肉がおいしく焼けるアルミ製スキレット

創業から50年、アルミ鋳造金型の旭英フォルムが手がけるアウトドアブランド、『KEI × F（ケイバイエフ）』によるアルミ製スキレットが誕生しました。

重量は鉄のおよそ3分の１でありながら、厚さ4mmを超えるアルミは高く均等な熱伝導性を備え、焼き上がる肉のおいしさはまさに極上。もちろん肉だけでなく、野菜のグリルや煮込み料理も、このスキレットを使うだけでおいしく仕上がります。

【くらしき作陽大学 食文化学部との共同研究による実験データ 】

鉄・アルミそれぞれのスキレット（浅型）について、加熱後178秒経過した時のサーモグラフィを比較。

■ 鉄製スキレット

加熱部分の温度が集中的に上がるため、焦げ付きや焼きムラが出やすい。

■ アルミ製スキレット

鍋全体の温度が上がっており、食材を均等に加熱できる。縁の部分に押し付けて焼くことも可能。

真ん中を盛り上げた構造により、調理時に出る脂はスキレットの淵に。余分な脂を落とし、素材の持つ本来の旨味を引き出します。

アルミ製のスキレットは水気に強いことに加え、当商品の表面はアルマイト加工されているため、より錆びにくいのが特徴。洗った後に熱して水分を飛ばす必要がなく、洗剤もお使いいただけるため、保管時も清潔な状態を保てます。

余分な脂を落とし、 焦げつきにくくムラなく肉を焼き上げる

スキレットの厚みは4mm以上。鉄よりも高い伝導性があり、調理する食材に均等に熱を伝えます。

またスキレットは真ん中を盛り上げて設計しており、肉から出た余分な脂は周りに落ちる構造に。

【スキレット（深型）断面図】

砂型鋳造によって表面についた凹凸は油のなじみを良くし、焦げつきを防ぎます。

【くらしき作陽大学 食文化学部との共同研究による実験データ 】

アルミと鉄のスキレットがそれぞれ300℃に到達してから90℃になるまでの、温度の下降状況について調べた実験結果。

アルミ製スキレットの方がゆるやかに下降しており、高い蓄熱性があることがわかっています。

ボリュームのある本体部分は、鉄と同等の高い蓄熱性を持ちながら、重量は鉄のおよそ3分の１。鋳物による調理のメリットを十分引き出しながら、扱いやすさも兼ね備えています。

錆びに強いアルミ製。シーズニングなしでお手入れ簡単

アルミ鋳物は水気に強いことに加え、当商品の表面はアルマイト加工されているため、より錆びにくいのが特徴。

食材が付着したままになっていた場合や、お手入れ後に水分が残ってしまった場合も錆びの心配はありません。

洗った後に熱して水分を飛ばす必要がなく、洗剤も使用可。清潔な状態を保ちやすい素材です。

※お手入れの際は通常のスポンジやたわしをお使いください。金属系のたわしやヘラなどで表面をこすると、表面に傷がつく場合があります。

砂型鋳造のため、表面にできた凹凸には油がなじみやすく、食品が焦げつきにくい特長があります。

※適切な温度でご使用ください。

鉄より軽いアルミ鋳物。着脱式のハンドルでコンパクト収納

アルミ製スキレットの重量は、鉄のおよそ3分の１。調理やお手入れ、持ち運びの負担を軽減しながら、キャンプのパートナーとしての存在感は存分に発揮。ソロ、グループ、ファミリーと、どんなスタイルのキャンプでも活躍します。

収納バッグには、深型・浅型（フタ）、取手が収納可能。サイドポットは深型の中に入れることも。（注：収納バッグの色は黒、ロゴマークは白になります）

ハンドルは着脱式で、本体との接合部分は安定感抜群。長く緻密なバイク部品を製造してきたノウハウを活かし、デザイン面でも安全性には可能な限りの配慮をしています。

グリップ部分は手のひら全体に重みが伝わる設計。一か所に支点が集中することなく握った手のひら全体で本体を支えるため、たくさんの食材を載せても支えやすいデザインです。

※本製品は意匠登録出願済みです。

※KEI×Fのロゴと読みは商標登録出願済みです。

アルミ鋳造金型の老舗、旭英フォルムの手込め砂型鋳造技術

商品を数千個単位の大量生産ではなく、今回お届けするスキレットのようにオーダーメイドで少量生産する『手込め砂型鋳造』と呼ばれる手法を用い、一点ずつ手作りした砂の型に金属を流し込み、固まった後は型を壊して製品を取り出します。

