬼焼き瓦そばセット＆城島鬼瓦コースター2種付き 50セット　8,820円

●鬼焼き瓦そばセット＆城島鬼瓦コースター2種付き 150セット　9,800円

実行者紹介

初めまして。

福岡県太宰府市内山という地域で『鬼焼き瓦そばＫＡＧＵＲＡ』代表の日野 恭孝(ひの やすたか)と申します。

世界全体が社会的・経済的な影響で混沌とした2020年。

自身も例外なく影響を受けましたが、飲食人として改めて『食』に対して在り方を考えさせられ、初心にかえり食事をより愉しんでほしい想いのみで2020年12月に鬼焼き瓦そばＫＡＧＵＲＡを開業しました。

たくさんの想いや経緯を書きましたが、伝統や歴史を繋いでいくことは私１人の力では到底出来ません。

みなさんのお力添えを頂き、鬼焼き瓦そばを通じて≪城島瓦≫を１人でも多くの方に知ってもらい、各所でそれぞれに鬼瓦の歴史を残していければ幸いです。