◇北区おでんって、なに？

笑顔で作り、笑顔で食べる、「北区おでん」

「北区おでん」を推進して、北区をおでん区と呼ばせたい。そんな思いから、私たちは平成２３年から「北区おでん」で出店したり、独自のイベントを行ってきました。

北とぴあで行われたキックオフ・イベントでは花川区長のご挨拶をいただきました。

赤羽花火会に出店して、はじめて「なんだか北区はおでんらしいよ」とうわさが立ちました。

小田原おでんサミットに参加したけど、知名度がイマイチでニュースなどではあまり取り上げてもらえませんでした。

赤羽馬鹿祭りでは、おでんをはじめ、五色の揚げボールがビールのおつまみに好評でした。

◇どうして、北区がおでんなの？

北区には、桜で有名な飛鳥山があり、江戸の庶民は、豆腐などの田楽をおつまみに、花見を楽しみました。

戦後は工場が多く集まり、働くお母さんたちはお鍋をもって屋台のおでんを買い、こどもたちのおやつや晩御飯のおかずにはかかせないものでした。

また、北区は水がきれいで、お魚を材料にした練もの屋さんも多く、２３区唯一の造り酒屋さんもあります。東京のソウルフード、「ちくわぶ」の製造工場もあるんですよ。

そしてなにより、「北区おでん、おもしろそうじゃん！」って思ってくれたお店の方々が、ちくわぶのチュロスを考え付いたり

おでんパンを発明したり

ポトフは「洋風おでんだ」って気づいたり

じわじわと「北区おでん」は浸透してきているのです。

◇北区おでんのうた、誕生

北区おでんを盛り上げよう、と、事業者さんたちが集まったり、勝手連が応援したり、そんな中から、公式テーマソング「北区おでんのうた」が産声をあげました。

でもまだ生まれたての赤ちゃんです。

ページトップのYoutubeの動画を是非再生してみてください。デモ版がアップされています。

この歌を育てたい。みんなに広く知ってもらいたい。

そんな想いで、「北区おでんのうた」プロジェクトは立ち上がりました。

◇音楽のチカラと北区おでん

「北区おでんのうた」を北区出身の歌手・大出久美子さんに歌っていただけることになりました。

食のチカラで町おこし、これは、各地で実践され、確かに効果を上げているところも多いと聞きます。

でも、そこに音楽が加わったら？

音楽、特に歌は、誰でも、いろいろなところで参加できます。みんなが一体になれるとしたら、音楽の持つチカラはとても大きい。

ふわっと立ちのぼるお出汁の香りの湯気、はふっはふって口に入れるとじゅわっとひろがる味、心地よいおでんソングが聞こえてくる。

素敵なひとときが過ごせる予感がしてきます。

「北区おでんのうた」プロジェクトは、「北区おでんのうた」を皆様に聞いていただくために、９月までにはスタジオでレコーディングしたり、ミキシングしたりして良いものを作り、さらには吹奏楽譜面も現在アレンジを依頼中で、区内の小中学校などの吹奏楽団にも是非演奏してほしい、と考えています。

１０月１０日「北区おでん」の日、１０月１１日赤羽花火会・商店街秋祭りに、大出久美子さんに歌っていただけることを目標に、今すすめています。

※大出久美子さんプロフィール

北区出身、ハウオリカラオケサークル主宰　北区のイベントなど多数出演。定評のある歌声は、おでんのように心に沁みて、ほっと温まります。

◇そして、もう「北区」を知らない人はいない

「赤羽って、埼玉だっけ？」と言われることもありました。王子での待ち合わせに、八王子に行ってしまった人もいました。

一部では有名な漫画もありますが、まだまだ北区はちゃんと知られていない。

だけど、これからは「北区おでんのうた」を多くの人が口ずさみ、「北区知ってる、おでんで有名だよね」と言ってほしい。

そんな私たちのプロジェクトへのご支援を、心よりお願いします。