はじめにごあいさつ

みなさま、初めまして！

元プロ野球選手 川口和久 の妻、川口淳子です。

ご覧いただきまして誠にありがとうございます。

私たちは、4年前から川口和久の生まれ故郷である、鳥取県鳥取市で米づくりを始めています。

中国山脈と日本海に挟まれた肥沃な土地の静かな山沿いで、夏は蛍が飛び交う、清らかな水と空気に恵まれた美しい街です。

川口和久について

川口和久は、広島カープや読売ジャイアンツで投手として活躍した元プロ野球選手です。

鳥取市生まれの川口は鳥取城北高校を卒業後、社会人野球を経て広島カープに入団。その後読売巨人軍に入団、球威のある速球を武器に通算139勝を挙げました。1998 年に現役を引退、その後は解説者や巨人軍コーチとして野球に携わり、2021 年10 月、2 つのやりたいことを胸に故郷の鳥取市にU ターンしました。

1 つは、未来のプロ野球選手を育てること。

県内各地の少年チームのもとへボランティアで赴き、子どもたちを指導しています。

そしてもう1 つが、経験ゼロからの米作りでした。

実家の吉岡温泉近くの休耕田を借り、兄・秀明や地元の仲間たちに教えをこいながら自分の手で、すべての作業をこなしています。

2021 年1 月、移住促進とスポーツ振興を目的に新たに設けられた「とっとりへウェルカニスポーツ総合アンバサダー」を拝任し、鳥取の広報大使としての役目を担っています。また毎日の米づくりと、広報活動を行っています。

（写真左：鳥取県平井知事）　　　　　　（写真右：鳥取県平井知事）

こだわりの米

「川口さんにもらったお米を食べたら、美味しくてもう他のお米は食べれない！」

これまでお裾分けした皆さんからよく頂く言葉です。

心を込めて丁寧に手作りしているお米を褒めて頂いて、とても嬉しく思います。

温泉地に流れ込む山からの綺麗な水と豊かな土の力を大切に、自分たちの田んぼの中で農薬や余計な肥料は使わず、雑草抜きや田んぼのお手入れも、愛情を込めて日々細やかに行っています。

田んぼには、夏は蛍、そして絶滅危惧種にも指定されているかやねずみがやってきます。（田んぼにかやねずみの巣があると豊作のしるしと言われています）

美しい自然環境の中でしか生きられない生き物たちがのびのびと豊かに暮らす環境の中で、私たちの米もすくすくと瑞々しく育ちます。

そんな環境の中、農薬や余計な肥料は使わず、米づくりに取り組んでいます。除草剤に頼らず、田んぼの中に入って自ら草を抜くという原始的な方法を貫いています。

毎年、田打ち車(中耕機)を押して、田んぼの中を人力で歩きながら除草しています。

地味で、孤独で、骨の折れる作業ですが、稲の成長を肌で感じながら過ごすその時期は、どこか「生きている」と実感できる、貴重なひとときです。

応援隊のみなさまの声

今回の応援をいただき達成したいこと

農業の現場では今、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、さまざまな課題があります。

毎年のように耕作できなくなる農地が増えている中で、私たちができる限り受け継いでいきたい。しかし、トラクターなどの大型機械の価格は年々上昇し、たくさんのお米を作っても、利益は機械投資に消えてしまうのが現状です。

そのため機器や設備等を充実させ、より多くの方に「川口和久の米」が届けたい。

どうか、私たちの想いを応援いただけましたら幸いです。

リターンについて

地域の活性化・子どもたちの未来のために

ここまで来られたのは、夫婦で支え合ってきた時間と、助けてくれる友人たち・応援隊の存在、そして何より、この地域で出会った方々の温かさのおかげです。

田んぼを耕すということは、単に米を作ることではありません。土地と、人と、自分自身と向き合い、育てていくことなのだと思うのです。

Uターンして4年。

今もまだ手探りで、失敗も多く先の見えない日々だけれど、

それでも風にそよぐ稲の姿を見ると「やってよかった」と思える。

土を踏みしめ、泥に足をとられながら、今日も田んぼに立っています。

この土地に根を張りながら、夫とともにこれからも生きていきます。

今後のスケジュール

プロジェクトスタート　　2025年9月22日（月）

プロジェクト終了　　　　2025年10月30日（木）　22時まで

リターン発送開始　　　 　2025年12月中旬から順次