砂型の型を形成する砂。

作業は全て職人による手作業。

作業に携わる全ての職人に、高い技術が求められます。

製品には砂型ならではの凹凸が。世界に一つしかないオンリーワンの模様は、油のなじみを良くし焦げつきを防ぐという特長も。

表面に現れた凹凸は、この時使われる砂の形。2つとして同じものはなく、すべて一点もののハンドワークです。

職人による丁寧な手仕事は、日常生活の喧騒を離れて自分と向き合う時間にふさわしい一品。質感の良い手ざわりときめ細やかな仕上げが、何にも代え難い贅沢な時間を満たします。

キャンプ飯こそ繊細に。五角形へのこだわり

KEI × F（ケイバイエフ）初のプロダクトとなるスキレットは、前例のない五角形に。

これには朝の自然も夜の自然も、KEI×Fとともに楽しんでもらいたいという思いを込めて、古来より「星」を意味するフォルムにしたことが理由のひとつです。

また機能面からは、浅型をフタとして利用したとき、五角形の角を利用してフタをずらすことで、蒸気を逃して鍋内の温度調節を可能に。

さらには取手から近い角を注ぎ口にすると、円形のスキレットのように真横に傾けて注ぐときよりも手首への負担が軽減されるように設計。

角に溜まった油も掃除しやすいなど、様々な面から使用される方のストレスを取り除き、ゆったりと料理を楽しんでいただけるよう配慮しました。

ご使用方法

本体、フタ、取手はバラバラに。コンパクトに収納して持ち運び可能です。

※なべ底には、「Made in Japan Kurashiki」のロゴが加わります。

肉や野菜のグリルはフタで、シチューなど煮込み料理は本体で。使い分けるとバリエーションが広がります

シチューを温めながら、焼き上がった肉や野菜も保温。寒い季節もアツアツの料理が楽しめます。

浅型のスキレットはフタとしても活用でき、蒸し料理やダッチオーブンとして使用することも。（注：炭火を使用する際は300℃以下で使用下さい）

サイドポットはソースやスープを温めるのに最適。

同時に調理できるため、アツアツの出来上がりを楽しんで。

水洗いの後は自然乾燥でも◎

片付けの後は、夕焼けや星空をのんびり眺めて…

仕様

■ スキレット深型

・重量：1kg
・サイズ：21cm(W)× 5cm(H)
・素材：アルミニウム合金
・表面加工：アルマイト加工

【取手】
・ステンレススチール
・重量75g
・長さ15cm

■ スキレット浅型（フタ）

・重量：800g
・サイズ：22cm(W)×2cm(H)
・素材：アルミニウム合金
・表面加工：アルマイト加工

【取手】
・ステンレススチール
・重量75g
・長さ15cm

■ サイドポット

・重量：170g
・サイズ：10cm(W)×7cm(D)×3.5cm(H)
・容量：約80ml
・素材：アルミニウム合金
・表面加工：アルマイト加工

【取手】
・ステンレススチール

■ 帆布製収納バッグ

・大きさ：290cm×320cm
・重量：250g
・素材：帆布

※ 本体の色は黒になります。
※ ロゴマークの色は白になります。

調理例

リターンについて

■ 今すぐキャンプへ！アルミ製スキレット フルセット

アルミ製スキレット深型、アルミ製スキレット浅型（フタ）、取手（2個）、サイドポット、収納バッグがついたフルセットです。

これさえあれば、今すぐキャンプで調理OK！

ソロキャンデビューにも、キャンプスターターにも、2輪キャンパーにもおすすめ。

コンパクトで多機能なセットです。

■ アルミ製スキレット深型

KEI × F（ケイバイエフ）による新商品、アルミ製スキレット深型です。

取手が付属します。（※浅型のスキレットは付属しません）

■ アルミ製スキレット浅型（フタ）

KEI × F（ケイバイエフ）による新商品、アルミ製スキレット浅型です。

フライパンとして焼き物などの調理に向いています。

上記のアルミ製スキレット深型のフタとして使用することも可能です。

取手が付属します。

■ アルミ製サイドポット

ソースやスープなどを温めることができるアルミ製のポットです。アルミ製スキレットのサイドに掛け、メインディッシュと同時に加熱することができます。

※形状は写真のものとは若干変更になります。

■ 帆布製収納バッグ

アルミ製スキレット深型・浅型、取手、サイドポットを収納できる、帆布製のバッグです。

※本体の色は黒になります。
※ロゴマークの色は白になります。

KEI × Fについて

KEI × F（ケイバイエフ）はアメリカ発有名バイクメーカーや国内二輪車全メーカーの、二輪車用シートのアルミ金型を長く製造してきたアルミ鋳造の老舗、旭英フォルムが生んだアウトドアブランドです。

