はじめに

はじめまして、kinudianと申します。

私たちは織物のまち、丹後で日々丁寧にシルクを織っています。

シルクは、コットンなどの他の糸と比べて細く、湿度や気候などにも左右される難しい素材です。

シルクの良さを知っている人もそうでない人にも、より多くの人へシルクを届けたいと思い、シャツブランド「kinudian」を立ち上げました。

kinudian(キヌディアン)は、「シルクを楽しむ人々」という意味が込められた造語です。歴史ある日本の絹の存在を、より日常的に体感してほしい。そしてこの控えめだけどこだわりあるモノづくりへの情熱が波及していくことを願う想いからkinudianは生まれました。

日々、自宅でケアが簡単にできるように、日本の丹後の産地でウォッシャブルシルク加工を施しています。どんなときでも、快適なシルクのある暮らしをお楽しみください。

プロジェクト詳細

Kinudianのシャツは

1 . 丹後のシャトル織機で織った生地

2 . 上品だけど気取らないデザイン

3 . シルクという素材

の3つの特徴があります

kinudianの生地を織るのは高級織物「丹後ちりめん」用のシャトル織機。

ちりめんとは複数の糸同士をねじり合わせて1本にした太い糸がよこ糸に使われた織物。

そのため通常のシャトル織機と比べてたて糸部分が長く、よこ糸も太い撚糸された糸を使うため打ち込みが強い特別な織機です。

和装から洋装への移り変わり、機屋の減少などもあり、織機の生産を行っているメーカーすでになく、日本でも大変希少なものとなっております。

日本全国から部品を集めて修理しながら、大切に使い続けています。

※モデル身長174cm

今回のkinudianではこのシャトル織機でちりめんよりも細い糸でシャツ生地を織ることによってしっかり糸同士は高密度でありながら、空気をふくんだようなふんわりとしたふくらみを保ちました。

もちろんシルクならではのすべるような肌ざわりと独特の光沢は残したまま、まるでコットンのような密度と風合いを兼ね備えております。

今回のオフィサーシャツでは宮眞の特別なシルク生地を100%使用。

しかし、洋服というものはどんな上質な生地を使っていようと、芸術品のように着られずに飾られているだけではその良質さを実感することはできない。

そう考える私たちはあえて、どんな場面にもフィットするカジュアルなシャツに仕上げました。

デザインはイギリス軍のヴィンテージオフィサーシャツよりデティールを抽出。

スタンドカラーの特徴的な襟、ダブルカフス仕様の袖、乳白色の白蝶貝のボタンなど、細部にもこだわりが詰まっています

上品だけど、肩の力が抜けるようなデザイン。

ウォッシャブル加工がほどこしてあるので、シルクだからと気構えることなく、
ただ着る。ただ街を歩く。そんななんでもない日常に寄り添います。

※モデル身長184cm

リモートでの会議などすこし綺麗に装いたい。そんな場面にも違和感なくさらりと着用いただけます。

実はシルクは天然の高機能素材。ここではまずシルク素材の機能について紹介します。

ー特有の光沢
原料となる絹糸の繊維に含まれるフィブロインというタンパク質は、断面がプリズム状になっています。これが光を乱反射させ、真珠のような光沢を出しています。

ー優しい着心地
シルクは肌の成分に近い約20種類のアミノ酸を含むタンパク質でできています。そのため、肌馴染みが良く、また肌への刺激が少なく皮膚の弱い方でも着用することができます。

ー放湿、吸湿効果
放湿効果によって夏場はサラサラとした着心地を維持しやすく、冬場になると吸湿効果によって暖かさが維持されます。また保湿性も高いため、静電気が起きにくかったり埃などの汚れが付着しにくいです。

ー環境にやさしいサステナブル素材
約5000年前から私たちの生活と共にあったシルク。蚕の繭はもちろんのこと蛹とそこから取れる油まで、シルクは捨てるところがないサステイナブルな素材としても今、改めて注目されています。


ヒトにも環境にもやさしいシルク。しかし現在、日本ではシルク素材を扱う工場は年々減少傾向にあり、日本産のシルク織物はとても希少なものになっています。

仕様

実行者紹介

宮眞株式会社 宮﨑輝彦

こんにちは。宮眞株式会社の宮﨑です
私たち宮眞株式会社は個人の機屋から始まり、創業から長年シルクを織ってきました。

時代と共に半襟や帯揚げなどの和装用の生地から洋装の生地へと移り変わる中、創業の頃からシルクと共に歩んできた私たちは、より多くの人へシルクへの共感を波及させたいと思い今回ブランドを立ち上げました。

シルクのシャツ地を織る機屋はここ絹の産地、丹後でも珍しいですが、だからこそ生地のプロフェッショナルとして培ってきた知恵と技術を、洋服へと落としこみたい。

そんな思いから生まれた「kinudian」をどうぞよろしくお願いいたします。

今回、宮眞株式会社の宮﨑さんと共に「kinudian」の立ち上げに協力させていただきましたCRAHUGです。

私たちは工場発信のモノづくりと未来の暮らしを繋ぐD to C サポートプロジェクトです。

日本の職人たちが継承してきた匠のモノづくりと長年積み重ねてきた知恵や工夫を次の世代に繋げていくために、変化していくことに挑戦する工場と出会い、語り、考え、D to C 向けのビジネス構築に必要なブランディング、企画、WEB ジャーナル、E コマース販売のサポートをしております。

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スケジュール

1/16(日) プロジェクト開始

2/27(木) プロジェクト終了

3月上旬 リターンお届け開始

3月下旬 一般販売開始