01 アルミ鋳造金型50年の歴史が支えるハイクオリティ

KEI × Fは、1971年に創業した旭英フォルムがプロデュースするアウトドアブランド。50年以上かけて蓄積してきたアルミ鋳造金型の技術によって、剛健かつ洗練された一点ものの製品を製造しています。

アルミ鋳造の技術はアメリカの有名バイクメーカーや、国内二輪車全メーカーなど世界に名だたるブランドの製品を支えてきたクオリティ。バイクやボート、四輪車といった過酷な環境下を走り切る頑強さと、工業製品としてユーザーの審美眼に耐えるデザイン性を兼ね備えています。

02 学術研究をベースに、「美味しい」を追求した製品開発

本製品はくらしき作陽大学 食文化学科の協力を得て、「美味しい」にこだわった製品開発を行いました。

研究室では火力の安定しない焚火調理を想定し、アルミの持つ熱の均一な伝導性や蓄熱性、焦げつきを検証。

接触面に均等に熱を行き渡らせることで肉は外側を一気に焼き上げ、食べたとき口いっぱいに広がる肉汁を内包。澄んだ空気とともに鼻腔をくすぐる香ばしい焼き上がりを実現しました。

星空の下、そして朝の爽やかな光の中での、至福の食事をお約束します。

【鉄・アルミそれぞれのスキレット（浅型）について、加熱後178秒経過した時のサーモグラフィを比較】

■ 鉄製スキレット

加熱部分の温度が集中的に上がるため、焦げ付きや焼きムラが出やすい。

■ アルミ製スキレット

鍋全体の温度が上がっており、食材を均等に加熱できる。縁の部分に押し付けて焼くことも可能。

研究室ではアウトドアでの調理方法やレシピも同時提案していきます。お客様が手にした製品によっておいしさも存分に楽しんでいただけるよう、継続的に開発を行っています。

【共同開発責任者 くらしき作陽大学 食文化学部 河村 敦教授】

・広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程 単位取得退学（学術修士）
・くらしき作陽大学食文化学部 教授（消費者心理学、商品開発学）

03 『F』に込めた想いと、⾃社職人による手込め砂型鋳造

ブランド名『KEI × F』の由来は、社名であるK（旭）EI（英）に加えて、Friend（友だち）やFamily（家族）、Function（機能）、Future（未来）、Fun（楽しい）といった、製品に込めた「つながりを広げていくこと」にまつわる単語を表すもの。

私たちの製品がキャンプを通じて人と人、人と自然のつながりを深め、人や環境保全の輪を広げていくことへの願いを込めました。

製造の際は主に『手込め砂型鋳造』という手法を用いており、型は職人が一点ずつ砂を使って成型。刻み込まれる砂の模様も世界にひとつだけの一点モノです。

04 岡山発、バイクが繋いだ大自然への夢

KEI × F（ケイバイエフ）の製造元である旭英フォルムは岡山県倉敷市に拠点を置き、長くバイク製品の製造に携わってきました。

手がけてきたのはアメリカ発有名バイクメーカーと、国内のメジャーな全バイクメーカーのウレタンシートの金型。長く続けるうちに、自然とバイクを愛する人たちが集まるようになりました。

そしてライダーが集まれば、話題になるのは愛車と駆け抜けた大自然の素晴らしさ。愛車を背に焚火を囲んだ彼らの思い出話が、私たちに新しい世界をもたらしてくれたのです。

バイクと同様擦り切れるまで履いたジーンズも、彼らが誇る旅の同行者。私たちも地元倉敷発のデニムのように、大自然を愛する人たちに寄り添い、擦り切れるまでともにあることを願って商品をお届けいたします。

05 朝の自然も、夜の自然もKEI×Fとともに

ロゴマークには社名である「旭英フォルム」の旭（朝日）にちなんで、太陽を表すアーチを配置。古来より「星」を意味する五角形を初めてのプロダクトに採り入れ、朝の自然も夜の自然も、KEI×Fとともに楽しんでもらいたいという思いを込めました。

焚火とともに深い夜の森に憩う時も、眩しい海とともに朝を迎える時も。

私たちはプロダクトを通じて、キャンパーと大自然とを結びます。

撮影協力：フォレスタ！早島町ふれあいの森公園 キャンプ場

使用上の注意

・IH電磁調理器にはお使いいただけません。

・お手入れの際は通常のスポンジやたわしをお使いください。金属系のたわしやヘラなどで表面をこすると、加工に傷がつく場合があります。

・アルミ素材と表面加工の特性上、300℃以下でご使用ください。

・スキレットを傾けすぎると取手から外れる場合があります。

・空焚き厳禁です。

本商品はR1ものづくり補助金による開発商品です。